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エッセイ

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自分のこと (機能不全家族、依存、仕事、恋愛、心療内科、発達障害)
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2024年3月の記事一覧

今の彼と別れたら放蕩の旅に出よう

今の彼と別れたら放蕩の旅に出よう

4月から彼に直属の後輩ができるらしい。
新卒の女の子。
同じ課に、20代は彼とその女の子だけだって。

彼は浮気なんかする人じゃないって思ってる。
…けど、やっぱり心配。
彼は優しいし面倒見もいいし、その女の子も一番頼れるのは歳が近い彼だろうから。
女の子が好きになってしまうのではないかと。
彼の魅力がその子に知られるのではないかと。戦々恐々。
なにより彼が、遠くにいる私よりも、仕事の話ができて若

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心の地図の歩き方

心の地図の歩き方

今日は精神科に行って来た。
今年は随分精神も安定していたから久々に。

「保護者や子ども、周りの人と上手く関われない。この仕事に向いてないという感覚がずっとある。」
という相談をした時にお医者様からいただいたありがたいお言葉。

仕事なんて「嫌い、苦手じゃない」で選ぶくらいがちょうどいい。
好きなことを仕事にしても期待しすぎて飽きる。
仕事は生活のためにするものと割り切った方がいい。
仕事にそれ以

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運命革命自分で決めろ

運命革命自分で決めろ

「教師に向いてるか向いてないかなんて、10年続けてみなきゃ分かんないよ。」
去年、先輩が言ってくれたこの言葉に随分救われている。
即戦力にならないとって思っていた。
周りを見ても、私より若い子が組織の中で信頼されて自信満々に働いている。
勝手に比較して焦って
「私はなんて駄目なんだ。いつになったら上手にできるんだ。」
って責めていた。
この仕事を諦めたくないからこそ、できない自分が嫌で嫌でたまらな

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女たちは本音を折りたたむ

女たちは本音を折りたたむ

何でも相談すりゃいいってもんじゃないんだなって思った。

前回の記事でも言及した、希望から外れた人事について悲しいって彼に言ったところ、
「組織だから仕方ない。与えられたポジションを一生懸命しないとね。」
との答え。
うん、その通りだよ。
その通りなんだけど、今、正論をぶつけられるのはきついんだ。
重々承知の上で貴方に言ってるわけで。
ただ、不安で悲しい気持ちを共有したかったんだよね。
という本音

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置かれた場所で咲く花に

置かれた場所で咲く花に

今日は、コメダ珈琲でモーニングをするって決めていた。
たっぷりサイズの珈琲を頼んで、ゆっくり考えたいことがあったから。



来年度は担任外になるかもしれない。
なんだかんだ言いながら、教員の仕事が好きだし、教員であることに誇りを持ってる。
特に担任として、一番近くで子どもたちの成長を見守れることに大きな魅力を感じてきた。
だからこそ、この人事に傷ついた自分がいる。
戦力外通告ってこと?私は必要

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私と彼氏と弟と

私と彼氏と弟と

引きこもりニート歴2年。まもなく3年目を迎えようとしている弟がいる。
「彼氏とご飯行くんだけど一緒に行かない?」
「ん、いいよ。」
「…え、いいの!??」
ダメ元で誘ったのに。
奇跡が起きました。

本日、私、彼氏、弟の3人でお昼ご飯に。
弟たっての希望で近所の王将へ。
久しぶりに日の下で弟を見た気がする。
万年、半袖半ズボンボーイなのに、今日は長袖長ズボンを着用していた。
弟なりに格好に気を遣っ

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君なりに精一杯やってる

君なりに精一杯やってる

年度末、子どもたちが落ち着かない。
今までの指導の積み重ねが3月に出るという。
行事が立て込んでいて自分自身の余裕もない。
余裕が無くて強く言ってしまう。
強く言うから反発を食らう。
更に強い指導をする。…悪循環。
毎日毎日、後悔ばかり。

子どもたちの意見に頭ごなしでダメだと言ってしまっていたな。
「楽しそう!」って笑って共感してあげれば良かった。
できない時は子どもが納得できるように理由まで考

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相手を救う道は自分が助かる道を全て棄てること

相手を救う道は自分が助かる道を全て棄てること

最近、"寄り添う"って凄く凄く難しい、と痛感している。

保護者の方に対して、「お子さんの気持ちに寄り添っていきます。」という言葉をよく使っていた。
軽々しく用いていたけれど、私の"寄り添う"ってペラいな…と、穴があれば入りたい気持ち。

私にとっての"寄り添う"は、「悩みを言ってきた子どもに親身になって話を聞いてあげ、解決策を一緒に考える」ということだった。
でも、本当に悩みを抱えた子は自分から

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手の温度

手の温度

母の手はいつも冷たかった。

幼い頃、一緒に寝ていた温かい布団の中、月明かりに照らされた砂漠のように冷たいままの手。
何故か不安で、熱くじっとりとした私の手で、温めようと必死に握りしめていた。
でも、かさかさでひんやりとした母の手。

当時の私は知らななかった。
フルタイムで働くことの辛さ。
水仕事でこんなにも手が荒れること。
グレーゾーンの2児の子らをほぼワンオペで育てることの地獄。
手の冷たさ

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大口を開けて食べられる幸せ

大口を開けて食べられる幸せ

前回の投稿で、スマホを取り上げられたブチ切れババアになってしまっていた…。お恥ずかしい限りです。
何のかんの言いながらも、一番大切なのは彼。
感謝してるし、私なんかには勿体ない人。
可愛げ無いな、私。
あれぐらい笑い飛ばせばOK。
大したことない。
彼が私を傷つけたいはずないんだから。
そう思えるのは、ご意見をくださる方がいるからです。
皆様のお陰で、感情見切り発車特急で怒ることが無くなりました。

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