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コッツウォルズの旅 事前リサーチ編

(見出し画像は、2019年8月イギリスのコッツウォルズ・バイブリーで撮影したものです)

2019年のイギリス滞在時、私は各地を回ったが、noteにはまだ書いていない訪問地がいくつかある。

その一つはコッツウォルズ。7月、スコットランドから戻り、次に焦点を定めたのがここだった。

イングランドにいるからには、ここに行かない理由はない。

とは思いつつ、私が少々二の足を踏んでいた。


二の足を踏んだ理由

コッツウォルズはご存知の通り小さな村々が集まった田園地帯で、公共交通機関でのアクセスに限りがあるので、私のような車のない個人のバックパッカーには、難易度が高い地域だった。

当初からコッツウォルズに行きたいと思っていた私は地元の人々にもリサーチしたが、やはり自家用車で行くという回答が多く、私の懸念している交通に関しては、特にこれといったヒントは得られなかった。

お金を出してツアーに申し込めば一通りは回れるだろう。しかし完全にツアーで、というのも正直つまらない。自分でアレンジできる部分はしたい。

ということでいろいろと調べた結果、

  • まずは路線バスで可能な範囲にアクセスしてみる

  • 路線バスさえも難しい地域は、ツアーを利用する

この二刀流でコッツウォルズの旅をアレンジしようと決めた。

スコットランドの旅でその良さを知ったイギリスの路線バス

私はスコットランドのバックパック旅で、イギリスの路線バスが便利で使い勝手がいいことを知った。

(スコットランドなど、イギリス各地の旅行記を下記にまとめているので、是非ご覧ください)

調べてみると、コッツウォルズでも少しながら路線バスを活用して観光した事例がヒットした。しかしながら、全地域をそれで網羅するのはやはり難しい。そこで辿り着いたのが上記の二本立てだった。

コッツウォルズは広い。一日やそこらで回れるものでもないが、当時の住まいのブリストル(Bristol)から何回かに分けて行けば、地の利を生かして網羅できるのではないか?と思ったからだった。

結果的に、ツアーではバース(Bath)を起点に
テットベリー(Tetbury)
バイブリー(Bibury)
マルムズベリー(Malmesbury)
カッスルクーム(Castle Comb)
レイコック(Lacock)

路線バスでは、チェルトナム(Cheltenham)を拠点に
チッピング・カムデン(Chipping Campden)
ボートン・オン・ザ・ウォーター(Bourton-on-the-water)
ブロードウェイ(Broadway)経由のみ
ストラトフォード・アポン・エイボン(Statford upon Avon)
グロースター(Glouster)
を訪れることができた。

注: グロースターはコッツウォルズには入らない

5年前の話になってしまったので、バスの路線情報は多少変わっているかもしれない。が、私の記録が個人でコッツウォルズを訪れようとする方の参考にもなるかもしれないとも思い、次回からルートと写真を交えながら、コッツウォルズの旅を振り返っていきたいと思う。

※ 挿入されている写真及び画像、動画コンテンツはすべて筆者によるものです。

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