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AugLab活動まとめ

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身体的・感性的な拡張技術によるWell-beingの実現を目指して、パナソニックが進めるAugLabの活動メモです。
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#ビジネス

ロボットの提供価値を整理してみたので意見ください~

ロボットの提供価値を整理してみたので意見ください~

この一ヶ月はたまたま大学での理工系学生やMBA学生への講義、SPEEDAでの業界レクチャーと普段ロボットに絡みの少ない方々に、「なぜロボティクスが重要なのか?」ということを話す機会がいくつかありました。

せっかくの機会なので、改めて、ロボットがユーザに提供する価値は何なのか?ということを整理してみました。まだまだ抜け漏れや思考が浅いところがあるので、是非様々なご意見を頂けると嬉しいです。

纏め

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よく見て、よく聞いて、よく味わって、、、よく感じる年にしたいと思います。

よく見て、よく聞いて、よく味わって、、、よく感じる年にしたいと思います。

本年も宜しくお願いします!
新年1週目なので、今年の抱負的なやつです。
特に、2021年に感じた自分自身の組織開発力について。

改めて2021年を振り返ると、担当する部署全体で見るとでは色々ありました。紹介すれば、キリがないほど多くの取り組みがありましたが、代表的なところだけでも、配送ロボットが街の中を走り回ったり、模擬コンビニでロボットがオニギリを持ったり、トイレを掃除したり、苔に脚を生やして

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ユーザが消費者から生産者になるとき持続的なWell-beingが生まれる

ユーザが消費者から生産者になるとき持続的なWell-beingが生まれる

今月のDIGITAL Xでのコラムは、『偏愛』が感性価値の高いプロダクト/サービスを生むということで、書かせて頂きました。

今週のNoteはこのコラムの補足的な記事を書いてみたいと思います。コラムの中では、偏愛からプロダクト/サービスの開発のプロセスとして、

(1)偏愛マップの作成
(2)偏愛マップの共有・対話
(3)偏愛情報の拡張

というのを紹介しました。この中で、一番難しいのは、(3)の

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やっぱりATI(圧倒的 当事者 意識)だ!と思った話。

やっぱりATI(圧倒的 当事者 意識)だ!と思った話。

ATI。圧倒的当事者意識。

やっぱり大事だなぁと思ったので、記録しておこうと思います。

このNoteで初めて「ATI(圧倒的当事者意識)」について書いたのは、Aug Lab※でのアイデア創出においては、『自分の欲望を満たすために必要なことを考えて、問いを設定する』ということを大事にしている、という文脈でした。

※Aug Lab:テクノロジーを使ってヒトのスキルや感性を引き出し、拡張することで

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細部まで描かれたビジョンの強さ。

細部まで描かれたビジョンの強さ。

JR高輪ゲートウェイ駅や2025年の大阪万博にも携わられているパノラマティクス(旧:ライゾマティクス・アーキテクチャー)主宰の齋藤精一さんにインタビューをさせて頂きました。

私自身の中で「こうなるべき」という形があります。基本的には私のビジョンの中で必要なものを、それを持つ方々と連携しながら作りたいと思っています。(インタビューより)

齋藤さんと初めてお話しさせて頂いたのは、ちょうど1年くらい

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『両利きの経営』と『ロボット産業』の意外と身近な関係。

『両利きの経営』と『ロボット産業』の意外と身近な関係。

ここ数年、『両利きの経営』が重要という話をよく聞くようになりました。両利きが大事なのは、経営だけではないと思うんですよね。今日は研究者、開発者にとっても、両利きって大事だし、それぞれの視点で両利きになれるよね、っていう話を書いてみたいと思います。

両利きの経営両利きの経営が日本で注目されるようになったのは、早稲田の入山章栄先生が『世界の経営学者はいま何を考えているのか』の中で、紹介したのがきっか

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