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今年読めて良かった本とどうしても読みたくなった本について

今年も後大晦日を残すだけとなります。
気がつけば今年が終わっていきます。

今年はどんな視点から考えても、頑張ったことと言えば「読書」と「note」です。

読書は去年までは年に5冊程度しか読めていなかった状態から、1ヶ月で10冊読むことができるようになったことは大きな変化です。

noteも今まで全く存在すら知らなかった状態から、毎日書くようになり既に240日以上書き続けられています。これもまた大きな変化です。


私はこの2つはセットだと思っています。
読書はインプット、そして読書でインプットした内容をnoteという媒体でアウトプットできるのです。

読書だけでも意味がなく、noteだけでも意味がありません。

そして私が今直感として思いつく今年読んで良かった本と、今年読みたくなった本を紹介していこうと思います。


(今年の9月末までですが、100冊読書をすることができたタイミングまで、読んだ本をリストにしています。興味のある方はご覧ください。)



今年読んで良かった本

・『海辺のカフカ』村上春樹著
この本は今年初めて読んだ小説です。村上春樹は好き嫌いが分かれると事前情報がありましたが、私は好きでした。とても読みやすく、内容もとても面白かったため「村上春樹なら読める」と思い、当月中に別の村上春樹の作品にも挑戦しています。

小説を初めて面白いと感じた作品なので紹介しました。

もちろん村上春樹が書く他のどの作品も好きです。



・『転職の思考法』北野唯我著
私は以前月に一度あるかないかの休みと、120時間以上の月の残業時間を持った労働者でした。体力的にも辛く転職を判断し、結果として今年の4月から上京してきました。

その当時はこの本とは出会えてませんが、この本を読んだ時にもっと早く読んでいれば良かったと思ったのです。

みんながこの本を読めば日本は明るくなると思えたとても素晴らしい本です。



・『マチネの終わりに』平野啓一郎著
映画化もされ有名な作品なので紹介不要かもしれませんが、私が好きな言葉が出てきました。

「人は、変えられるものは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去はそれくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」(P.33より)

私はこの言葉にとても感動しました。

過去は決して変えられないと思っていましたが、今どう行動するか、今どのように過去を捉えるかで過去が変わるということを知れたことが嬉しかったです。

またストーリーもとてもよく、大人な恋愛を楽しめたこともこの本の魅力かと思います。



どうしても読みたくなった本

私がどうしても読みたくなる本をあげるとキリがないです。

「読書家」と名乗るのにどうしたら良いのか以前考えたことがあります。
(その時の記事もありますので、興味のある方はぜひご覧ください)

読書家とは、特に国から免許が交付されるものでもないです。

そのため「誰かが読書家と呼んだから」「自分で読書家と名乗ったから」こんな理由でしか読書家という言葉は使えません。

そして毎日読書をするからには「読書家」と名乗りたかった時期がありました。(後々ゆっくり考えてみれば読書家だろうと、なかろうと特に私の行動は変わりませんが)

仮に読書家であれば、当然読んでいるべき本が多数存在します。

例えば日本で一番読まれた作品のひとつとも言われる夏目漱石の『こころ』を読んでいないのであれば読書家ではないだろう、と言われれば反対できません。

そうしたプライドから私は過去の有名な作品を読みたくなりました。

例えばダンテの『神曲』であったり、ドフトエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』などもあがるでしょう。

誰もが一度は聞いたことのあるタイトルの本は正直全て読みたいです。


というわけで、来年もまだまだ読書をする習慣は続きそうです。

ではまた明日。
Taku


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