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絵本を世界に!

みなさんこんにちは、
グラフィックデザイナーのウエマツです。



今回は私の作った絵本『コウちゃんと魔法の家』


コチラの絵本の最近の動きと今後どこを目指したいかを少し書いていきたいと思います。


これまでの動き。


この絵本の内容は、
私の前職である建設業(解体業)をテーマにして、
CRUSH&BUILD(解体と創造)を子ども達にも伝わりやすい物語にする努力をして制作しました。
建設業へのイメージアップだけでなく、今後この業界で働きたいと思う子供が一人でも増えてくれたら、と考えています。

構想から約2年程の期間を経て完成した絵本になります。


合計3000冊印刷。

一般販売はせず全て、幼稚園、保育園、小学校などさまざまな施設へと寄贈という形をとっています。

現在は、私の地元静岡県を中心に寄贈先も決まり少しずつ届き出しているという状況です。

10月には能登半島地震で被災された施設へ約100冊ほど届ける予定にもなっています。

8月の後半には、静岡県富士市にある保育園にて贈呈式まで開いていただき、新聞などで記事として取り上げていただきました。




今後の動き。


ここからは今後の動きを少し書かせてください。

現在ベトナムでこの絵本を1000冊ほど配りたい、という連絡をいただいていて、そちらの対応などをしているところになります。

経緯を簡単に説明すると、
寄贈先の保育園のひとつに、ベトナムでも保育園などの展開をしているところがあり、そこからの問い合わせと提案がありました。

本の印刷の費用や、輸送費なども先方が出してくれる話で、権利の関係など諸々の話を現在進めているところになります。

私達のスタンスをお話ししておくと、
権利は私達が保有しておりますが、今回のように営利目的の使用でなければ無償で提供していく考えを持っています。

こちらの方の話もまだ確定には至っていませんが、前向きに話は進んでいる状況になります。

上手くまとまればベトナム語の「コウちゃんと魔法の家」が誕生します。


世界に届けるために。


ここからは、今後の展開の理想の部分の話をします。

まず、今回のことでの学びとしては、
「海外に展開している日本の企業と手を組む。」
という、ここは大きく可能性があると考えています。

そもそも海外にものを持っていくノウハウと流通網を持っているので色々と話が早いです。

今回のケースでいえば、
技能実習生としてベトナムから日本に働きに来ている人が多くいる。という背景も後押ししてくれています。

そこに建設業を題材にした絵本というものが相性が良かったわけです。


そこでここから考えていくことは、
今後組みたいと思う企業にどのようなところをメリットとして提示できるか。
ここをしっかりと考え設計していきたいと思います。

ここはもう、実際に上記に該当しそうな企業の関係者に会ってお話を聞きニーズを探るのが早いと思っています。

私達としても、3000冊を自費で制作して配っていて、人脈は本当に大きく広がったけど、金銭的なリターンがない以上自費での活動はここがリミットと判断しています。
そこで、今後協力してくれる企業にはどのようなリターンの設計をするとメリットを感じてもらえるのかは丁寧に考えていきます。


最後に「夢」の話をさせてください。
私達が文字通り命をかけて制作した絵本を世界中に届けたいと考えています。

そのためにまずは、
「10ヶ国語の絵本を作る。」
ここを目標として設定しました。

現在で、日本語とベトナム語の2冊。
ここから中国語、韓国語、英語、スペイン語などに広げていきます。


最後に絵本のあとがきを共有します。

もしこの活動に少しでもご興味を持たれた方はお気軽に連絡をいただけるととても嬉しいです。


ここからもっと面白い展開を作れるように頑張っていきたいと思います。

以上、ウエマツでした〜


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