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わが弥陀は名をもつて物を接したまふ
「いはんやわが弥陀は名をもつて物を接したまふ。」元照律師
最近、暇があれば動画配信サイトのユーチューブでサッカーを見ています。もっぱら久保建英くんの動画です。9歳でバルセロナの下部組織に入り、15歳で日本でプロデビュー、18歳であのレアル・マドリードへ移籍し、19歳の今はヘタフェというチームで活躍しています。私は彼がまだバルセロナの下部組織にいる頃から、注目していましたから、応援にも熱が入ります
原因は自分の内側にある
「智に働けば角が立つ
情に棹させば流される
意地を通せば窮屈だ
とにかく人の世は住みにくい」
夏目漱石 草枕
「頭のいいところが見えすぎると嫌われるし、情が深いとそれに流されてゆくし、意地を通せば窮屈に感じる。とにかく人の世は住みにくい」
と夏目漱石は草枕の冒頭に、人の世の住みにくさは人付き合いにあると書かれています。私たちはどうしても、何か苦悩が起こればその原因
瓦礫を変じて金と成す
アフリカや南米の人里はなれた一見、食堂とわからないような食堂に行ったときに時々あることですが、ヤギ料理を注文したら目の前を店主に足を持たれて逆さまにされたヤギがギュエーギュエーと人間のような大きな声を上げながら前を通っていったり、鳥料理を頼んだら同じようにギョエーギョエーと人間のように鳴く鳥が通っていったりして、少し離れた見ようと思えばすぐ見えるところで殺され、小屋で処理され、30分もしないうちに
もっとみるご法事の時に正座をしなければいけませんか?
正座は痛いし痺れるし、大変ですよね。私も僧侶になった最初の頃はとても正座に苦労したことを覚えています。ご法事となれば、服装を整えて親戚が集まり、お坊さんがお衣をつけて、真剣な雰囲気の中でお経をお勤めする。きちんとしなければいけない雰囲気満点ですものね。その時に、椅子ならまだいいけれども、畳の時はやっぱり正座しないといけないの?と悩まれるかもしれません。
浄土真宗(じょうどしんしゅう)のご法事は、
船のようなおはたらき
仏さまはたくさんいらっしゃいますが、浄土真宗(じょうどしんしゅう)では阿弥陀仏(あみだぶつ)という仏さまを大切にします。浄土真宗を開かれた親鸞聖人(しんらんしょうにん)は、その阿弥陀仏のはたらきを船にたとえられました。
『生死の苦海ほとりなし ひさしくしづめるわれらをば 弥陀弘誓のふねのみぞ のせてかならずわたしける』高僧和讃
今32歳の私の目に映る”この世界”は、幸せに映ります。今、丁度スタ
2020年10月30日(金) 晴れ
夕方仕事帰りにコンビニへ。
コンビニのパンだけ進化が遅い気がする。弁当やおにぎり、デザートは昔と比べてすごくおいしくなった。セブンに行けばアメリカンドックを買うし、ローソンに行けばデザートを買う。飲んだ後はセブンの”オムすび”が欠かせない。しかし、昔からパンだけは決め手に欠ける。だからしばらく悩んだあげくそんな気分でもなかったがカレーパンを手に取り、レジに持って行った。
レジで店員さんが他に御
宗教ってなんだろう。
お寺に生まれた私は高校から実家を離れた。15歳で実家から宗教から逃げたのだ。
自分の人生は自分で切り開く。宗教なんか必要ない。と考えていたように思う。それでも22歳のとき、住職であった父の病気がきっかけで3年間ほど京都で仏教の勉強をし、僧侶の資格を取らせていただいた。資格はいただいたが、仏教や宗教にはどうしても馴染めぬままで、アルバイトの仲間たちといるほうが居心地がよかった。
それがいつのまに