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ベルギー旅行記(2)〜ワーテルロー〜

ベルギーの有名観光地といえば、かのフランス皇帝ナポレオンが最後の戦をした場所ワーテルローだと勝手に思っている。

今回はワーテルローを訪れたときのことをご紹介。観光地でお金を払って入った場所が多く、使えない写真ばかりだったので、ほぼテキストになるのをご容赦ください・・・


ワーテルローへの行き方と駅周辺

ワーテルロー駅はブリュッセル中央駅から電車でおよそ30分の場所にある。駅周辺はわりと栄えているけれど、中心部から半径5kmくらいを境に一気に自然が広がる。

ワーテルロー駅から過ごし離れた場所

上の写真のように中心部から外れると、交通便は良くない。ただ、私のように徒歩が好きなトラベラーには、ワーテルローは歩いていて楽しい場所だ。田園風景の合間に見える古風な煉瓦造りの家、庭に積み上げられた木材、水を溜めている木樽の井戸(もしくは単に水を溜めているだけ)などを観ながら、散歩ができる。

ちなみに、ワーテルローの観光地をバスで移動すると、人によっては半日ちょっとで周れると思う。

ナポレオンゆかりの地を周るならこの2箇所

ワーテルローで誰もが訪れるのは、ライオン像のある古戦場、そしてナポレオン像が設置されているナポレオン最後の本拠地の2つだ。

ワーテルローの中心地から、この2つはほぼ一直線上にあるので、徒歩で行くにも結構楽だった。ただ市街地を一歩でも出ると、歩道がところどころ用意されていないので、徒歩の場合は注意が必要だ。速度制限の標識はみていないけれど、横を走る車は速度が速かったので、体感70km以上はあったと思う・・・

ライオン像のある古戦場へは、歩くこと1時間ほどで到着した。

ワーテルロー古戦場

遠目から見るだけでも、正直テンションがあがる。入場券はいくつか種類があって、ワーテルロー古戦場だけのもの、ナポレオン最後の本拠地などを含むものなど、いくつか販売されている。

1つ1つ購入すると最終的に高くつくので、3ヶ所以上を巡りたい方はセットになったチケットを買うのがおすすめだ。

まずは、古戦場内のミュージアムへgo。ミュージアムにはワーテルローの戦いを再現したパノラマがあって臨場感満載だ。30分ほどのショートフィルムを3Dメガネをかけて鑑賞でき、プチ映画館気分も味わる。

それらを見終わったあと最後に待っているのが、ライオン像だ。200mくらいある階段を登りながら見下ろす景色が絶景だった。戦争の舞台になっていたとは思えないほど、すでに草木が生い茂っている。

関ヶ原の防衛柵みたく戦場の風景が残っているわけではない。しかし、ミュージアムで色々と学んだあとに古戦場を見渡すと、頭の中で戦火のイメージを想像できるように工夫が凝らされている。初めてみる景色であるにも関わらず、ミュージアムのおかげで、当時の情景を補完できるのだから、人間の脳はよくできている。

関ヶ原といえば、ワーテルローは古戦場提携を結んでいるので、建物を出る直前あたりの位置に甲冑が飾られている。

ちなみに古戦場だけで軽く2~4時間過ごせるので、他に見たいものがある方は気をつけてほしい。

そんな濃厚な時間を過ごした後に、ナポレオン最後の本拠地へ。
そこまでは、またも徒歩で1時間ほど。さすがに疲れが出始めてきた。。。

建物の外観は下の写真をご覧になってほしい。

ナポレオン最後の本拠地

どうでもいいけれど、この写真を準備していて気づいたのだが、標識に90km制限とある。隣を走る車が速く感じるわけだ(笑)

日本だったら、田舎でもこんな速度で走れないよね。
ちなみにここには大理石で作られたナポレオン像がある。その像のある部屋の壁画にはナポレオンが描かれいて、まさにナポレオン祭り。

終わりに

2時間以上も徒歩移動で疲れ果てたので、ワーテルロー駅までの帰りはバスに乗った。確か、1時間に2本間隔で運行していて、€1.8くらいで乗車できる。

バスに乗車する際は、乗車時に車掌さんからチケットを買うのをわずれずに。ということで、今回はこの辺でおしまいにしようと思う。

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