見出し画像

CFOの経営戦略:なぜCFOが経営戦略に携わらなくてはいけないのか、携わるからエクイティストーリーを磨いていける

CFOはボードメンバーであるから経営戦略に関わらなくてはいけません。

一方でCEOを中心にCOOと経営戦略を策定するケースなどもありますが、
CFOが経営戦略の策定関わらないと、結果論だけで分析することになり、
CFOとしている意味がなくなります。

結果論で、予実分析やROIやROICなどを実施しても、
それはCFOとしての業務で求められていることではありません。

CXOとして、経営にコミットしてることから経営としてどこに向かうのかを
示していける話ができないといけません。



経営がどこに向かうのかをボードメンバーとして議論できるということは、
自分なりのエクイティストーリーができているからです。
エクイティストーリーがあるから、経営戦略ができ、
その経営戦略が事業計画や予算に落とし込まれることになります。


自分が関わった経営戦略だから軌道修正しなくてはいけ時も
ローリングしなくてはいけない時にも、主体的に動くことができます。


またそもそもファイナンスに責任があるもとして計画段階で、
例えばROIであるなら、Iの部分(=投資)について、
その投資額がどれだけ妥当なものであるのかを把握し、
議論できなくてはいけません。


例えば、投資であれば、
・投資額が妥当なのか
    →投資額が多すぎないのか、少ないのではないか
・投資額が適切なタイミングで実行されるのか
    →投資スケジュールがあるのか
    →投資には事前準備は必要なのか否か
・投資にはKPIが設定されているのか
・他社と投資について何が違うのか
・投資と営業戦略やプロダクト開発のスケジュールに整合性はあるのか


上記のような論点がすぐに設定でき、具体的な数字で議論ができるようで
することでCFOとしての存在感も高まります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?