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置かれた場所で咲く花に

今日は、コメダ珈琲でモーニングをするって決めていた。
たっぷりサイズの珈琲を頼んで、ゆっくり考えたいことがあったから。

バターが染み込んだカリカリのトーストに、卵サラダをつけて食べるのが好き。




来年度は担任外になるかもしれない。
なんだかんだ言いながら、教員の仕事が好きだし、教員であることに誇りを持ってる。
特に担任として、一番近くで子どもたちの成長を見守れることに大きな魅力を感じてきた。
だからこそ、この人事に傷ついた自分がいる。
戦力外通告ってこと?私は必要とされてない?そんなの嫌だ。担任をさせてください。
なんて。
言っていいのか分からなくて言えなかったけど。


考えてみれば、組織の中で必要のないポジションなんてないはず。
必要だからそのポジションがある訳で、
誰かが務めなきゃいけない。
ただ、置かれたポジションの意味を最大化できるのは、自分の心構え次第だと思う。
「どうせできないって思われてる。」
なんて腐って、楽をするのか。
それとも、いい機会と捉えて色々な学級に足を運んで学ぶとか、学級経営の負担が無い分、授業に力を入れて「〇〇先生の授業楽しい!」と子どもに言わせることができるかどうか。

担任をしている時は、自分の学級でいつも精一杯で、周りを見ることができなかった。
与えられた仕事をこなすだけではなく、業務全体を見渡し、自分に期待されていることを理解して動ける人は、組織の中で信頼される。
信頼される人は、最初からできる人ではなく、できるように周到に準備をしている人。
周りが分かってくれるまで、余計なプライドはかなぐり捨てて頑張れる人。
今回、そんな人になれるチャンスでもあるのかもしれない。

置かれた場所で咲く花になろう。
花が咲く時期は人によって差がある。
でも、根が腐れずに水をあげ続ければ、どんな場所でもいつか必ず花開く。
逆境の中で凛と咲く花こそ美しいもの。
自信を持って。
私に価値がない訳じゃない。

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