Takumi

福岡県出身、調査会社で働く27歳。「内向型人間の学び」をテーマに記事を執筆。日々どのよ…

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福岡県出身、調査会社で働く27歳。「内向型人間の学び」をテーマに記事を執筆。日々どのように自分と向き合っているかの実録を記事にしていきます。

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    観光メインの旅行記。心に残っている風景や景色の写真とともに、感じたことを素直に記事にしています。ごくごくまれに料理の写真あり。

記事一覧

愛知県旅行記(2)〜南知多〜

南知多、そこではこれまでした旅行とは違った動き方をできた場所だ。私の旅行は観光がメインだ。今まで見たことのない風景、風変わりなモニュメント、観光スポット、これら…

Takumi
1年前
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愛知県旅行記(1)〜常滑〜

セントレアから電車へ一本、名古屋の手前にある常滑(とこなめ)。Netflix限定の映画『泣きたい私は猫をかぶる』の舞台として、一躍人気となった。 常滑を一言で表すなら…

Takumi
1年前
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感情・思考の整理に、ジャーナリングを

ジャーナリング、それは書く瞑想。このことばを初めて知ったとき、書く瞑想とはなんのこっちゃと素で思った。瞑想は心を無にして何も考えないのでは?と。しかしジャーナリ…

Takumi
1年前
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スイス旅行記〜ベルン〜

ラクレット、時計、アルプス山脈、4つの言語、永世中立国。そんなイメージだけを持って向かったスイス。 今回はスイス旅行記のベルン編。と言っても、ちゃんと訪れたのは…

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1年前
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読書感想文(1)〜アイヌ学の夜明け〜

アイヌということばを初めて聞いたのは私が小学生の頃だった。シャーマンキングという漫画に、ホロホロというアイヌの少年が登場した。当時はアイヌ民族なるものが北海道に…

Takumi
1年前
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(半)脱ミニマリスト宣言。足らないを知る

学生の頃から、友達が家にくるたびに言われていたことがある。「Takumiの家、生活感がないね。」と。 このように言われていたのは、友達の家と「比較」して、私の家が片付…

Takumi
1年前
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滋賀県旅行記(4)〜大津・高島〜

滋賀県旅行の最後は、滋賀県の観光スポットを周るべく、大津・高島を車でぐるり。滋賀県を締めくくるのにふさわしい景色を眺めることができた。 冬に訪れたこともあって、…

Takumi
1年前

滋賀県旅行記(3)〜草津〜

滋賀県といえば、琵琶湖。このイメージをより強固にする魅力たっぷりの博物館がある。みなさんご存知の琵琶湖博物館だ。 この博物館は草津駅からバスで15分くらいの場所に…

Takumi
1年前
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アニソンの文化人類学

アニメに欠かせない要素は?と聞かれると、正直たくさんある。そんなことを考えていたある日のこと、ふと疑問に思ったことがあった。 アニソンって海外にもあるだろうか?…

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1年前
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滋賀県旅行記(2)〜近江八幡〜

滋賀県といえば、琵琶湖。そのイメージを180度変えてくれた豊郷町を後にし、次に私が訪れたのは近江八幡市の八丁堀周辺。 歴史の知識に乏しいからこそなのか、私は歴史的…

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1年前
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滋賀県旅行記(1)〜豊郷町〜

滋賀県といえば・・・琵琶湖しか思いつかなかった。そんなイメージしか持っていなかったけど、実際に行ってみると魅力がいっぱい。そんな滋賀県旅行の最初は豊郷町から始ま…

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1年前
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ベルギー旅行記(3)〜ブリュッセル〜

ベルギーと聞くと、私はベルフリーとワッフル、そしてタンタンが真っ先に思い浮かぶ。それらを紹介したいと思っていたけれど、今回はブリュッセルの街歩きで気づいたことを…

Takumi
1年前

ベルギー旅行記(2)〜ワーテルロー〜

ベルギーの有名観光地といえば、かのフランス皇帝ナポレオンが最後の戦をした場所ワーテルローだと勝手に思っている。 今回はワーテルローを訪れたときのことをご紹介。著…

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1年前
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ベルギー旅行記(1)〜デュルビュイ〜

今回の両後期はベルギーはワロン地方にある、小さな町デュルビュイを訪れたときのことを記事にしたいと思う。 デュルビュイの場所と行き方デュルビュイは首都ブリュッセル…

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1年前

音楽=歌詞のある曲、というラベルをなくした先に待っていたもの

高校生までの私にとって、音楽とは、歌詞のある曲だった。 しかし、大学に入学してから、次第に歌詞のないクラシックに興味を示すようになった。きっかけは「のだめカンタ…

Takumi
1年前
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方言を忘れた日

私は福岡で生まれ育ち、高校卒業までの18年間ずっと生まれた土地で生活していた。ただ大学進学で実家を出て以降、一度も福岡の地で生活をしたことがない。一番長い滞在でも…

Takumi
1年前
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愛知県旅行記(2)〜南知多〜

愛知県旅行記(2)〜南知多〜

南知多、そこではこれまでした旅行とは違った動き方をできた場所だ。私の旅行は観光がメインだ。今まで見たことのない風景、風変わりなモニュメント、観光スポット、これらを観るために私は旅をしている。

しかし南知多での旅行はこれまでの旅行とは違ったものだった。だからこそ、国内旅行の中でも思い出深い地だ。都会の喧騒から離れたい人、自然に囲まれてゆっくりと過ごしたい人、時間を気にせずくつろぎたい人、こんな人た

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愛知県旅行記(1)〜常滑〜

愛知県旅行記(1)〜常滑〜

セントレアから電車へ一本、名古屋の手前にある常滑(とこなめ)。Netflix限定の映画『泣きたい私は猫をかぶる』の舞台として、一躍人気となった。

常滑を一言で表すなら、陶器と猫で賑わう場。今回はそんな常滑の旅行記。

初めてのろくろ体験常滑は陶器で栄えた街。そのこともあって街のあちこちで陶器を作る釜、陶器で作られた土管を見ることができる。そして伝統工芸として日本でも名高い朱色の常滑焼は今も昔も、

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感情・思考の整理に、ジャーナリングを

感情・思考の整理に、ジャーナリングを

ジャーナリング、それは書く瞑想。このことばを初めて知ったとき、書く瞑想とはなんのこっちゃと素で思った。瞑想は心を無にして何も考えないのでは?と。しかしジャーナリングはその逆で、書くことで心を無にする。

学生なら勉強で、社会人なら仕事で、日々追われる人もいるだろう。そんな日々を過ごすうちに、自分の感情や思考をまとめることができず、もやもやとした毎日を過ごすこともあるかもしれない。(私のこと。)

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スイス旅行記〜ベルン〜

スイス旅行記〜ベルン〜

ラクレット、時計、アルプス山脈、4つの言語、永世中立国。そんなイメージだけを持って向かったスイス。

今回はスイス旅行記のベルン編。と言っても、ちゃんと訪れたのはベルンだけのため、ベルン以外の町はまた旅行に行く機会があれば紹介したいと思う。

フランス・パリ経由でベルンに行く方法私がベルンを訪れたのは、フランス語圏を旅行するという目的のもと訪れた場所の1つだった。(フランス語圏と言いつつ、スイスの

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読書感想文(1)〜アイヌ学の夜明け〜

読書感想文(1)〜アイヌ学の夜明け〜

アイヌということばを初めて聞いたのは私が小学生の頃だった。シャーマンキングという漫画に、ホロホロというアイヌの少年が登場した。当時はアイヌ民族なるものが北海道にいるんだなくらいにしか考えていなかった。

アイヌのことを聞いたことあるくらいだった私でも、この本を手に取ったおかげでアイヌへの見方が変わった。

アイヌ文化ってどんなもの?日本文化との違いは?アイヌ研究の現状は?(*この本の出版は1994

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(半)脱ミニマリスト宣言。足らないを知る

(半)脱ミニマリスト宣言。足らないを知る

学生の頃から、友達が家にくるたびに言われていたことがある。「Takumiの家、生活感がないね。」と。

このように言われていたのは、友達の家と「比較」して、私の家が片付けられていて、最低限のモノしかなかったからだ。私はずっとミニマリストだ。引越しでダンボール5個分といえば、いかにモノが少ないか想像できると思う。

なぜそんな私が家具を増やしたのか?今回はそれを記事にしていこうと思う。

ミニマリス

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滋賀県旅行記(4)〜大津・高島〜

滋賀県旅行記(4)〜大津・高島〜

滋賀県旅行の最後は、滋賀県の観光スポットを周るべく、大津・高島を車でぐるり。滋賀県を締めくくるのにふさわしい景色を眺めることができた。

冬に訪れたこともあって、いまいち写真から伝わりづらいところがある。その部分はできるだけ文章化していこうと思う。

最初は大津から車で2時間ほどの場所にある、高島市のメタセコイヤ並木。

葉のない並木も乙。欲をいえば、雪が積もっていればもっと良かった… この並木道

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滋賀県旅行記(3)〜草津〜

滋賀県旅行記(3)〜草津〜

滋賀県といえば、琵琶湖。このイメージをより強固にする魅力たっぷりの博物館がある。みなさんご存知の琵琶湖博物館だ。

この博物館は草津駅からバスで15分くらいの場所にある。ちなみにバスの本数が40-50分に1本とかなり少ない。バスの時間を気にせず過ごしたいならレンタカーが良い。

でも私はあえて行きのみ徒歩をオススメしたい。歩行者用の道が整備されていて、道中で綺麗な景色をゆったりと楽しむことができる

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アニソンの文化人類学

アニソンの文化人類学

アニメに欠かせない要素は?と聞かれると、正直たくさんある。そんなことを考えていたある日のこと、ふと疑問に思ったことがあった。

アニソンって海外にもあるだろうか?

ここでいうアニソンはディズニーやワーナーブラザーズが提供するような、楽曲を伴った映画ではなく、MARVELやTintinにみられるショートアニメのアニソンのことを指していることに注意して欲しい。

結論、アニソンは探すことはできた。

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滋賀県旅行記(2)〜近江八幡〜

滋賀県旅行記(2)〜近江八幡〜

滋賀県といえば、琵琶湖。そのイメージを180度変えてくれた豊郷町を後にし、次に私が訪れたのは近江八幡市の八丁堀周辺。

歴史の知識に乏しいからこそなのか、私は歴史的に有名な場所を訪れる頻度が高い。近江八幡市もその1つ。

超余談なんだけど、八幡っていう漢字1つにどれだけ読み方あるんだろうと旅行するたびにびっくりする。やわた、やはた、やばた、はちまん、はつま。方言も関係しているとはいえ、これは多すぎ

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滋賀県旅行記(1)〜豊郷町〜

滋賀県旅行記(1)〜豊郷町〜

滋賀県といえば・・・琵琶湖しか思いつかなかった。そんなイメージしか持っていなかったけど、実際に行ってみると魅力がいっぱい。そんな滋賀県旅行の最初は豊郷町から始まった。

豊郷町は彦根駅から数駅ほどの場所にある町。ここは今も愛され続けるアニメ「けいおん」の聖地として有名。「けいおん」は私が初めて観た深夜アニメで、豊郷町、というか豊郷小学校旧校舎群は絶対に外せない場所のひとつだった。

豊郷駅から徒歩

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ベルギー旅行記(3)〜ブリュッセル〜

ベルギー旅行記(3)〜ブリュッセル〜

ベルギーと聞くと、私はベルフリーとワッフル、そしてタンタンが真っ先に思い浮かぶ。それらを紹介したいと思っていたけれど、今回はブリュッセルの街歩きで気づいたことを書きたいと思う。

ブリュッセルは街のいたるところで、ストリートアートが目に付く。グラフィティのような感じで、日本だと高架下によくみられるもの。日本のグラフィティに慣れていた私のイメージはもっぱら彩鮮やかな文字装飾だった。ただブリュッセルの

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ベルギー旅行記(2)〜ワーテルロー〜

ベルギー旅行記(2)〜ワーテルロー〜

ベルギーの有名観光地といえば、かのフランス皇帝ナポレオンが最後の戦をした場所ワーテルローだと勝手に思っている。

今回はワーテルローを訪れたときのことをご紹介。著作権の問題上、使えない写真ばかりだったので、ほぼテキストになるのはご容赦ください(笑)

ワーテルローへの行き方と駅周辺ワーテルロー駅はブリュッセル中央駅から電車でおよそ30分の場所にある。駅周辺はわりと栄えているけれど、半径5kmくらい

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ベルギー旅行記(1)〜デュルビュイ〜

ベルギー旅行記(1)〜デュルビュイ〜

今回の両後期はベルギーはワロン地方にある、小さな町デュルビュイを訪れたときのことを記事にしたいと思う。

デュルビュイの場所と行き方デュルビュイは首都ブリュッセルからみて南東方面にある小さな町だ。
ブリュッセル中央駅で乗車し、マルロワ駅で乗り換え、最寄り駅のバルヴォ駅で下車する。電車に揺られる2時間弱、電車の中でホットココア片手に、パンオショコラをほおばったのは今でもいい思い出だ。

バルヴォ駅か

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音楽=歌詞のある曲、というラベルをなくした先に待っていたもの

音楽=歌詞のある曲、というラベルをなくした先に待っていたもの

高校生までの私にとって、音楽とは、歌詞のある曲だった。

しかし、大学に入学してから、次第に歌詞のないクラシックに興味を示すようになった。きっかけは「のだめカンタービレ」のドラマをじっくりと観たことだ。我ながら浅はかな理由だ(笑)

のだめカンタービレがきっかけになったとはいえ、私は楽譜も読めず、音のトーン・メロディの聞き分けもできない。そんな私ができることは、実際に音楽を聴くことだけだった。

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方言を忘れた日

方言を忘れた日

私は福岡で生まれ育ち、高校卒業までの18年間ずっと生まれた土地で生活していた。ただ大学進学で実家を出て以降、一度も福岡の地で生活をしたことがない。一番長い滞在でも、1週間ほどだ。

だから良い意味で、実家に帰るたび、どこか異国に来たように感じる。

昨年の暮れのこと、私は1年半振りくらいに実家に帰った。北九州空港からバスで小倉駅へ向かい、そこから実家の最寄り駅まで電車に揺られていたときのことだ。隣

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