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生き方

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2024年6月の記事一覧

置かれた場所で咲けなくてもいい

置かれた場所で咲けなくてもいい

「置かれた場所で咲きなさい」という言葉があります。
私たちは生まれた時にこの場所にたまたま置かれています。
この場所に自ら望んで置かれたわけではありません。
そんな場所で、一生懸命努力して咲かなければならないのでしょうか。

今、自分がどんな場所に置かれ、どんな状況にあるかは一時的なものです。
会社でも学校でも一生続くものではありません。たまたま居心地が悪ければ変わることもできます。別にそこではな

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生き方 心の内側を素直に話してみる

生き方 心の内側を素直に話してみる

人には自分のことを自ら話すタイプの人と、自分のことはかたくなに話さないタイプの人がいます。私はこういう人だと早く知ってもらいたいので前者のタイプです。こういう人は何を考えているのか比較的わかりやすいと思うのですが、後者のタイプは、どんな人なのか最初はわかりづらいのかもしれません。

自分のことを進んで話さない人は少しプライドがあって、軽く見られたくないという気持ちがどこかにあるのかもしれません。ま

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生き方 ゲシュタルトの祈り

生き方 ゲシュタルトの祈り

私は私の人生を生き、
あなたはあなたの人生を生きる。
私はあなたの期待に応えるために、この世に生まれたのではない。
あまたも私の期待に応えるために、この世に生まれたのではない。
あなたはあなた。私は私。
もしふたり、心が通い合うことがあれば、それは素晴らしいこと。
けれどももし、わかり合えないままであっても、
それはそれで致し方のないこと。
                  フレデリック・パール

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「老師と少年」 南直哉

「老師と少年」 南直哉

今回は南直哉和尚さんの「老師と少年」について考えてみます。
少年は死ぬとはどういうことかが知りたくて老師のもとを訪ねます。

前夜

少年
「なぜです。みんなが考えるべきこと、考えなくてはいけないことではないのですか?」
老師
「そうではない。考えてしまう人と、考えなくてもすむ人がいるだけだ。そして考えなくてもすむ人が、世の中の仕組みをきめていく。その世の中で、考えてしまう人は迷い、遅れ、損をする

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発菩提心とは

発菩提心とは

発菩提心(ほつぼだいしん)とは

と辞書にあります。
大愚和尚さんの話の中では
発菩提心とは自分以外の誰かのために自分ができることはないだろうかと見つけてお手伝いすることです。
(利他心と慈悲に思い立つことかな。)

中高年になると何不自由なく生活しているのに、何か物足りなさや心の空白のようなものを感じることがあります。このような漠然とした悩みは何か問題があるということではなく正常な悩みのようです

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