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#エッセイ
週休5日でハッピーに暮らす −大原扁理「20代で隠居」を読んで−
読むべき本には出会うべくして出会う。
なんか偉そうだけど、だいたいそんなものですよね。
本屋なんかで自然と目に入ってくる本や雑誌ってあると思います。
そしてその本の内容や雑誌の記事などがうまーく繋がって、読むべき本を引き当ててくれるということもありますよね。
私が今回そんな形で出会ったのが
大原扁理さんです。
彼は、隠居と称し週休5日(!)の悠々自適な生活を送っているのだそう。
そのライフ
「まぁまぁ」でいいのだ
先週のはなしなのですが
近所の書店で、雑誌編集者であり作家の服部みれいさんの本に出会いました。
そしてそれ以来、彼女の編んだ雑誌である、「mur mur magazine」
(マーマーマガジン)を少しずつ集めてます。
表紙のシンプルさも素敵なのですが、内装は凝っていて、
内容が興味深いだけでなく、文章やイラストのレイアウト、文字のフォントや色使いまで、全てがとてつもなく、自分にビビッとくるもの
世界中にいる、あたしとあなた
大人になったものだなと思ったこと
私にとってそれは
詩集を買ったことです。
「あたしとあなた」谷川俊太郎
いうまでもなく、「あたし」と「あなた」についての詩集です。
私は今まで小説や漫画本なんかしか買ったことがなく、
せいぜい詩集は図書館で読むくらいでした。
すぐに読み終わってしまうのに、ちょっと手の出しづらいお値段・・・
そう考えていた矢先、この聖書みたいな装丁に目を奪われ、
思わず手