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やる気を科学する(やる気を出す編)


皆さん、やる気って人生で最も重要といってもいいのではないのでしょうか。今回はやる気を出す方法とやる気を継続する方法を二つに分けて提案していこうと思います。

やる気を出す3つの方法

大切なのは脳の側坐核から出るドーパミンをうまくコントロールすることがカギです。そしてドーパミンは基本的に行動しているときにドーパミンが分泌されます。

その原則を踏まえ大切なことは

1.ただやること(1分だけやるとか、必ず達成できるものでハードルを下げることが大切、心理学では達成バイアスと呼ぶ)

です。ではそれを助長させるためにやるべきことは

2.音楽を聴くこと(高揚感を得られる)

3.運動をすること(ドーパミンの分泌、エネルギー分泌の促進(代謝)、アセチルコリンの分泌あまりにメリットが多すぎてここでは書ききれません)

困ったらこの三点に立ち返ってみましょう。

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引用:https://www.gizmodo.jp/2016/11/brain-of-people-dont-like-music.html

心が苦しんでいる状態からやる気を出すためには

上記三点以外に心が苦しんでいる場合は紙にありのままの感情を書くことがよいです。書くことによって脳内の感情を司る偏桃体が感情を処理してくれるので、ぜひやってみましょう。

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ルーティンタスクの場合は?

日常的なタスクの場合

「If then plannning法」をお勧めします。

(もともとはIf then法といい、Aを達成したならばBという報酬を渡すというのがろうそくの科学でも触れられています。つまりAとBを関連付けることで達成率を上げようという手法です。簡単なタスクをやる場合とても有効な手法です。しかしこれはクリエイティブな作業には向いていないとされています。ではクリエイティブに必要なことは何か、それは目的達成に対するインセンティブではなく目的達成のプロセスを楽しめることがクリエイティブな思考において大切であるといわれています。)

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http://multiworks.me/fresher-writer/

この概念を応用してAをするならばBをするというIf then planningというものが生まれました。仕組みは簡単です。

「A(習慣的なこと)をしたら、B(本当にやりたいこと)をする」という方法です。これにより達成率が二倍になるという研究が出るくらいです。

実際筆者も靴を脱いだら靴を磨く。歯を磨き始めたらストレッチをするなどあらゆる場面で応用しています。

このように自分の中の約束事は自分の軸を安定させるために重要なのでぜひやってみてください。


まとめ

これだけ抑えてください

・やる気が慢性的に出なかったら、ハードルを下げてとにかくやってみる。運動をする。音楽を聴く。

・心が傷ついたら紙に書いて偏桃体に感情を処理させる

・習慣を作るためにはすでにある習慣をやりたい習慣と結び付けるとよい。

・(単調なタスクであれば報酬を設けると強い効果を発揮する。)

・(クリエイティブなタスクであればタスク自体にインセンティブを感じるように工夫しよう。端的に言えばタスクを楽しいと感じることだ!筆者はタスクのゲーム化を行っている。詳細はやる気継続編をご覧ください。)

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