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CFOの戦略策定:スタートアップでは3ヶ月(1ヶ月)ごとに戦略を見直すくらいがちょうど良い、資金調達ラウンドごとには必ず戦略は見直す

資金調達を実施する場合には、このテーマで資金調達をします、
というような項目があります。


例えば、
プロダクト開発、
人材獲得、
営業強化、
などはよく聞く内容です。


もちろん企業成長には必要なテーマなのですが、
営業強化を具体的に、2Bなのか2Cなのかだけでも
大きなテーマになります。

ここでは、
2B、2Cをそれぞれどのように獲得していきます、
という箇所が戦略であり、
この戦略がどれだけ磨かれているかが資金調達を
成功させる上で重要な項目になります。



ただし資金調達後に、
資金調達でPitchした戦略に良くも悪くも
こだわることは危険です。

戦略がうまくいかないことを前提に資金調達後は
事業を進めなくてはいけません。



投資家は戦略に出資をしたわけではありません。
事業計画どおりに進められるかの方が重要なのです。

資金調達後には3ヶ月くらい、
もしくは1ヶ月くらいのスパンで戦略は
見直しをしていかないと
次の資金調達ラウンドを成功させることは
難しくなってしまいます。


さらに次の資金調達ラウンドを実行するために
必ず実行するのは、
新しい戦略を必ず策定すること、
前回ラウンドの戦略をそのまま踏襲することは、
よほど事業が加速している以外は
戦略を大幅に見直します。

ここで戦略を見直す意味は、
さらに大きな世界観で市場に出ていくこと、
既存事業ではアッパーが決まってしまう可能性が高い、
ということになります。

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