桜川旅人(Tabito)40代FIRE

2023年FIRE達成した40代男です。 日本・世界中を旅して回ろうと思っています。 …

桜川旅人(Tabito)40代FIRE

2023年FIRE達成した40代男です。 日本・世界中を旅して回ろうと思っています。 特に、物価が安い東南アジアと、実家がある東北旅行が中心になります。

記事一覧

FIRE後の海外旅行⑥ タイ・チェンマイ

スコータイに4泊した後、北のチェンマイへバスで移動しました。 スコータイには空港もありますが、バンコクへの路線しかないようで、チェンマイなど他の都市への移動はバス…

FIRE後の海外旅行⑤ タイ・スコータイ歴史公園

FIRE後の海外旅行第3弾は、タイの古都巡りで、世界遺産の街スコータイと、北部のチェンマイ、チェンライへ行きました。 成田発のキャセイパシフィック航空で、香港経由でバ…

FIRE後の海外旅行④ ベトナム・ホイアン

ベトナム中部の古都フエの後は、もう一つの世界遺産の街、ホイアンへと向かいました。 ホイアンはダナンの少し南にあるので、フエからいったんダナンに戻りました。 行きは…

FIRE後の海外旅行③ ベトナム・フエ

ダナンの後は、北に50キロほど離れた場所にある、世界遺産の古都フエへと向かいました。 フエまでは旅行サイトで予約したバンに乗って移動。 途中山道を走りますが、高速道…

FIRE後の海外旅行② ベトナム・ダナン

2023年6月末に会社を正式に退職した後、8月にベトナムへ旅行に行きました。 ベトナムは、北部のハノイと南部のホーチミンは行ったことがありましたが、それ以外は行ったこ…

FIRE後の海外旅行① マレーシア

私は2023年の6月末で早期退職し、丸1年経過しました。 実際には年休消化のため、2023年の5月から長期で休暇を取り、念願だった海外一人旅に出発しました。 旅行の主な目…

FIRE後の海外移住について

私は早期退職した後、生活の拠点を物価が安い海外に移すことを真剣に検討しました。 特に、タイに何度も訪問するうち、長期滞在している方達と知り合い、色々と話を伺いま…

海外旅行の渡航歴を調べてみたら78回、そのうちタイが57回でした

私の唯一の趣味と言っても良い海外旅行について、改めて過去の海外への渡航回数を調べてみたところ、78回も行ってました。 自分自身の整理のため、過去の海外渡航歴につい…

FIRE後の時間の使い方の変化

退職してFIREすると、会社による拘束から解放されるため、時間の使い方は自由になります。 人によっては、あまりに自由過ぎて自堕落になったり、暇を持て余して鬱っぽくな…

FIRE後の生活費の実際

私のFIRE後の「生活費」について、全国平均と比べてみたいと思います。 今回比較する資料は、総務省統計局の「2022年の単身世帯の家計調査結果から、民営借家(アパート・…

FIRE後に重くのしかかる税金の負担

FIREを達成すると、ほとんどの場合収入は減少すると思いますが、税金と社会保険料は容赦なく請求されます。 前回の社会保険料に続き、FIRE後の税金について、私の体験を踏…

FIRE後の大きな負担 社会保険料の節約

FIRE後の社会保険料FIREをすると、会社員時代にもらっていた給与が無くなるので、それまで天引きされていた税金(所得税・住民税)や社会保険料(健康保険・年金保険)を、…

FIRE後の経済的な面での変化

サラリーマンがFIREした場合、当然それまで会社からもらっていた給与収入が無くなります。 失業給付などの公的扶助も、一定期間しか受けられないため、定期的な収入が無く…

FIRE達成後の健康面と時間の使い方の変化

2023年の6月末、50歳を前にして会社を退職しFIREしました。 大卒で入社し、25年近く同じ会社に勤めたのですが、会社の業績が先細りでリストラが進行していたのと、私自身も…

FIREした理由⑦そして、FIRE達成へ

コロナ禍でFIREの条件達成へ2020年から拡大した新型コロナウイルスのパンデミックは、様々な変化や苦難をもたらしましたが、私の場合、FIRE実現に向けて非常に重要な時間…

FIREした理由⑥FIREのトリガー

リストラ2015年ころにFIREという言葉を知り、その方法について調べてみたところ、FIREのための条件は、ほとんど既に私に備わっていて、もう少しの努力で達成可能であると…

FIRE後の海外旅行⑥ タイ・チェンマイ

FIRE後の海外旅行⑥ タイ・チェンマイ

スコータイに4泊した後、北のチェンマイへバスで移動しました。
スコータイには空港もありますが、バンコクへの路線しかないようで、チェンマイなど他の都市への移動はバスのみとなります。

ホテルをチェックアウトした後、車でバスターミナルへ。
ネットで事前に9時半のバスを予約していましたが、チェンマイ行は午前中に3便出ていて、当日その場でも買えるようでした。
ネットで事前購入した際の料金は324バーツ(約

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FIRE後の海外旅行⑤ タイ・スコータイ歴史公園

FIRE後の海外旅行⑤ タイ・スコータイ歴史公園

FIRE後の海外旅行第3弾は、タイの古都巡りで、世界遺産の街スコータイと、北部のチェンマイ、チェンライへ行きました。
成田発のキャセイパシフィック航空で、香港経由でバンコクへのフライト。
平日の9時成田発というあまり条件の良くないチケットですが、燃油サーチャージ込みで、往復6万円台で買えたのでお得でした。

香港国際空港でバンコク便へと乗り継ぎました。
ちなみに、香港空港には何度か行ったことがあり

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FIRE後の海外旅行④ ベトナム・ホイアン

FIRE後の海外旅行④ ベトナム・ホイアン

ベトナム中部の古都フエの後は、もう一つの世界遺産の街、ホイアンへと向かいました。
ホイアンはダナンの少し南にあるので、フエからいったんダナンに戻りました。
行きはバンに乗って移動しましたが、帰りはベトナム統一鉄道で移動することに。
ベトナム統一鉄道は、ハノイからホーチミンまでベトナムを南北に縦断する長距離寝台列車ですが、空きがあれば短距離でも乗ることが出来ます。

長距離列車なので案の定少し遅れて

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FIRE後の海外旅行③ ベトナム・フエ

FIRE後の海外旅行③ ベトナム・フエ

ダナンの後は、北に50キロほど離れた場所にある、世界遺産の古都フエへと向かいました。
フエまでは旅行サイトで予約したバンに乗って移動。
途中山道を走りますが、高速道路が整備されていて快適でした。

フエはベトナムのグエン王朝の都が置かれた古都で、街の中心をフォン川が流れていて、周辺に観光名所が点在しています。
世界遺産に登録されているスポットは郊外にも広がっていて、個人で全て回るのは難しそうだった

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FIRE後の海外旅行② ベトナム・ダナン

FIRE後の海外旅行② ベトナム・ダナン

2023年6月末に会社を正式に退職した後、8月にベトナムへ旅行に行きました。
ベトナムは、北部のハノイと南部のホーチミンは行ったことがありましたが、それ以外は行ったことがなかったので、中部のダナン、フエ、ホイアンを回ってみることにしました。

ちょうどJALがダナン行きの便のキャンペーンをしていて、ハノイやホーチミンと同じ料金でした。
ただし、直行便ではなく、ホーチミンでベト・ジェットというLCC

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FIRE後の海外旅行① マレーシア

FIRE後の海外旅行① マレーシア

私は2023年の6月末で早期退職し、丸1年経過しました。
実際には年休消化のため、2023年の5月から長期で休暇を取り、念願だった海外一人旅に出発しました。

旅行の主な目的は、世界遺産や史跡の見学と、将来の移住先の候補地を見定めるためです。
この1年で7回行った海外旅行について、順を追って書いていきたいと思います。

ANAの深夜便でクアラルンプールへ

2023年の5月は会社を退職する前でした

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FIRE後の海外移住について

FIRE後の海外移住について

私は早期退職した後、生活の拠点を物価が安い海外に移すことを真剣に検討しました。
特に、タイに何度も訪問するうち、長期滞在している方達と知り合い、色々と話を伺いました。
しかし、海外移住後の生活実態を聞いてみたうえで、自分自身は当面海外移住をしないという結論に達しました。
なぜそのような考えに至ったのか書いてみたいと思います。

FIRE後の海外移住のメリットFIREの条件として、年間総支出の25倍

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海外旅行の渡航歴を調べてみたら78回、そのうちタイが57回でした

海外旅行の渡航歴を調べてみたら78回、そのうちタイが57回でした

私の唯一の趣味と言っても良い海外旅行について、改めて過去の海外への渡航回数を調べてみたところ、78回も行ってました。
自分自身の整理のため、過去の海外渡航歴について書いてみたいと思います。

年別渡航回数1997年 1回 ※学生時代のゼミで初の海外旅行
2003年 1回 ※初めてのプライベート旅行でインドへ
2004年 1回
2005年 1回
2006年 1回
2007年 2回
2009年 2回

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FIRE後の時間の使い方の変化

FIRE後の時間の使い方の変化

退職してFIREすると、会社による拘束から解放されるため、時間の使い方は自由になります。
人によっては、あまりに自由過ぎて自堕落になったり、暇を持て余して鬱っぽくなったり、退屈に耐えきれずに再び働き始めるなど、FIRE後の時間の使い方は難しい側面があるようです。

私の場合、在宅勤務中心の期間を3年くらい経てFIREしたため、FIRE直後の時間の使い方には劇的な変化はありませんでした。
FIREし

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FIRE後の生活費の実際

FIRE後の生活費の実際

私のFIRE後の「生活費」について、全国平均と比べてみたいと思います。
今回比較する資料は、総務省統計局の「2022年の単身世帯の家計調査結果から、民営借家(アパート・マンション等)で一人暮らしをしている方の1ヵ月あたりの生活費の平均」です。

総務省の統計はサラリーマンベースのようなので、給与から天引きされる社会保険料(年金、健康保険料)は入っていません。
FIRE後は、ほとんどの方は社会保険を

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FIRE後に重くのしかかる税金の負担

FIRE後に重くのしかかる税金の負担

FIREを達成すると、ほとんどの場合収入は減少すると思いますが、税金と社会保険料は容赦なく請求されます。
前回の社会保険料に続き、FIRE後の税金について、私の体験を踏まえて書いていこうと思います。

FIRE後の税金の負担所得税や住民税については、会社員時代は給与から天引きされていましたが、退職後は自分で納付しなければならなくなります。
所得税については、会社員時代に当年度分の税額が既に源泉徴収

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FIRE後の大きな負担 社会保険料の節約

FIRE後の大きな負担 社会保険料の節約

FIRE後の社会保険料FIREをすると、会社員時代にもらっていた給与が無くなるので、それまで天引きされていた税金(所得税・住民税)や社会保険料(健康保険・年金保険)を、自分で納めなければならなくなります。
毎月の給与から天引きされていたときは、それほど気にかけていなかったものですが、いざ自分で支払うようになると、1年分の納付額が提示されることもあり、金額の大きさに驚きます。

とはいえ、税金も社会

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FIRE後の経済的な面での変化

FIRE後の経済的な面での変化

サラリーマンがFIREした場合、当然それまで会社からもらっていた給与収入が無くなります。
失業給付などの公的扶助も、一定期間しか受けられないため、定期的な収入が無くなるのは、精神的にかなりプレッシャーになります。
私はFIREに向けて時間をかけて準備していたため、ある程度は予想はしていましたが、それでも毎月決まった日に振り込まれる現金収入が無くなるため、クレジットカードの引き落とし日に合わせて銀行

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FIRE達成後の健康面と時間の使い方の変化

FIRE達成後の健康面と時間の使い方の変化

2023年の6月末、50歳を前にして会社を退職しFIREしました。
大卒で入社し、25年近く同じ会社に勤めたのですが、会社の業績が先細りでリストラが進行していたのと、私自身も時間をかけてFIREの準備を進めていたこともあり、あっけなく退職が了承され、あと腐れなく退職することが出来ました。

6月末日付での退職でしたが、出勤したのは5月の初めまでで、その後は積み上がった年休を消化していました。
年休

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FIREした理由⑦そして、FIRE達成へ

FIREした理由⑦そして、FIRE達成へ


コロナ禍でFIREの条件達成へ2020年から拡大した新型コロナウイルスのパンデミックは、様々な変化や苦難をもたらしましたが、私の場合、FIRE実現に向けて非常に重要な時間となりました。
リモートワークで生じた余剰時間をFIREの準備に使えたことと、コロナ対策で実施された金融緩和の恩恵を受けることが出来たからです。

FIREのためには、「動機付け」、「支出の抑制」、「資産形成」の3点が特に重要だ

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FIREした理由⑥FIREのトリガー

FIREした理由⑥FIREのトリガー


リストラ2015年ころにFIREという言葉を知り、その方法について調べてみたところ、FIREのための条件は、ほとんど既に私に備わっていて、もう少しの努力で達成可能であると分かりました。
あとはきっかけなのですが、20年以上同じ会社に勤めていて、それなりに責任のある仕事を任されていたため、なかなか一歩踏み出せない状況でした。

会社には早期退職制度があったのですが、対象年齢が50歳以上のため、5年

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