マガジンのカバー画像

イイ

4
なんかいい、と心に残ったnoteを保存しています。ありがとうございます。
運営しているクリエイター

記事一覧

過去に縋るための思い出じゃない

過去に縋るための思い出じゃない

ひとつの記事にはならなかった下書きの供養。

湖と海
私は海よりも湖が好きだ。海はずっと見ていると怖い。あまりにも壮大すぎて美しい以上に恐ろしさを感じてしまう。波の音を聞いていても安らぐという感覚はない。のまれてしまうような怖さ、大事な人を失うのではないかという恐れをどうしても拭えない。

果てしないという点では空も同じなのに、空を見上げて怖いと感じることは稀で、解放感や自由を感じることの方が多い

もっとみる
約束しないでも、一緒にご飯を食べる人がいる

約束しないでも、一緒にご飯を食べる人がいる

わたしの姉の結婚について、わたしの母が心配している。

母からみると長女であるが、
どうやら「離婚するのではないか」という、
推測からくる心配のようだった。

わたしとラインのやりとりでその話題になるたび

わたしは「お互い好きだったらいいじゃん。3組に1組が離婚する時代だよ」(ちゃんと事実確認できてません)
と、どこかで聞きかじった説を引用してさらっと流している。

母が結婚する時代と、わたした

もっとみる

自分の人生にいそがしい!

ある全国紙を読んでいたら、
小学校の頃にクラスでいじめっ子だった女の子が、世界で貧困などに苦しむ子を助けるプロジェクトに携わる一人として取材されていた。(万一、特定されないように一部事実と異なるようにしています)

わたしはその子にいじめられてはなかったけど、
一度、休み時間にお腹をたたかれたことがあった。
痛かったのか、そういうことを理由なくされることが理解できなかったのか、そのシーンをまざまざ

もっとみる
結婚して30年、本人もびっくり

結婚して30年、本人もびっくり

昨日は私たち夫婦が結婚して30年経った日。私もびっくり。なんだか遠くに来てしまった感じ。
家庭を船に例えるとするなら、何度沈没しそうになったことか。何度溺れそうになったことか。

思い出すのは、新婚時代のスマホなんてないときのこと。
友だちと飲みに行くと言ったきり、朝まで帰らなかった夫。事故にあったのかと思い、黒電話をじっとみつめていたあの日。

あるときの休みの日。一緒に出かける約束の時間に家に

もっとみる