たくと

京都出身・京都大学卒業後リクルート入社、一貫してチーム育成を探究。独立後も「個の可能性を拓き、イキイキとした感情溢れる職場を!」をテーマに人材・組織開発に取り組んでいます。(株)イー・ブリッジC専務取締役 CRR Global認定関係性システムコーチ(ORSCC)。

たくと

京都出身・京都大学卒業後リクルート入社、一貫してチーム育成を探究。独立後も「個の可能性を拓き、イキイキとした感情溢れる職場を!」をテーマに人材・組織開発に取り組んでいます。(株)イー・ブリッジC専務取締役 CRR Global認定関係性システムコーチ(ORSCC)。

マガジン

  • 明日、赤穂サンクチュアリで。

    赤穂・御崎(みさき)に、仕事も遊びもいっしょくたに過ごせる、オトナもコドモもそれぞれに気持ちよく過ごせるワーケーション/コワーキング&イベントスペースを創りたい!そのプロセスで浮かぶいろいろを徒然に書き綴っています。

  • 掘ったら出てきた。

    自分の中にある何かを言葉として掘り出せたときに書きます。

  • 論語 で あそぶ

    井波律子訳 「完訳 論語」を読みながら、勝手気ままに思考をめぐらし我流解釈を楽しもう というひとりあそび。

  • ピープルマネジメント・人間関係マネジメントにまつわるアレコレ

    メンバーの主体的行動を引き出して、素晴らしいチームを育てたい人へ。私たちが主催するひとマネジメントスキルトレーニングを中心に、様々な視点・知見を。

最近の記事

毎日 生まれ変わる気分  短歌

岬の陰から 朝の光が届き始めます。 お日様が顔を出す前の一瞬 空は五色に輝き その後お日様の圧倒的パワーが空を満たしていきます。 そのお日様にかぶりつき 大きな口で吸いこみ 私の今日が始まります。 その繰り返し。それが私です。 ひんがしの 五色の空と日輪を 喰らひて我が身 ひととなりぬる

    • 赤穂御崎 早春  短歌

      播州赤穂 瀬戸内海に面した御崎の丘。 東に向かったその丘に立つと お日様の目覚めを迎えることができます。 ほころび始めた白梅の薫りをほのかに嗅ぎながら、春の訪れをお日様とともに歓びます。 天翔ける 大いなる日のふところの 隅にたたずむ 一枝の梅

      • 歓喜

        密集した住宅の隙間 鮮やかな梅の声を聴いて あーはっはっは ほら 春が来た みて この光 この色 右も家 左も家 窮屈で窮屈で 閉じて 塞いで 周りを見ない家だけど ほら 春が来た 光にひらく 紅梅の春

        • 赤穂御崎の月  短歌

          日が傾き 空の色が紅く染まり その紅が徐々に薄桃へ 気がつけばそこに藍が忍び寄り ふと振り返ると 藍に 一点白い光がポツン。 静けさの中 さざ波の音だけがササァー、ササァーっと広がります。 まっすぐに 白き光を放ちいる 孤り居誇る 夕空の月

        マガジン

        • 掘ったら出てきた。
          21本
        • 明日、赤穂サンクチュアリで。
          22本
        • 論語 で あそぶ
          9本
        • ピープルマネジメント・人間関係マネジメントにまつわるアレコレ
          20本

        記事

          赤穂御崎の海は 曇天も美しい 短歌

          播州赤穂 御崎の丘から瀬戸内海を見晴るかす。 海と言えば青。すっきり晴れた空の下に広がる どこまでも青い海は もちろんとても美しいのです。 でも毎日晴ればかりではないのは当然で。 晴れでなかったらちょっと残念な気持ちになるのも偽らざるところ。 ところがそんな私の気持ちを見透かしたかのように、 曇りの日のほんの一瞬、空から光が降りてきました。音が無くなりました。 薄墨を 鏡に刷いて ほの明かく 音を吸い込む 白銀の海

          赤穂御崎の海は 曇天も美しい 短歌

          赤穂御崎の朝 短歌

          晴れた穏やかな日の朝 海辺をゆっくり歩きます。 お日様がある角度にたどりついたら  とたんにシャンパンの泡のように小さな光が水面に弾けます。 さらにお日様が高い角度に這い上がったら 海に色が無くなります 白なのか青なのか灰なのか黒なのか なんとも言えない ベターっとした波のない海。 景色が呼び起こす感傷とはお構いなしに 海で暮らす人は日々の営みを繰り返します。 そして、景色の中に人が居る景色がさらなる何かを。  銀箔を 蒔いて散らした わだつみに 点となり居る 海人の釣舟

          赤穂御崎の朝 短歌

          赤穂サンクチュアリのキッチン

          赤穂サンクチュアリのキッチンは、特別です。 2人のアーティストのジャムセッションから生まれ出た賜物。 自由奔放にメロディーを奏でるリードギター役は元朝さん。(https://www.instagram.com/codomo.g/) 廃材から何かを生み出すマジシャン。 元朝さんの中にはたくさんの色と波動が溢れていて、目の前にある素材たちが元朝さんによって結び合って重なり合ってひとつの生き物が生まれるみたい。 そして、今回元朝さんとセッションしたのは仏師であり宮大工である 伊波

          赤穂サンクチュアリのキッチン

          独善の肯定 または 人への過信

          人はもめる 俺とお前だけなら 必ずもめる もめたときの落としどころ 感情的な昂りも超えて 互いに従う 落としどころ と 拠りどころ その拠りどころとして 俺たちは第3の存在を必要とする 第3の存在は ただ養われるだけの存在 ただし みんなで養う 特定の者でなく みんなで 第3の存在は ただ養われるだけの存在 何も持たず 持たぬゆえに 執着せず 偏らず 我の判断がなく 総体の声なき声を表す 拠りどころであり 落しどころ こうして 巫女と神 が生まれた 巫女と神は コ

          独善の肯定 または 人への過信

          関係の中に カタチあり

          カタチは 関係を表す 森羅万象はモノの総体ではなく 関係の総体である

          関係の中に カタチあり

          学而 1-9 で あそぶ

          曾子いわく、 終わりを慎み遠きを追えば、 民の徳 厚きに帰せん。 『民を導く者が、  父母の人生の終わりを丁重に弔い、  遠い昔の先祖に想いを馳せてその業に敬意を表す祭祀を行えば、  民の気風も 自然と同じように 繋がりを大切にするようになる。』 昨今、「私は私」「私の人生は私の思うように生きる」といった考え方が良しとされ、当たり前のようになっている感があります。僕もそう思って生きてきました。 親子や親族の繋がり、いわゆる血縁にせよ 地域の繋がり、いわゆる地縁にせよ 私

          学而 1-9 で あそぶ

          学而1-8 で あそぶ

          子曰く、君子は重からざれば則ち威あらず。 学べば則ち固ならず。 忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ。 過てば則ち改むるに憚ることなかれ。 「君子は、  立ち居振る舞いが悠然としていて、  他の人からなんかあの人は普通の人とは違うなーと  感じさせるようであるべきだし、  学べば学ぶほど、考えが自由柔軟になるべきだし、  自分といろんな意味でなじまない人と常時つるむべきじゃないし、  間違った!と思ったら潔く間違いを認めて  言動を改めることに躊躇すべきじゃない

          学而1-8 で あそぶ

          北畠親房、ええこと言うわ~

          岩波文庫 岩佐 正 校注 北畠親房 著 神皇正統記 102ページから104ページ で、ええこと言うわーって思ったので以下意訳。嵯峨天皇がいかにイケてる天皇だったか!ということを表現するくだりです。まとめとして嵯峨天皇の素晴らしさに帰着するのですが、そこに至る素晴らしい為政者とはいかなるものか、また国民の民度を成熟させることがいかに重要かということが述べられており、現代にも通じる重要な視野・視点となっています。 と同時に、700年前の時点ですでに古代に比べて物事に対する見識が低

          北畠親房、ええこと言うわ~

          学而1-7 で あそぶ

          子夏いわく、 賢を賢として 色に易(か)え、 父母につかえてよくその力をつくし、 君につかえてよくその身を致し、 朋友と交わるに、言いて信 有らば、 いまだ学ばずというといえども、 吾れは必ずこれを 学びたり と 謂わん 「賢者を賢者と認められる見識があって、ちゃんとリスペクトできる。  父母の様子に日頃から気を配って、自分ができることに力を尽くす。  所属するコミュニティーの中で、自分の役割をよく自覚してロールモデル   となるような振舞いを心掛ける。  友人とは誠実につ

          学而1-7 で あそぶ

          学而 1-6 で あそぶ

          子曰く、弟子 入りてはすなわち孝  出でてはすなわち弟、謹みて信、 ひろく衆を愛して仁に親しみ、 行いて余力有らば、すわなち以って文を学べ。 「若者よ  四の五の言わずに まずやんな。  親のことを大切にして  先輩のええ部分から素直に学び  自分の言動には責任もって  色んな人と分け隔てなくつきあって  すげー!って思える人とはめっこりつきあうんよ。  そやって人としての経験値を積み上げて、その上で色んな本を読んで  さらに見識を広げなよ。」 四の五の言って頭でっかちに

          学而 1-6 で あそぶ

          学而1-5 で あそぶ

          子曰く、千乗の国をみちびくに、 事を敬(つつし)みて信、 用を節して 人を愛し、 民を使うに 時をもってす。 「大きな組織を率いる リーダーの心得。  事を起こす際には 熟慮をもって  始めたうえは やりきって  みなが必要と思えることに投資し  私的な特権を濫用せず  部下には 人としての敬意をもって接し  仕事は   部下の意志と事情をよく理解して   オーダーすること 」   多くの人から成るのは、国も企業も同じ。 そして、国や組織を率いるリーダーは常に多くのステー

          学而1-5 で あそぶ

          学而1-4 で あそぶ

          曾子曰く、吾れ日に三たび吾が身を省みる。 人の為に謀りて 忠ならざるか。 朋友と交わりて 信ならざるか。 習わざるを 伝うるか。 「自分がいちばん 自分をごまかすんよ。  そやからせめて、日に3回くらいは自問自答しようや。  ひとの為って言いつつ ほんの少しでも自分の利害が影響してなかった?  友人とおしゃべりするなかで 見栄やいい加減な話せんかった?  自分もろくに実践してへんことを えらそうに諭してへんかった?」 日に3回、自問自答する。 その時点でかなり自分を鍛える

          学而1-4 で あそぶ