The-town

主に読んだ本や日々思ったことをつらつら書いてます。 好きな本が同じだったら、話せると嬉…

The-town

主に読んだ本や日々思ったことをつらつら書いてます。 好きな本が同じだったら、話せると嬉しいです!

記事一覧

都会の冷たさが心地よいとき

なんとなく都会は冷たいというイメージがあります。 「冷たい」と書かれると悪い印象を抱きます。でも冷たさが心地よいときもあって、それを書いてみたいと思いました。 …

The-town
2週間前
9

アンラーニングは、ブラウザのキャッシュクリアみたいなもの

リスキリングやアンラーニングなど、学ぶことに対する関心が高まっているように思えます。 しかし、私はこれらの言葉がよくわからないうえに、必要性も理解できません。 …

The-town
2週間前
2

昔に比べてゲームをしなくなった

「最近ゲームしないな・・・・・・」と思った私が、自己分析してその理由を考えてみました。 思い至ったのは「現実で出来るようになったから」ってことでした。 長続きしないゲ…

The-town
4週間前
5

「いつまでに終わる?」と聞かれたら確率で答える

上司や同僚、部下から「この仕事っていつまでに終わりますか?」と聞かれた際に、どう答えればよいかを考えてみた。 結論として「80%で3日後までに終わります。10%で2日…

The-town
1か月前
1

クレープが買いづらい理由を考えて、仕事のやり方を見直した

引っ越して近所にクレープ屋さんを見つけた。甘いものがスキな人間は、クレープ屋とかたい焼き屋とかを見つけると「お!」と思ってしまう。立ち止まって遠目に看板を見つめ…

The-town
2か月前
2

作業能率を高めるポモドーロ・テクニック 適切な休憩のすすめ

ポモドーロ・テクニックは25分間の集中よりも5分間の休憩が大切だと思います。ポモドーロ・テクニックを仕事で使っていた経験から、なぜそう思うのか書いてみます。 エン…

The-town
2か月前
3

味覚を能動的に使う

ジャンクフードは人の味覚を受動的にしたと思います。味わう必要がないからです。 しかし、素材の味や繊細な味を発見したり楽しんだりするためには、味覚を能動的に使うこ…

The-town
3か月前
4

書く技術よりも、書きたいことを大切にする

技術よりも書きたいことを大切に育てたほうが良いと思います。技術だけあっても書きたいことがなければ、何も生み出せません。 ペンと紙はあるのに手が動かない。それは書…

The-town
3か月前
3

はじめての料理は火加減を弱めに

料理は火加減を操れるようになると楽しい。 それは火加減で時間を操るからだ。火を強くすれば早くできる。 弱くすればゆっくりになる。料理のスピードは火加減次第だ。 …

The-town
3か月前
2

宇宙から見た地球とスカイツリーから見た街並み

宇宙から見た地球とスカイツリーからの街並みは似ていると思った。 どちらも不都合な部分は距離によって切り離された美しく静止した世界。 東京都墨田区にある東京スカイ…

The-town
4か月前
2

ドラマ相棒が教えてくれる真実に向き合う大切さ

ドラマ相棒を小学生から見ている筆者は、真実に向き合う大切さを相棒から教わった。 杉下右京その人物像どのような状況でも正しさを疑わず、真実を明らかにする姿勢を一貫…

The-town
5か月前
1
+1

2024年2月シンプルカレンダー

The-town
5か月前
3

みそ汁をレシピではなくフレームワークだと捉えると、もっと料理が楽しくなる

レシピに従って料理するよりも、レシピをフレームワークと捉えたほうが、料理は楽しくなる。そんな考え方をこの記事で提案します。 みそ汁に入れる具材は意外と自由である…

The-town
6か月前
2

祖母がつくる黒豆を追う年末

年末年始の楽しみは祖母が作ってくれる黒豆です。小学生の頃から食べ続けていて20年以上。ホクホクした豆と、黒豆の味が染み出した甘汁を毎年毎年おいしく食べています。も…

The-town
6か月前
3

住む場所が自由に選べる喜び

わたしたちには住む場所を選べるという自由があります。これがないと好きな場所に引っ越せないため大変です。これは20代後半になった私がようやく気がついた権利や自由につ…

The-town
7か月前
4

数学というメガネをかける

読んだ本感想本当か偽か、もやもやする情報が社会にあふれている。情報はやっかいだ。手で触れられない。臭いも嗅げない。賞味期限もない。 ではどうするのか。頭のなかで…

The-town
8か月前
3
都会の冷たさが心地よいとき

都会の冷たさが心地よいとき

なんとなく都会は冷たいというイメージがあります。

「冷たい」と書かれると悪い印象を抱きます。でも冷たさが心地よいときもあって、それを書いてみたいと思いました。

冷たいと思われるのは、こんなときでしょう(あくまで想像です)。

まあ、これは「冷たいな」と思います。

ただ、こういう冷たさが心地よいときもあります。
放っておいてほしいときです。

一人で考えたいとき、ぼーっとしたいとき、涙を流した

もっとみる
アンラーニングは、ブラウザのキャッシュクリアみたいなもの

アンラーニングは、ブラウザのキャッシュクリアみたいなもの

リスキリングやアンラーニングなど、学ぶことに対する関心が高まっているように思えます。

しかし、私はこれらの言葉がよくわからないうえに、必要性も理解できません。

そんなある日、アンラーニングはブラウザのキャッシュクリアに近いと思いました。

アンラーニングという横文字に悩んでいる人にお伝えできればと思います。

キャッシュって何?本記事のキャッシュは、ブラウザのキャッシュを指します。

ブラウザ

もっとみる
昔に比べてゲームをしなくなった

昔に比べてゲームをしなくなった

「最近ゲームしないな・・・・・・」と思った私が、自己分析してその理由を考えてみました。

思い至ったのは「現実で出来るようになったから」ってことでした。

長続きしないゲーム昨年、モンハンNOWというスマホゲームをインストールして遊んでいました。友人から誘われて「モンハン好きだったし、やってみるか」と始めた私です。

半年ほど遊んで、だんだんとログインしなくなり、そしてスマホ自体からアンインストー

もっとみる
「いつまでに終わる?」と聞かれたら確率で答える

「いつまでに終わる?」と聞かれたら確率で答える

上司や同僚、部下から「この仕事っていつまでに終わりますか?」と聞かれた際に、どう答えればよいかを考えてみた。

結論として「80%で3日後までに終わります。10%で2日後、10%で5日後になりそうですね」というように確率で答えたら良さそうだと思う。

背景事情の説明誰かに仕事を依頼するとき、あるいは依頼されたときに「どのくらいで終わるか」を聞かれたり聞いたりする。

今までの私は次のような思考過程

もっとみる
クレープが買いづらい理由を考えて、仕事のやり方を見直した

クレープが買いづらい理由を考えて、仕事のやり方を見直した

引っ越して近所にクレープ屋さんを見つけた。甘いものがスキな人間は、クレープ屋とかたい焼き屋とかを見つけると「お!」と思ってしまう。立ち止まって遠目に看板を見つめる。そして歩き出す。

入りづらい。

初めてのお店に入るのは、なぜかためらう。
入口の扉が閉まっていたり、店内にお客さんが誰もいない状況だと入れない。お店の雰囲気がおしゃれすぎると気が引けてしまう。「自分なんかが・・・・・・」と自意識が邪

もっとみる
作業能率を高めるポモドーロ・テクニック 適切な休憩のすすめ

作業能率を高めるポモドーロ・テクニック 適切な休憩のすすめ

ポモドーロ・テクニックは25分間の集中よりも5分間の休憩が大切だと思います。ポモドーロ・テクニックを仕事で使っていた経験から、なぜそう思うのか書いてみます。

エンジニアでの経験エンジニアとして働く中で、プログラムのエラーを調査する機会が多くあります。エラー調査は、エラー内容を把握しGoogleやAIを使った検索したり、社内のWikiで過去事例がないか確認したりします。

最終的に「なんだ、そんな

もっとみる
味覚を能動的に使う

味覚を能動的に使う

ジャンクフードは人の味覚を受動的にしたと思います。味わう必要がないからです。

しかし、素材の味や繊細な味を発見したり楽しんだりするためには、味覚を能動的に使うことが大切だと考えます。

昔は毎食マクドナルドのハンバーガーを食べたいと思っていたかつて大好物だったのはマクドナルドのハンバーガーです。えびフィレオやフィレオフィッシュといった魚介類系のハンバーガーをよく食べていました。それこそ「3食これ

もっとみる
書く技術よりも、書きたいことを大切にする

書く技術よりも、書きたいことを大切にする

技術よりも書きたいことを大切に育てたほうが良いと思います。技術だけあっても書きたいことがなければ、何も生み出せません。

ペンと紙はあるのに手が動かない。それは書きたいことがないからです。言葉をいくら知っていてもタイピングが速くても、自分が書きたいもの作りたいものがハッキリしないと、いつまでも白紙のままです。

ネットや書店で見かける情報は、そのほとんどが何かを作ったり創造したりする技術に関するこ

もっとみる
はじめての料理は火加減を弱めに

はじめての料理は火加減を弱めに

料理は火加減を操れるようになると楽しい。

それは火加減で時間を操るからだ。火を強くすれば早くできる。
弱くすればゆっくりになる。料理のスピードは火加減次第だ。

火を強くすれば時間の流れを速める。
頭と身体もそれに合わせないといけない。ただ急げばミスをする。
はじめて作る料理であればなおのことだ。

コンロも3つ口より1つが良いと思う。3つ並行で火を操れば、3つの時間が進む。それだと忙しない。弱

もっとみる
宇宙から見た地球とスカイツリーから見た街並み

宇宙から見た地球とスカイツリーから見た街並み

宇宙から見た地球とスカイツリーからの街並みは似ていると思った。
どちらも不都合な部分は距離によって切り離された美しく静止した世界。

東京都墨田区にある東京スカイツリーは高さが634mある。私は年明け早々に昇った。エレベーターで。窓からのぞき込んだ景色は美しかった。自動車も電車も微生物のように小さく、のっそり動いていた。人や動物は街の中に息を潜め、無音の世界が広がる。排気ガスもゴミもない世界があっ

もっとみる
ドラマ相棒が教えてくれる真実に向き合う大切さ

ドラマ相棒が教えてくれる真実に向き合う大切さ

ドラマ相棒を小学生から見ている筆者は、真実に向き合う大切さを相棒から教わった。

杉下右京その人物像どのような状況でも正しさを疑わず、真実を明らかにする姿勢を一貫する。それが杉下右京だ。相手が民間人でも大物政治家でもヤクザでも関係ない。彼は相手を一人間として見る。罪を犯したものは等しくその罪を受け入れて償わなければならない。そう考えているのだ。

その姿勢は時に冷たく無慈悲なように捉えられる。長く

もっとみる
みそ汁をレシピではなくフレームワークだと捉えると、もっと料理が楽しくなる

みそ汁をレシピではなくフレームワークだと捉えると、もっと料理が楽しくなる

レシピに従って料理するよりも、レシピをフレームワークと捉えたほうが、料理は楽しくなる。そんな考え方をこの記事で提案します。

みそ汁に入れる具材は意外と自由である私はCookpad や料理本に載っているレシピに従って料理することが多いです。みそ汁もそうでした。

ですが、何度も作っているうちに、みそ汁に入れる具はどんなものでもよいと気が付きました。豆腐やわかめ、たまご以外に、白菜やじゃがいも、カボ

もっとみる
祖母がつくる黒豆を追う年末

祖母がつくる黒豆を追う年末

年末年始の楽しみは祖母が作ってくれる黒豆です。小学生の頃から食べ続けていて20年以上。ホクホクした豆と、黒豆の味が染み出した甘汁を毎年毎年おいしく食べています。もちろん今年も。

この味を受け継ぎたいと思い、黒豆作りに挑戦して3年目になりました。「これは良くできたかもしれない!」と感じたので、そのレシピをここに書きます。

黒豆のレシピ分量

使う道具

作り方

まずは下ごしらえをします。

もっとみる
住む場所が自由に選べる喜び

住む場所が自由に選べる喜び

わたしたちには住む場所を選べるという自由があります。これがないと好きな場所に引っ越せないため大変です。これは20代後半になった私がようやく気がついた権利や自由についての話です。

引っ越しをした今まで暮らしていた家

年末が迫る12月初旬、私は5年以上住んでいた東京都江戸川区から引っ越しをしました。そこに住み始めたのは会社に入りたてのころで、お金もない私は家賃が5万円以下の家を探していたのです。不

もっとみる
数学というメガネをかける

数学というメガネをかける

読んだ本感想本当か偽か、もやもやする情報が社会にあふれている。情報はやっかいだ。手で触れられない。臭いも嗅げない。賞味期限もない。

ではどうするのか。頭のなかで触るのだ。

あるデータを見せられた時、私たちは考える。考えるが限界は来る。そんなときに数学というメガネは視界を広げる。

運動量と健康の関係性を表すデータを医者が見せてきたとしよう。たとえば、こんなふうに。

健康診断を受けるために問診

もっとみる