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CFOの資金調達:企業価値をどうしたら上げられるか、を考え続けるのがCFOの仕事になる|資金調達期間だけではないCFOの仕事

資本政策を意識し、資金調達を実行する

CFOが資金調達期間以外で何をするのかで、
企業価値は大きく変わります。

スタートアップではCFOはエクイティでの資金調達をすること、
が至上命題にもなり、
CFOはエクイティ資金調達しかしないとも
考えがちになってしまいますが、
実際は、資金調達はデットでの資金調達もあるわけです。

特に資金調達環境が悪いと言われ続けている現状で、
エクイティを中心に企業成長を考えているのは、
資本政策上のリスクが高くなるだけになります。

資金調達期間以外でCFO価値を発揮する

もともと設定していた資金調達期間でなくても、
必要であれば資金調達をしたほうが良いわけです。

例えば、ランウェイが12ヶ月あっても、
調達環境が悪いからデットで1億円借りたほうが良い、
J-KISSで資金を確保する動きをする、
など、
事業とファイナンスのバランスをとって、
適切な資金調達タイミングを
CFOが作り出せるかが重要になります。

資金調達向けに魅力的なトラックを準備する

特にエクイティで資金調達をする場合には、
何のKPIが伸びて、そのKPIが売上と今後の事業に
どのようなインパクトを出せるのかを説明できる
トラックが必要になってきます。

やみくもにKPIを設定しても、良い結果にはなりません。
とくにエクイティストーリーとも連動していると
KPIとしては、さらに良いものになるはずです。

何をKPIと追っているのか、
そのKPIを伸ばすことができるのか、
ということを、CFOでしっかりと考察する必要があります。

事業計画が現場から上がってきても、
何も結果がでそうにないKPIが設定されているなら、
結果がでるKPIに設定しなおさなくてはなりません。


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