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悶える  『いま和歌』

自然の景色に身をおいて、ただひたすらにその流れに同化していると
突然特別な気配を漂わせる光景が立ち上がることがあります。
その瞬間、自分の中に何かが起こるのだけれど、
それを言葉としてスッと取り出せなくて。

『 ことばでは 言えぬ景色の趣きを
  ひとり抱えて 悶えもぞする  』

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