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希死念慮と生きていく
【2021年4月の書き溜め】
入社式を終えた4月1日、帰りの電車の中で理由も判らず泣いた。
それから毎日社員証をピッてして出社して、目まぐるしく動く職場の人と数字とプリンターに気が狂いそうになりながら退社の瞬間まではなんとか笑顔でいて、夏の暑さにやられたり秋の寒暖差に体調を崩したり冬になってありえないくらい雪が降ったりして、気づけば私というデッキの”新卒”という名のカードの有効期限は切れていた
『花束みたいな恋をした』と近況報告
✱ちょっとネタバレ注意✱
私達は、この恋が永遠に続かないことを知っている。それなのにどうして、「愛している人と永遠に一緒に居たい」と願ってしまうのだろう。
それはきっと、"永遠に思えるような一瞬"は本物の永遠よりもずっとずっと価値のあるものだから。
3月後半、『花束みたいな恋をした』を観た。ひとりで。周りは幸せそうなカップルだらけで寒気がした。ちなみにこの記事の書き出しは映画館のトイレで号泣