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FIRE後の海外旅行⑥ タイ・チェンマイ

スコータイに4泊した後、北のチェンマイへバスで移動しました。
スコータイには空港もありますが、バンコクへの路線しかないようで、チェンマイなど他の都市への移動はバスのみとなります。

ホテルをチェックアウトした後、車でバスターミナルへ。
ネットで事前に9時半のバスを予約していましたが、チェンマイ行は午前中に3便出ていて、当日その場でも買えるようでした。
ネットで事前購入した際の料金は324バーツ(約1,300円)でした。

スコータイ バスターミナルチケット売り場

バスターミナルを出発した時点では半分くらい空席でしたが、次に停まった旧市街で西洋人の観光客がどかどかと乗り込んで来て満席になりました。
やはり遺跡見学が目的の観光客は、遺跡の近くの旧市街に泊っている人が多いようです。

スコータイからチェンマイまでは約6時間と意外に時間がかかります。
乗車時に軽食と飲み物が配られましたが、停車時の食事の提供はありませんでした。

チェンマイのバスターミナル

チェンマイのバスターミナルには15時過ぎに到着。
降りるとすぐにタクシーなどの客引きが寄ってきました。
チェンマイのホテルは、旧市街のターペー門の近くで、バスターミナルから車での移動に100バーツかかりました。

ターペー門

到着初日はホテルの近所でご飯を食べて休み、翌朝から観光に出かけました。
チェンマイを訪れるのは2回目で、主要な観光スポットは既に見ていたので、前回の訪問の時に行けなかった少しマイナーな場所を回ることにしました。
移動は、ホテルの近所で借りたレンタルサイクル。
レンタル料金は、ママチャリが80バーツ、マウンテンバイクが120バーツでしたが、チェンマイは平坦な地形が多いので、ママチャリにしておきました。

チェンマイのレンタルサイクル

城壁の外側の見学をしようと思い、旧市街の北側方面へと自転車を走らせました。

チェンマイ旧市街の外堀

まずは、城壁のすぐ北にあるワット・ロークモーリーを見学。
きれいな装飾が施されたラーンナー様式の仏塔や建物が有名です。
ロイクラトンの祭りが近いためか、ランタンの飾り付けがされていました。

ワット・ロークモーリー

その後食事をし、チェンマイ国立博物館へ向かいました。
博物館の入場料は150バーツ。

チェンマイ国立博物館
チェンマイ国立博物館

展示物の内容は、古代遺跡や陶磁器、工芸品の展示が中心で、文化財の数は物足りない印象でした。
館内の写真撮影は禁止だったので、残念ながら中の展示物の写真はありません。

その後、博物館のすぐ近くにあるワット・チェットヨートを見学。
7つ(チェット)の塔(ヨート)があるということで、古く大きな仏塔がたくさんありました。

ワット・チェットヨート 仏塔

巳年のお寺のため、蛇の置物がたくさんあり、パワースポットにもなっている大きな菩提樹がありました。

ワット・チェットヨート

その後、旧市街の西側にあるワット・スワンドークを見学。
「花園の寺」という意味だそうで、白色や金色の建物がとてもきれいでした。

ワット・スワンドーク

本堂の脇に大きな金の仏塔がありますが、修理中で足場がかかっていたのが残念。

ワット・スワンドーク

庭には白い仏塔がたくさんあり、歴代の王の遺灰が収められているそうです。

その後は旧市街に戻り、ワット・プラシンという有名なお寺を見学。
ここでもランタン祭りをやっていて、寄付すると自分のランタンも収めることが出来るようでした。

ワット・プラシンのランタン
ワット・プラシン
ワット・プラシン 金の仏塔

観光客がたくさんいて、金色の大きなストゥーパが印象的でした。

そして最後に、ワット・チェディルアンを見学。
ここは、16世紀の地震で半壊した巨大な仏塔が有名です。

ワット・チェディルアン 仏塔
ワット・チェディルアン 仏塔

元々は高さ約86メートルもあったそうですが、半壊した現在でも大迫力です。
金ぴかの仏塔も良いですが、このような廃墟感がある建物も歴史を感じられて強く印象に残りました。

観光の後、晩ご飯を食べにナイトマーケットへ出かけました。
チェンマイ旧市街の東側にある大きなナイトマーケットで、外国人観光客で賑わっていました。

チェンマイ ナイトマーケット

ちょうど、ハロウィンの時期だったので、カボチャの飾り付けがしてありました。
ステージでは、生バンドの演奏や、伝統舞踊なども演じられていて、とても賑やかでした。

フードコートにはたくさんの屋台があり、バリエーションも豊富。
観光客向けに写真付きのメニューもたくさんあるので、注文も楽でした。

美味しそうな食べ物がたくさんあり、目移りしてしまいます。
ビールなどのお酒も売っていて、生バンドの演奏を聞きながら、ゆっくり食事を楽しむことが出来ました。

チェンマイに2泊した後は、さらに北にある古都、チェンライへバスで移動しました。
バスチケットの予約サイトで事前購入していましたが、チェンライ行のバスは1日15本ほど出ていて、普通クラスとVIPクラスがあり、それぞれ196バーツと305バーツでした。

チェンマイバスターミナル

チェンマイからチェンライまでは3時間ほどですが、僕はゆったり移動をしたかったので12時過ぎのVIPバスを選択。
乗客は半分くらいが西洋人で中華系の旅行客も多く、タイ人はあまりいませんでした。

チェンライ行VIPバス

VIPクラスは横3列シートで、縦の座席間隔も広くなかなか快適でした。
出発直後、水とジュースと軽食のロールケーキを配られましたが、途中の食事休憩は無いので腹ごしらえはしっかりしておいた方が良いと思います。

チェンマイとチェンライの間は国立公園がたくさんあるエリアを通り、山道が多いですが景色はとても良かったです。
チェンライが近づくと数か所で乗客を降ろし、出発から3時間半くらいでチェンライのバスターミナルへ到着しました。


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