坂越

2021年6月:仕事の様子をまとめておきます。

2021年6月:仕事の様子をまとめておきます。

麻100% サマーセーターの変色を直す 購入されたのは30年ぐらい前だと聞くが、変色をしてからは何年になるのか、衿に変色が見られ、肩まわりは汗と紫外線で変色している。何処まで直すことが出来るのか? はじめに受け取った印象ではおそらく回復不可能だと想定していた。 お手入れ前 お手入れ後 今回のポイントとしては、過炭酸ソーダ5%に12時間浸漬させることでの変色部に新調感を戻すことだったが、やれるところまでやってみるも、まだ肩や襟元の変色は残っている。 しみぬき工房 つづれ

なんで播州赤穂?「かわかつさんがな、」

なんで播州赤穂?「かわかつさんがな、」

おてんとうさん ご無沙汰しました。赤穂のウチに、ちょっとずつ手を入れ始めてなんだかドタバタしている間に日が過ぎてしまいました(^^) 赤穂・御崎に「ピン!」と来てから、何度も赤穂に通うようになりました。慎重家の僕には、「ほんまにここか?」と何度も自分に聞き続けるプロセスがいつも必要なんです(^^; 御崎のウチから海に向かって左手に、岬沿いをずーっと行くと「坂越湾」に出ます。車ならほんの10分。 その坂越湾に、ポッコリ浮かぶ島が生島(いくしま)。冒頭の写真に写ってる島で

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2021年4月:仕事の様子をまとめておきます。

2021年4月:仕事の様子をまとめておきます。

鍋島緞通のお手入れのご依頼いただきました。当社は赤穂緞通のお手入れのノウハウを生かして、鍋島緞通、堺緞通のお手入れも承っております。一般的なカーペットのお手入れ方法となっているドライクリーニングではなく丁寧に水洗いを行っており、今回は羽毛布団のお手入れで使われる「雪晒し(ゆきざらし)」の技術も応用しております。 先日、ご依頼いただいたお客様からの新たなご依頼です。鍋島緞通は100年余りの年月を大切に扱われてきました。歴史を感じさせられます。 作業中の動画 お手入れ前

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牡丹唐草に蝶文

牡丹唐草に蝶文

坂越浦会所に古緞通を一枚持って行きました。 このあいだ写真撮影に使わせていただいたときに、ずいぶん長く敷いてもらっている古緞通が色褪せてしまっているのが気になって、新しく一枚持ってきますねとお伝えしていたんです。 「牡丹唐草に蝶文」 藍染めが美しい緞通ですが、実はずいぶん傷んでいて販売は不可能。 こういった訳ありの緞通や工房に寄付していただいた4畳半緞通など、 この江戸時代の建物内部で実際に使っていただいてます。 ずいぶん虫に食われて穴が開いていたのを丁寧にたつの工房Aが

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2021年1月:仕事の様子をまとめておきます。

2021年1月:仕事の様子をまとめておきます。

鍋島緞通のお手入れのご依頼いただきました。当社は、赤穂緞通のお手入れのノウハウを生かして、鍋島緞通、堺緞通のお手入れも承っております。 こちらの鍋島緞通は100年余りの年月を大切に扱われてきました。歴史を感じさせられます。 お手入れ前 お手入れ後 房は綺麗になりましたが、ムラが気になります。課題が残りました。 水玉の移染(色移り)を直す 上がお手入れ後、下がお手入れ前 水玉で使われている染料が白地に広がっていましたが、水玉の柄を痛めることなく、移染(色移り)を取

2020年11月:仕事の様子をまとめておきます。

2020年11月:仕事の様子をまとめておきます。

西陣織の帯の洗い張り 洗い張り屋が久しぶりに西陣の帯を水洗いしております。正絹の場合は石鹸を十分に使ってやわらかいブラシでお手入れしますが、帯の素材がレーヨン製であったため、亀の子束子でゴシゴシ洗っております。 お手入れ前(ぽつぽつとシミがあります) 帯に付けられていたネームタグ。アブラムシに噛られた傷は仕方がないが汚れを落としてみました。 ウレタン樹脂使用の柄を傷める事なくシミを抜く シミの種類は不明でしたが、前面にウレタン樹脂による加工が施されたトレーナーのシミを抜

2020年9月:仕事の様子をまとめておきます。

2020年9月:仕事の様子をまとめておきます。

ご家庭で水洗いされ移染されたシミを抜く お客様から、ご自宅で洗濯したTシャツの貼り付けられた文字から染料が染み出してしまったと相談を受けた。そのTシャツメーカーにも確認してみるも、『ドライクリーニングも水洗いも不可』と回答をいただいたという言う。 お客様からダメ元でもできるだけやって欲しいというお話となって、一度お預かりすることになり調査をしてみるも、貼り付けられた文字の素材が不明。フィックス剤が不明。泣き止めの方法が不明。アルカリで染料が流れ出し始める結果となった。

2020年8月:仕事の様子をまとめておきます。

2020年8月:仕事の様子をまとめておきます。

アセテート素材のスカートを水洗い先日、お酒をこぼしてしまい変色してしまったスカート(素材:アセテート50%、レーヨン50%)を何とか元に戻したいというご相談があった。 アセテートはもともとシワになりやすい素材ということもあって、水洗いをすると、くしゃくしゃになって元の状態に戻りにくい。そのため一般的にはドライクリーニングを推奨されているが、ドライクリーニングでは汚れが落ちない。 上の半分と下の半分を比較すると、下半分が変色していることがわかる。 まず、様子をみるのに、過

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2020年7月:仕事の様子をまとめておきます。

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20年来着用されたスーツ(ウール地)の変色を直します。 衿が変色したので直したいとお近くのクリーニング店に相談すると、断られたそうです。ジャケット(上着)とスーツパンツ(ズボン)をお預かりしました。 永年の着用でジャケット全体(特に襟、肩、前身など)が変色をしています。 スーツパンツ(スラックス)の膝辺りにも変色が見られます。 お手入れ前 (写真の具合で若干暗く見えますが、裏地にも汗ジミが広がっています) お手入れ後 当店のウールの変色補正の流れとして、アルカリ浴(

2020年6月:仕事の様子をまとめておきます。

2020年6月:仕事の様子をまとめておきます。

金糸(金箔)がふんだんに使われた西陣織で作られた柱巻のお手入れ 今回はお客様のご希望によりドライクリーニングを用いてお手入れいたしました。小さなしみ汚れなどは綿棒でひとつひとつていねいに汚れを抜きました。 工房いっぱいにひろがった様子 羽毛布団のお手入れ上越の『雪晒し』を瀬戸内の太陽の恵みに利用し、現代に応用して柄を傷めることなく変色を直す。 露出の関係で柄が濃く見えています お手入れ後 しみぬき工房 つづれや 代表:田川 芳弘 住所:〒678-0172 兵庫県赤穂

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