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結局「はじめての歌舞伎」は何を選んだらいいのか問題~歌舞伎初心者におすすめの演目~
「結局、歌舞伎初心者はどの作品から入ればいいんですか!」
永遠の問題です
これがミュージカルだったら「劇団四季のディズニー作品とかは?『アラジン』は舞台もスゴイよ!」て勧められるし、劇団☆新感線だったら「まずは『髑髏城の七人』!!好きな役者が出てるバージョンで!」と、DVD渡しながら言うし、女王蜂だったら「『金星』とか『火炎』かな!」て胸張って言える、けど
正直上記3つは、ネットでキーワード検
「ナビレラ」~夢芽吹くとき
先日、ミュージカル「ナビレラ」を鑑賞しました。
韓国のWEB漫画原作・現地でミュージカル化されたものが、今回日本人キャストで上演。将来に絶望を感じている、スランプ中の青年バレエダンサーと、幼い頃の夢を叶えるべくバレエ教室に足を踏み入れた老人の交流を描いた話です。
Netfrixで1話だけ見て、「ほのぼの系で最後はおじいちゃんがバレエ踊る姿に涙するヤツ」と高をくくっていたら、ひと昔前のドラマ並み
舞台オタクがイマーシブ・フォート東京へ行った
先日、友人と東京・お台場にできたテーマパーク「イマーシブ・フォート東京」に行きました。
日本でもだいぶ増えてきた「イマーシブ」(没入型体験施設)ですが、ここは世界初のイマーシブに特化したテーマパーク。舞台オタクとしても気になる施設だったので、体験した感想をまとめたいと思います。
総評全体的に楽しめましたが、没入まではあともう一歩!と感じました。
本施設のキャッチコピーである「人生、全とっかえ」
女王蜂15周年記念単独公演「正正正」~15年のその先へ
4月20日、女王蜂のデビュー15周年を記念した単独公演が開催された。
場所は国立代々木競技場 第一体育館。
私が初めて行ったライブが4年前のNHKホール(3,600席)なので、「12,000席完売」という成長ぶりには恐ろしさすら感じさせる。
もちろん私を含めた観客の熱気は、夏を感じさせる強い日差しに負けないくらい熱い。
そんな気合の入ったライブを、私は前から1桁列目のドセンから見届けてしまった。
イマジネーションを信じているか〜ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」
先日、ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」を観劇しました。
この作品と言えば、ティム・バートンによる映画ですが、こちらはあのキッチュな世界観ではなく、子どもも楽しめるポップなファンタジーでした。それに一役買っているのが、ビジュアル公開時から話題になっていた、増田セバスチャンさんのアートディレクション。カラフルでキュートなデザインが本当に素敵!夢と不思議が詰まったウォンカの工場にぴったりで
傾聴を望んだ子どもたちとそれを拒否した大人たち〜スクール・オブ・ロック/桜の園
今月心に残ったのは新作2本、ミュージカ「スクール・オブ・ロック」とPARCOの「桜の園」でした。
ミュージカル「スクール・オブ・ロック」
2020年の公演中止から3年を経て、ようやく上演できた作品。もとは同名の映画で、音楽は(実は)アンドリュー・ロイド=ウェバー。私立の子どもたちが、元バンドメンバーでロックを愛するダメ男・デューイにより、ロックバンドを結成するお話。
ブリリアということで音響