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続ちょこっとひとこと

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故郷・神戸に戻り、今を綴るもまだまだヨチヨチのエッセイ集。
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#ご当地グルメ

創作に対する真剣なまなざし

創作に対する真剣なまなざし

昨日、新開地に出かけた。
かつて「ええとこ、ええとこ、新開地」と謳われ、天下の大衆芸能を東の浅草とともに二分したあの新開地だ。

神戸の繁華街が三宮に移り、また娯楽の変化もあいまって、中心だった新開地は今は見る影もない。
ただ、朝からハシゴ酒を楽しむには絶好のエリアであり、B面の神戸としてさかんにPRもされている。
昨年の〈ぐるめぐる神戸〉でもここをみんなでふらっと飲み歩いた。

2年ほど前に知り

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さぁいよいよ臨戦態勢

さぁいよいよ臨戦態勢

昨日の神戸新聞に悲しい記事が載っていた。

大阪湾シンコ初の休漁

シンコとは、神戸のソウルフード・くぎ煮に使うイカナゴの稚魚のことだ。

先日も記事にしたが、今年のシンコ漁は不漁が始まった2017年以降でもっとも厳しい漁獲量と予測され、兵庫県と大阪府の関係者が協議を重ねていた。
そして、ついに初めて大阪湾でのシンコ漁を行わないことに決まったのだ。

うぅ…

漁期は昔は1か月ほどあったが、不漁続

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さぁて本日いよいよ、ぐるめぐる。
数か月かけて計画を練り準備をしてきた。
1週間ずっと降り続いた雨も昨日の午後からあがり、なんてことでしょう!状態。

3名さまをお迎えして、神戸の洋食&スイーツ堪能のツアー。
旧居留地&ウォーターフロントの散策も喜んでもらえたらいいなぁ。
いざ!

なんとか1kgでも2kgでも

なんとか1kgでも2kgでも

やばいやばい、シンコがやばい——

シンコとはイカナゴの稚魚のこと。
神戸の春の風物詩〈いかなごのくぎ煮〉はこのシンコを使うのだが、近年漁獲量が激減しているのだ。

県の水産技術センターによると、まもなく始まる今年のシンコ漁は「漁獲量が激減した2017年以降で最も厳しい」とされ「危機的な状況」という。
1地点あたりの稚魚数は昨年比でいうと、神戸沖で17%、姫路沖で18%。
これ、本当に入手できるだ

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ぐるめぐる神戸、最終のご案内

ぐるめぐる神戸、最終のご案内

いよいよ第5回〈ぐるめぐる神戸〉の申込〆切が迫ってきた。
今日が最後の案内になるが、2/10が最終〆切だ。

🔶第5回 ぐるめぐる神戸今回のテーマは「神戸洋食/神戸スイーツ」。
開港以来150年、神戸には名だたる洋食店、スイーツ店がずらり。
そんな数ある名店の中から僕のチョイスでご案内。
神戸洋食、神戸スイーツの歴史解説、旧居留地の散策も準備中。

飲食費の他に参加費用1,100円が必要。
ただ

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牡蠣にウイスキーとか、大人やーん!

牡蠣にウイスキーとか、大人やーん!

厚揚げを買いに行ったのに、牡蠣を買って帰った。
うまそうな牡蠣が僕を誘ったのだ。
しかも地元・兵庫県産。

牡蠣とくればもう当然、広島。
東日本なら宮城もあるのか?
でもわれらが兵庫もなかなかの牡蠣どころなのだ。
坂越(さこし)牡蠣、なんて聞いたことない?

ほら、全国4位。
こういうのは手に入るなら地元のものを食べたい。

兵庫の牡蠣の産地は瀬戸内側の西の方。
このあたりを「播磨灘(はりまなだ)

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僕の回復を祝ってくれている気さえした

僕の回復を祝ってくれている気さえした

口の大がかりな手術を受けたのは昨年3月。
それからもう10か月の時間が流れたことに驚く。

昨日、受診日。
結果は極めて良好。
口の中の欠損部分は医師も驚くほど回復をしていて、もしかすると将来的には装具をつけなくてもよくなるかもしれないとのこと。
いやぁそんなうまい話はないでしょと思いつつ、これまでの奇跡を思えば、もしかすると…はあるかもしれない。
僕は諦めない。

県下最大の大学病院ということも

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どうぞよいお年をお迎えください

どうぞよいお年をお迎えください

noterの菊地早秋さんから突然小包が届いたのは数日前のこと。

宅配便のお姉さんが手に持っているのは、まれに見る厳重な梱包だ。
何だろうと思って受け取ると、あまりの軽さに、これまた驚く。
何だ何だ、いったい何だ?

そして目に入った「こわれもの:卵」のシール。



早秋さんから卵といえば、もう間違いない。
今年早秋さんちで卵から孵ったひよこが大きく育ち、ついに卵を産むようになったことを、この

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神戸の魚河岸はしっかり魚河岸だった

神戸の魚河岸はしっかり魚河岸だった

昨日、神戸市中央卸売市場本場に出かけた。
「神戸市民のみなさまとの交流イベント!『魚河岸デー』」とあらば、もちろん喜んで。

「魚河岸」という言葉は、なんとなく江戸の日本橋、あるいは昭和の築地の専売特許と感じていたが、本来、魚介類の取引が行われる市場のこと。
冷静に考えれば日本中いたるところにあるわけで。

神戸の中央卸売市場も「魚河岸」という言葉をちょくちょく使うから、前からその魚河岸っぷりが気

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書きかけた記事はあらぬ方向へ逸れ、ポキポキ小休止。
買ったトッポ、もらったバトンドール、どっちにする?
心落ち着けるなら、韓国資本ちごてやっぱり「From KOBE」に限るやんな。
神戸工場生まれ「澄ましバターの〈黄金スティック〉・神戸が生んだバターリッチプレッツェル」らしいで。

神戸にはカレー屋が多い。すこぶる多い。
明治以来、超多国籍な街なので、それぞれのカレーを楽しませてくれる。
インドカレー、欧風カレー、中華カレー。

中華カレー作ってみた。
ベースは鶏がらダシ(の素)、オイスターソース、カレー粉。
具はシンプルに豚と玉ねぎのみ。
いやん、うまい。

久しぶりの玉子焼にすっかり気分が上がる

久しぶりの玉子焼にすっかり気分が上がる

昨日、三宮へ。
朝の忙しい時間に仕事の用で。
その前に銀行にも3つ寄らなければならない。
家を出るのが少し遅れたから、気も焦っていた。
信号ももどかしい。

よし、もうすぐ目的地、なんとか間に合う。
と、なぜか足下に違和感を感じる。
ちらっと何かが視界に入ったような気がするのだ。
ん?と思いながらも、急いでいるから歩は緩めない。
でも、歩きながらやっぱり気になる。
いったい何があった?
1分くらい

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神戸の半日が意味ある時間だったことを心から願っている

神戸の半日が意味ある時間だったことを心から願っている

昨日、noterのささきひろこさんが神戸にご来訪。
ひろこさんといえば僕の中では即座に「上質な暮らしを満喫されている方」というイメージが広がる。

プロフィールに「レシピクリエイター」とあるように、数々のとびきりなスイーツを自作してはnoteに投稿されていて、それがまたなんだか白くてすがすがしいイメージの写真ばかりなのだ。
どこのスタジオで?と思うが、全部自宅というからまた驚き。
とうてい真似でき

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ちょっと説明が長すぎたようだ

ちょっと説明が長すぎたようだ

昨日は自宅では初めてかもしれない〈うどんすき〉をやった。

うどんすきというと、すき焼きの最後の〆のうどんと勘違いされることがあるが、断じて違う。
大阪の郷土料理、うどんの鍋のことだ。

といっても、鍋焼きうどんのことでもない。
鍋焼きうどんは、きつねうどんや天ぷらうどんなどさまざまあるうどんの一種であり、具もうどんもすべて入った一人用の小さな鍋を熱し、できたところを熱々のままヤケドしながら食べる

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