Takumi

福岡県出身、調査会社で働く27歳。「内向型人間の学び」をテーマに記事を執筆。日々どのよ…

Takumi

福岡県出身、調査会社で働く27歳。「内向型人間の学び」をテーマに記事を執筆。日々どのように自分と向き合っているかの実録を記事にしていきます。

マガジン

  • 心に響いた素敵な記事たち

  • 国内外の旅行記

    観光メインの旅行記。心に残っている風景や景色の写真とともに、感じたことを素直に記事にしています。ごくごくまれに料理の写真あり。

  • 文化人類学で楽しむ世界

    日常生活で当たり前になりすぎている文化に疑問を持つ。

最近の記事

小説を読むと、感情が分かる

2023年が始まって1ヶ月半。今年は映画とアニメの時間を極力減らして読書に耽ってみようと決めていた。そして読んだ記録をつけるために「読書メーター」というアプリを利用し始めた。 現在読み終わった本の数は16冊。うち小説は12冊。想像以上にハイペース。こんなペースで読んでいると一冊に対する感情の整理が追いつかないかと思ったが、むしろ逆で読み続けた方が整理されている。 インプットとアウトプットの比率は9:1と言われるが、これはあながち間違いではないのかもしれない。読書量が多いほ

    • 自炊の幸せ、食べる行為+α

      私はなんでも美味しく食べることができる。これといって苦手な食材もなければ、食べれない料理もない。そのため、友人や家族と海外旅行に行ったときは、驚かれる。本当に「なんでも」食べるから。 単に味音痴なだけかもしれない。しかし、どう味わっても、美味しいものは美味しい。食べると幸せになれる。 その一方で、作るという行為もそれなりにやっている。私は一人暮らしを10年している。それ相応に料理スキルは身に付いている。レシピ通りに作ることもあれば、材料と調味料を適当に突っ込んだ料理を作る

      • 愛知県旅行記(2)〜南知多〜

        南知多、そこではこれまでした旅行とは違った動き方をできた場所だ。私の旅行は観光がメインだ。今まで見たことのない風景、風変わりなモニュメント、観光スポット、これらを観るために私は旅をしている。 しかし南知多での旅行はこれまでの旅行とは違ったものだった。だからこそ、国内旅行の中でも思い出深い地だ。都会の喧騒から離れたい人、自然に囲まれてゆっくりと過ごしたい人、時間を気にせずくつろぎたい人、こんな人たちにはオススメの場所だ。 南知多への行き方南知多へは名古屋駅から名鉄で約40分

        • 問いの立て方

          普段、どれくらいの頻度で問いを立てているか?その回数は意思決定の回数とおおよそ同じだと考えることができる。 「今日のお昼ご飯何にしよう?」といった日常のことから、「この業務の優先順位は下げるか。」といった仕事のことまで、意思決定には意識的であろうとなかろうと問いはつきものだ。 だからこそ、思う。意識的に立てる問いだけは、実用性のあるものにしていきたい。そこで今回は私が実践していることも踏まえて、問いの立て方について書いていく。 問いで陥る思考の落とし穴突然だが、次のよう

        小説を読むと、感情が分かる

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        記事

          映画館の良さ

          今日は3ヶ月ぶりに映画館へ行ってきた。観てきたのは『すずめの戸締まり』。といっても、作品の感想を書くわけじゃない。 久々の映画館ということもあって、良さを改めて実感した。それを踏まえ、ホームシアターとの違いを考えてみようと思う。 ホームシアターとの違い家をホームシアターにしたい。学生の頃にそんな淡い夢を抱いていたことがある。しかしながら、本格的なものを作ろうとなると、それなりにお金がかかる。 音響機器 まず実現しないといけないのは重低音の出せるスピーカーだった。当時の

          映画館の良さ

          「自分の道を選択できる人だね」と言われて

          先日、付き合いの長い友人と久々に夕餉を共にした。その友人とは境遇が少しだけ似ていて、大学進学時に福岡の地を離れ、住む地域は異なるけれど、関西で共に学生時代を過ごした。そして就職をしてから、同じく関西を出て、関東の地にやってきた。 狙ってそうなったわけではないけれど、こうやって縁が続いているのは嬉しい。 そんな友人との話で、「Takumiは自分の進む道を選択できる人だよね」と言われた。こんなことを言われたのは初めてだった。 確かに、自分の気持ちに正直に従って、その時やれる

          「自分の道を選択できる人だね」と言われて

          愛知県旅行記(1)〜常滑〜

          セントレアから電車へ一本、名古屋の手前にある常滑(とこなめ)。Netflix限定の映画『泣きたい私は猫をかぶる』の舞台として、一躍人気となった。 常滑を一言で表すなら、陶器と猫で賑わう場。今回はそんな常滑の旅行記。 初めてのろくろ体験常滑は陶器で栄えた街。そのこともあって街のあちこちで陶器を作る釜、陶器で作られた土管を見ることができる。そして伝統工芸として日本でも名高い朱色の常滑焼は今も昔も、多くの人に愛され続けている。 とってつけたような知識はさておき、「常滑に来たか

          愛知県旅行記(1)〜常滑〜

          作家別好きな小説TOP3(1)〜山田悠介〜

          私が中学・高校と、どハマりしていた作家、山田悠介さん。彼の作風はホラーもしくはサバイバルものが多く、読んでいてドキドキハラハラとした気持ちを抱ける。一方で、たまにあるヒューマンドラマの話がこれまた心に染み渡る。 そんな山田悠介さんの作品を30作読んできた私の個人的に好きな小説TOP3をご紹介。 *一部ネタバレが含まれるので、ご注意ください。 3位 オールオールは現実に起きなさそうな感じを覚える一方で、実際に誰かが経験していそうな日常を描いた作品。 一流企業に就職したけれ

          作家別好きな小説TOP3(1)〜山田悠介〜

          感情・思考の整理に、ジャーナリングを

          ジャーナリング、それは書く瞑想。このことばを初めて知ったとき、書く瞑想とはなんのこっちゃと素で思った。瞑想は心を無にして何も考えないのでは?と。しかしジャーナリングはその逆で、書くことで心を無にする。 学生なら勉強で、社会人なら仕事で、日々追われる人もいるだろう。そんな日々を過ごすうちに、自分の感情や思考をまとめることができず、もやもやとした毎日を過ごすこともあるかもしれない。(私のこと。) その気持ちを抱いた理由、なんで考えがまとまらなかったのか。こんな悩みがあるとジャ

          感情・思考の整理に、ジャーナリングを

          人生の賞味期限と消費期限

          人生を食べ物で喩えるなら、その賞味期限と消費期限はどのときに当たるだろう?突拍子もなく、こんな質問が頭に浮かんできた。 意味を引っ張っておくと、それぞれ以下だ。 賞味期限:美味しく食べることのできる期限 消費期限:いつまでに食べるべきかを表す期限 これらを人生に当てはめると・・・ 賞味期限:成長していると自分が実感できる期限 消費期限:今後の伸びしろがない期限 およそこんな感じだろうか。 ただ食べ物と違って、人生の賞味期限と消費期限はイコールで結ぶことができる。自分が消

          人生の賞味期限と消費期限

          「みんな」消費された

          私は小学5年生のころ、周りから浮いた子どもだった。すぐ問題ごとを起こす、授業中に寝る、周りの生徒とうまく協調できない。 そこで先生から注意を受けた。「他の子たちみてごらん。みんながやってることをあなたはできていないでしょ。もっとみんなを見習わきゃ。」と。それまでもなんども怒られてきたけれど、みんなを見習ってという注意を受けたのは初めてだったと思う。 小学5年生ながらに「みんなって誰?」と尖った見方をしていた。そんな私も今ではすっかり「みんな」の一員になっている。それでも未

          「みんな」消費された

          スイス旅行記〜ベルン〜

          ラクレット、時計、アルプス山脈、4つの言語、永世中立国。そんなイメージだけを持って向かったスイス。 今回はスイス旅行記のベルン編。と言っても、ちゃんと訪れたのはベルンだけのため、ベルン以外の町はまた旅行に行く機会があれば紹介したいと思う。 フランス・パリ経由でベルンに行く方法私がベルンを訪れたのは、フランス語圏を旅行するという目的のもと訪れた場所の1つだった。(フランス語圏と言いつつ、スイスのフランスサイドで訪れたジュネーブは飛行機のスケジュールの関係でほとんど周れていな

          スイス旅行記〜ベルン〜

          noteでスキを悪用しないで

          時間は有限。そう思って生きているのはみな同じだと思う。私もその1人。 ところで、私は記事を書く前、noteのダッシュボードに目を通している。この記事こんなに読んでもらえてる。(といってもビュー数40前後が今の私の限界だけれど笑)でもスキついていないな〜、全力で書いたけど自己満だったか。と内省タイムにちょっとま入る。 ただダッシュボードについて、かねてから疑問に思っていたことがある。 ビュー数に変化がないのに、スキ数が増えていることがある ビュー数はインプレッション数だと

          noteでスキを悪用しないで

          読書感想文(1)〜アイヌ学の夜明け〜

          アイヌということばを初めて聞いたのは私が小学生の頃だった。シャーマンキングという漫画に、ホロホロというアイヌの少年が登場した。当時はアイヌ民族なるものが北海道にいるんだなくらいにしか考えていなかった。 アイヌのことを聞いたことあるくらいだった私でも、この本を手に取ったおかげでアイヌへの見方が変わった。 アイヌ文化ってどんなもの?日本文化との違いは?アイヌ研究の現状は?(*この本の出版は1994年)こんな疑問を抱いているなら、この本はうってつけだ。 本書は、次のような構成

          読書感想文(1)〜アイヌ学の夜明け〜

          (半)脱ミニマリスト宣言。足らないを知る

          学生の頃から、友達が家にくるたびに言われていたことがある。「Takumiの家、生活感がないね。」と。 このように言われていたのは、友達の家と「比較」して、私の家が片付けられていて、最低限のモノしかなかったからだ。私はずっとミニマリストだ。引越しでダンボール5個分といえば、いかにモノが少ないか想像できると思う。 なぜそんな私が家具を増やしたのか?今回はそれを記事にしていこうと思う。 ミニマリストになるまで私がミニマリストになったのは大学2年生のころだ。それまでの私は特段ミ

          (半)脱ミニマリスト宣言。足らないを知る

          滋賀県旅行記(4)〜大津・高島〜

          滋賀県旅行の最後は、滋賀県の観光スポットを周るべく、大津・高島を車でぐるり。滋賀県を締めくくるのにふさわしい景色を眺めることができた。 冬に訪れたこともあって、いまいち写真から伝わりづらいところがある。その部分はできるだけ文章化していこうと思う。 最初は大津から車で2時間ほどの場所にある、高島市のメタセコイヤ並木。 葉のない並木も乙。欲をいえば、雪が積もっていればもっと良かった… この並木道は季節ごとに異なる顔を表すみたいなので、次は夏に訪れてみようと思った。季節ごとの

          滋賀県旅行記(4)〜大津・高島〜