コトー(ワイルドカード)

スポーツと酒をこよなく愛する五流ブロガー、西武ファン、アンチ巨人。スポーツを中心に、世…

コトー(ワイルドカード)

スポーツと酒をこよなく愛する五流ブロガー、西武ファン、アンチ巨人。スポーツを中心に、世の中の出来事、政治、ビジネス等について徒然なるままに語ります。好きな言葉は、「3番秋山・4番清原・5番デストラーデ」。

記事一覧

読書会「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」を終えて

先日、私が主催するスポーツについて語るサロンで読書会を行った。課題図書は「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」だ。野球等のスポーツが好きな方のみならず…

栗山巧の通算2000本安打に寄せて

埼玉西武ライオンズの栗山巧が9月4日の楽天戦でプロ野球史上54人目の通算2000本安打を達成した。高卒からプロ入り20年目での偉業達成となった。 惜しくも試合では負けてし…

大相撲名古屋場所の展望

7月4日に始まった大相撲7月場所。例年3月場所は大阪、7月場所は名古屋、11月場所は九州(福岡)と年3回地方場所が行われるが、今場所は名古屋で開催されており、実に1年4か…

Weekly Sports (20210606-0613)

この1週間の気になったニュースを徒然なるままに。 ■ 野球 <NPB> ・コロナ感染によって開催できなかった3試合を除いて試合が終了し、ここまでセ・リーグが48勝46敗と戦…

【東京五輪】野球日本代表メンバー選出案について(5月初頭時点)

■ はじめに 新型コロナウイルスの感染状況は縮退することなく、未だ東京五輪の開催は危ぶまれている状況だが、アスリートは今できる準備を行っている。野球とて今年は観客…

誰よりも早い第97回箱根駅伝所感

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、大会そのものの開催すら危ぶまれた今大会。割れんばかりの大歓声がそこにはなく、いつもなら帰りを待ってくれる仲間の姿もない異例…

1年に1度の恩師を囲む会を終えて

昨日は学生時代より師事している方の1年に1度の囲む会でした。 この会を定期的に重ねてからは、実に5回目。 緩~く行っているのが継続するうえで功を奏している気がします…

コロナ渦での2020年プロ野球~概観と率直な思い~

コロナ禍で大幅に遅れて6月19日に開幕したプロ野球はソフトバンクホークスの日本一で11月25日に閉幕しました。プロ野球ファンとして開催の危機すら感じていた中で、よく120…

【登山録】日本百名山 巻機山 (2020年8月)

今週は夏季休暇で、久方ぶりに登山しました。今回私が選んだのは、日本百名山の一つでもある巻機山(まきはたやま)です。巻機山は、新潟県南魚沼市と群馬県みなかみ町の境に…

誰よりも早い大相撲7月場所総括

先場所(5月場所)は新型コロナウイルスの影響でやむなく、場所が中止に追い込まれましたが、7月場所は例年名古屋開催ですが、やはり特別対応とし、東京(両国国技館)で開…

【読書録】Harvard Business Review(2020年7月号)リーダーという仕事

ハーバードビジネスレビューを定期購読するようになって久しいが、昨今様々な本が積読状態になっており、割り込んでくるため笑、本書の読書が不十分な状態が続いていた。…

【ブックカバーチャレンジ7日目】 「働くことについての本当に大切なこと」(古野庸一)

※Facebookでの投稿を転載したものです 7日目最終日はリクルートマネジメントソリューションズの組織行動研究所を率いている古野庸一さんの著書です。 本書は、約1年前の3…

【ブックカバーチャレンジ6日目】 「限界の正体」(為末大)

※Facebookでの投稿を転載したものです。また、本書については以前ブログ記事でも読書録を纏めているので併せてご参照くださいませhttps://note.com/wildcard_koto/n/n85b1

【ブックカバーチャレンジ5日目】 「そろそろ、世界のフツーをはじめませんか」(今北純一・船川淳志)

※Facebookでの投稿を転載したものです 5日目は今北純一さんと船川淳志さんの共著です。 本書は、お二人が、これまでのコンサルティングや人材育成の経験を通じて、日本人…

【ブックカバーチャレンジ4日目】 「ざっくり分かるファイナンス」(石野雄一)

※Facebookで投稿した記事を転載したものです 4日目は3大経営資源「ヒト」、「モノ」、「カネ」で言うところの「カネ」にカテゴライズされるこちらの書籍です。 2012年に…

【ブックカバーチャレンジ3日目】 「29歳からの人生戦略ノート」(金田博之)

※Facebookで投稿した記事を転載したものです 著者は、当時SAPに勤めていた金田博之さん。 これを手にしたのは、32歳のときです。 2日目に本社の経営企画部に在籍していた…

読書会「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」を終えて

読書会「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」を終えて

先日、私が主催するスポーツについて語るサロンで読書会を行った。課題図書は「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」だ。野球等のスポーツが好きな方のみならず、ビジネスパーソンの間で幅広く支持されている話題の図書である。

1.はじめに

著者の鈴木忠平氏は、日刊スポーツ新聞社に勤め、プロ野球担当記者を16年間担当。現在はフリーランスに転じている。本書は、名古屋赴任時に落合博満氏と氏が率いた中日

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栗山巧の通算2000本安打に寄せて

栗山巧の通算2000本安打に寄せて

埼玉西武ライオンズの栗山巧が9月4日の楽天戦でプロ野球史上54人目の通算2000本安打を達成した。高卒からプロ入り20年目での偉業達成となった。
惜しくも試合では負けてしまい、同選手の偉業に白星を添えることはできなかったが、記録達成直後には、元チームメイトの銀次郎、同期の中村剛也から花束を贈呈されるなど、西武ファンにとっては嬉しく、誇らしいゲームとなった。

2000本安打とは長いプロ野球の歴史で

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大相撲名古屋場所の展望

大相撲名古屋場所の展望

7月4日に始まった大相撲7月場所。例年3月場所は大阪、7月場所は名古屋、11月場所は九州(福岡)と年3回地方場所が行われるが、今場所は名古屋で開催されており、実に1年4か月ぶりの地方場所となっている。それでも協会、力士、ファンは引き続き、緊張感を持った興行運営が求められる。熱い声援はなくても、多くの熱戦を期待したいところだ。
さて、2日目を終えたところであるが、今場所のトピックと展望について語りた

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Weekly Sports (20210606-0613)

Weekly Sports (20210606-0613)

この1週間の気になったニュースを徒然なるままに。

■ 野球
<NPB>
・コロナ感染によって開催できなかった3試合を除いて試合が終了し、ここまでセ・リーグが48勝46敗と戦前の予想を上回る健闘を見せている。
交流戦が始まった2005年以降、セ・リーグが勝ち越したのは2009年のみであり、両者には実力差があるという見方が強かった。
特に交流戦での躍進が目立ったのが、DeNAと中日でそれまでの不振が

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【東京五輪】野球日本代表メンバー選出案について(5月初頭時点)

【東京五輪】野球日本代表メンバー選出案について(5月初頭時点)

■ はじめに
新型コロナウイルスの感染状況は縮退することなく、未だ東京五輪の開催は危ぶまれている状況だが、アスリートは今できる準備を行っている。野球とて今年は観客の入場制限や無観客での運営など、各球団難しい舵取りを行い、選手達も今まで以上に自己管理を重ねながら、ペナントレースを戦っている状況だ。開催の賛否は様々な点であろうが、開催前提で代表メンバーを展望してみた。

ところで野球は、2008年の北

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誰よりも早い第97回箱根駅伝所感

誰よりも早い第97回箱根駅伝所感

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、大会そのものの開催すら危ぶまれた今大会。割れんばかりの大歓声がそこにはなく、いつもなら帰りを待ってくれる仲間の姿もない異例の大会となった。
総合優勝は、かつて「平成の常勝軍団」とも呼ばれた駒沢大。名物監督の闘将大八木監督が鍛え上げて実績を出してきたが、ここ12年は優勝から遠ざかり、予選会から臨む年も経験するなど、苦い時代を過ごしてきた。9区を終わって3分19秒

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1年に1度の恩師を囲む会を終えて

1年に1度の恩師を囲む会を終えて

昨日は学生時代より師事している方の1年に1度の囲む会でした。
この会を定期的に重ねてからは、実に5回目。
緩~く行っているのが継続するうえで功を奏している気がします。
私は運営全般、司会を担当しました。

コンテンツは以下の通りです。

第1部はワークショップとしました。
前半部は、今回は上記先生がかつて共にビジネスを行った間柄でもある経営者の方をお招きし、講演頂きました。ライフラインチャートを用

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コロナ渦での2020年プロ野球~概観と率直な思い~

コロナ渦での2020年プロ野球~概観と率直な思い~

コロナ禍で大幅に遅れて6月19日に開幕したプロ野球はソフトバンクホークスの日本一で11月25日に閉幕しました。プロ野球ファンとして開催の危機すら感じていた中で、よく120試合も開催でき、何とか形にした機構や関係者の皆さんに感謝しています。

また、例年と何もかも違う中で選手もよくやったと労いの気持ちにも浸っています。
プロ野球は例年はざっとこんなスケジュールで動いており、12月、1月は完全なシーズ

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【登山録】日本百名山 巻機山 (2020年8月)

【登山録】日本百名山 巻機山 (2020年8月)

今週は夏季休暇で、久方ぶりに登山しました。今回私が選んだのは、日本百名山の一つでもある巻機山(まきはたやま)です。巻機山は、新潟県南魚沼市と群馬県みなかみ町の境に位置しており、三国山脈の一角を担う標高1967mの山です。関越道でガーラ湯沢で有名な湯沢より更に新潟よりに車を進め、塩沢石内ICが最寄りとなるエリアです。
今回は六日町のホテルに前泊して登りました。簡単ですが、その記録を残しておこうと思い

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誰よりも早い大相撲7月場所総括

誰よりも早い大相撲7月場所総括

先場所(5月場所)は新型コロナウイルスの影響でやむなく、場所が中止に追い込まれましたが、7月場所は例年名古屋開催ですが、やはり特別対応とし、東京(両国国技館)で開催されました。お客さんは2500人を上限とする等、感染拡大対策に万全を期しての開催です。

 優勝争い
さて、今場所は2横綱、2大関が揃ってスタートしたものの、横綱鶴竜が初日遠藤に敗れる波乱で幕を明けると、翌日には休場を発表し、荒れ模様

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【読書録】Harvard Business Review(2020年7月号)リーダーという仕事

【読書録】Harvard Business Review(2020年7月号)リーダーという仕事

ハーバードビジネスレビューを定期購読するようになって久しいが、昨今様々な本が積読状態になっており、割り込んでくるため笑、本書の読書が不十分な状態が続いていた。そんな折に、ビジネススクールの同窓の方が本書の読書会を毎月開催していることを知り、上記の状況を打破すべく、まずは「参加予定」を思い切って押下。自分に軽いプレッシャーをかけ笑、読書会の日に間に合うように指定された記事を読んで参加した。

読書

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【ブックカバーチャレンジ7日目】
「働くことについての本当に大切なこと」(古野庸一)

【ブックカバーチャレンジ7日目】 「働くことについての本当に大切なこと」(古野庸一)

※Facebookでの投稿を転載したものです

7日目最終日はリクルートマネジメントソリューションズの組織行動研究所を率いている古野庸一さんの著書です。
本書は、約1年前の3月末に出版され、Facebook上で話題になっていたことで知り、手に取りました。
昨年のGWは平成から令和に跨る10連休でしたが、プロジェクトでほぼ1年休暇を取得していなかった私にとっては、リフレッシュの絶好の機会であり、旅行

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【ブックカバーチャレンジ6日目】
「限界の正体」(為末大)

【ブックカバーチャレンジ6日目】 「限界の正体」(為末大)

※Facebookでの投稿を転載したものです。また、本書については以前ブログ記事でも読書録を纏めているので併せてご参照くださいませhttps://note.com/wildcard_koto/n/n85b11500b855

6日目は元陸上競技選手の為末大さんの著書です。
為末さんは、2001年(エドモントン)、2005年(ヘルシンキ)の世界選手権で、400mハードルで銅メダルを獲得。
この種目で

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【ブックカバーチャレンジ5日目】
「そろそろ、世界のフツーをはじめませんか」(今北純一・船川淳志)

【ブックカバーチャレンジ5日目】 「そろそろ、世界のフツーをはじめませんか」(今北純一・船川淳志)

※Facebookでの投稿を転載したものです

5日目は今北純一さんと船川淳志さんの共著です。
本書は、お二人が、これまでのコンサルティングや人材育成の経験を通じて、日本人に真のグローバルリーダーが育っていない、世界のビジネスマンならば普通に実践できている作法ができていないということを真剣に危惧され、それを打破するためにどうすればよいかを対談を通じて炙り出していく形式です。全般的に手厳しい内容です

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【ブックカバーチャレンジ4日目】
「ざっくり分かるファイナンス」(石野雄一)

【ブックカバーチャレンジ4日目】 「ざっくり分かるファイナンス」(石野雄一)

※Facebookで投稿した記事を転載したものです

4日目は3大経営資源「ヒト」、「モノ」、「カネ」で言うところの「カネ」にカテゴライズされるこちらの書籍です。
2012年に本書を手にしています。
私の周囲でも、「カネ」は敬遠されることが多く、アカウンティングは日頃の業務で馴染みがあっても、ファイナンスは「ちょっと・・・」と不人気だった感は否めません。
かく言う私もそうで、それまでのビジネスマン

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【ブックカバーチャレンジ3日目】
「29歳からの人生戦略ノート」(金田博之)

【ブックカバーチャレンジ3日目】 「29歳からの人生戦略ノート」(金田博之)

※Facebookで投稿した記事を転載したものです

著者は、当時SAPに勤めていた金田博之さん。
これを手にしたのは、32歳のときです。
2日目に本社の経営企画部に在籍していたことに触れましたが、その後群馬に赴任し、3年後再び本社に勤務しました。部署は経営企画部の分室で、通信事業者との渉外窓口を担当しました。
相手事業者からの要望に対し、当社への減収影響、将来へのリスクを想像力豊かに推計し、相手

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