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やっぱりATI(圧倒的 当事者 意識)だ!と思った話。

ATI。圧倒的当事者意識。

やっぱり大事だなぁと思ったので、記録しておこうと思います。

このNoteで初めて「ATI(圧倒的当事者意識)」について書いたのは、Aug Lab※でのアイデア創出においては、『自分の欲望を満たすために必要なことを考えて、問いを設定する』ということを大事にしている、という文脈でした。

※Aug Lab:テクノロジーを使ってヒトのスキルや感性を引き出し、拡張することでWell-beingに貢献することを目指しているパナソニック内のオープンイノベーションラボ

Aug Lab活動は直接関係ないのですが、今年度が始まる前の3月に、担当しているロボット部隊全体のミッション、ビジョン、バリュー(いわゆる「MVV」)というやつを考えていました。

結果として、MVVの中のV、バリュー(組織の価値観・価値基準:「ビジョンの実現のために社員はこのように行動すべき」)の1つに「ATI:圧倒的当事者」を入れることにしました。

最初は、「Aug Lab」の中で使ってた言葉だしなぁ~、とか思っていたのですが、そもそも「圧倒的当事者意識」という言葉自体は、どんなことがあっても他責にせずに自責として仕事に取り組む!という意味でリクルートで使われていた言葉だし、「まぁ、いっか!!」ということで、入れることとしました。

バリューに入れた意味としては、Aug Labでの「自分基軸、もしくは超特定された個人起点で考えて行こう!」という意味に加えて、リクルート的な「自責の意識を持って行動していこう!」、そして、それらは「自分事化できるかどうかが新規事業を作れるかどうか、その元になるコアの技術開発がスピーディにできるかにかなり効いてくる」という想いで入れました。

成果=(戦略適切性)×(圧倒的当事者意識レベル)

非常にざっくりいうと、新しい事業を作ったり、インパクトのある技術を開発したりするという意味での「良い成果」というのは、戦略そのものがイケてるかイケてないか、というものと、圧倒的当事者意識のレベルの掛け算になるのではないかと思っています。なおかつ、「圧倒的当事者意識レベル」の方がウエイトが高いとも思っています。

どれだけ良い戦略を考えてもATIレベルが低ければ成功しないでしょうし、逆にATIレベルが低くても成功することは誰でも成功するので、結果的には長期的な成功には繋がらないでしょう。

一方、戦略が少々イマイチでも、ATIレベルが高ければ、時間、費用などのリソースが余分に掛ってしまうかもしれませんが、なんらかの成功には繋がっていくのではないでしょうか。

というわけで、我々の部隊では、引き続き、「ATI:圧倒的当事者意識」というのを大事にしていきたいですし、お互いにその想いを持ちながら進めていけるパートナーの皆さんともコラボしたり、喰らい付いていきたいなぁと思っています。


そんなことを2,3月に考えて、4月に職場のメンバーのみんなに何度か伝えたりしていたときに、Newspicks(のなんかの企画だったと思います。ちゃんと覚えておらずスイマセン)の中で、ストーリーとしての経営戦略などで有名な楠木先生とオンデーズの田中社長のトークを聞いてたら、

「選択に正解も不正解もないので、考える意味はない。選んだ選択を成功させるために何ができるかを考えることが大事」
「コロナなどマクロな話にすればするほど自責にはしにくいけど、本来的に全ての環境が良い状態になっているなんて時代はない」
「これだけ色々なことができる時代において、選びうる選択肢の中に一理もない話なんてない」

というようなことを発言されていて、とても腹落ちしました。というか、なぜ圧倒的な当事者意識が重要だと感じていたのかというのを言語化してもらった気がします。


人それぞれに当事者意識の持ち方はあるかもしれませんが、私自身も、なりふり構わず、チャレンジしていきたいと思います。

では、また来週〜。

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安藤健(@takecando)

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