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海外旅行の渡航歴を調べてみたら78回、そのうちタイが57回でした

私の唯一の趣味と言っても良い海外旅行について、改めて過去の海外への渡航回数を調べてみたところ、78回も行ってました。
自分自身の整理のため、過去の海外渡航歴について書いてみたいと思います。


年別渡航回数

1997年 1回 ※学生時代のゼミで初の海外旅行
2003年 1回 ※初めてのプライベート旅行でインドへ
2004年 1回
2005年 1回
2006年 1回
2007年 2回
2009年 2回
2010年 1回
2011年 3回 ※初めてのタイ旅行
2012年 5回
2013年 3回
2014年 5回
2015年 7回 ※初めての仕事での旅行
2016年 8回 
2017年 7回
2018年 8回
2019年 8回
2020年 1回 ※コロナ禍で2020年2月から海外渡航出来ず
2022年 5回 ※コロナ明け2022年5月から海外旅行再開
2023年 6回 ※FIRE達成
2024年 2回
計   78回
※1回の旅行で複数の国を訪れた場合も1回とカウントしています

海外旅行の履歴

私の初めての海外旅行は、大学生時代のゼミでアメリカに調査旅行に行った時でした。
その後、社会人になってからしばらくは、多忙と金銭的な問題で海外旅行に行けなかったのですが、2003年に初めてインドに行き、海外旅行の魅力にはまってしまいました。
その後10年くらいは、毎年1、2回のペースでアジアを中心に旅行しました。
そして、海外旅行熱に拍車がかかることになった転機は、東日本大震災が起きた2011年に、初めてタイを訪れたことです。
タイの魅力にはまってからは、タイやその周辺の東南アジアを中心に、毎年4回以上訪れることになりました。
訪問先の国別の回数は以下の通りです。

渡航先国別回数

タイ     57回
インド    11回
中国     6回
ベトナム   3回
カンボジア  2回
ラオス    2回
アメリカ   1回
フランス   1回
インドネシア 1回
マレーシア  1回
ミャンマー  1回
台湾     1回
計      87回
※1回の旅行で複数の国を訪れた場合は、回数としてカウントしています。

渡航先について

初めての海外旅行は、先述の通り、大学のゼミでのアメリカ旅行でした。
その後、2003年に社会人になって初めて海外旅行に行ったのが、インドへのツアーでした。
インドを選んだ理由は、歴史や遺跡、世界遺産に興味があったからです。
その後も、中国、カンボジアなど、アジアの史跡の見学を中心にツアーで旅行しました。

初めてのプライベートの海外旅行で訪れたインドのタージマハル

その後、中国やインドへは、ツアーではなく個人旅行で何度か行くことがありましたが、それほどどっぷりと海外旅行にはまるということはありませんでした。
そして、転機となるのが2011年に訪れたタイですが、タイに関しては後ほど詳しく書こうと思います。

2012年以降、年に数回タイを訪問したのに加え、周辺のラオス、ベトナムなどを訪れました。
そして、仕事で海外に行ったのが2015年のミャンマーと、2016年のカンボジアですが、仕事といっても「海外視察」という名の懇親会のようなものでした。
会社関係で海外に行ったのは、この2回きりです。

「海外視察」で行ったアンコールワット

学生時代にアメリカへ行った以外は、すべての訪問先はアジアでしたが、たまっていたマイルを利用して2018年にフランス旅行に行きました。
ヨーロッパに行ったのは、今までこの1回きりです。

フランスではずっとパリで美術館巡りをしていました

そして、2023年にFIREを達成し、その後1年間で7回海外渡航をしています。
FIRE後の開放感から、これまで行きたくてもなかなか行けなかったところを中心に、時間をかけて回っていますが、そろそろ旅行熱が冷めてきたのと、円安で経済的に厳しいということもあり、これからは少し控えめにしていきたいと思っています。

タイ旅行について

初めての訪タイ

先述の通り、2011年に初めてタイを訪れて以降、57回訪問しています。
1年間に約5回のペースで訪問しており、自分でもよくこんなに行ったものだと呆れる思いがしています。

私がタイに行ってみようと思ったきっかけの1つは東日本大震災でした。
私自身は震災で直接大きな被害は無かったのですが、震災の悲惨さを目にし、自分自身もいつ災害によって命を奪われるかも知れないという無常感を感じました。
このまま何も楽しいことをせずに一生を終えるのは空しく思われ、我慢せずにやりたいことをやろうと思い、その1つとして海外旅行に出かけることにしました。
災害の多い日本以外で、将来どこかに移住か長期滞在が出来るところが無いか探してみようという思いもありました。

それまでは、歴史や文化などに興味があったので、長い歴史や伝統文化を持つ中国やインドなどを中心に訪れていました。
一方、タイという国は、当時の私の認識では、特別古い歴史や文化が無い国で、リゾート目的の観光地という先入観を持っていたため、1度も旅行先の候補になったことはありませんでした。
しかし、東日本大震災を経験したことによって心境が変化し、片意地を張らずにのんびりしに行くだけでも良いと思い、2011年の夏に初めてタイを訪れました。

2011年当時は、旧民主党政権の超円高の時期で、1ドル80円くらいで推移していたため、タイの物価がとても安く感じられ、また、タイ人のホスピタリティに触れてとても居心地の良い国だと思いました。
バンコクやアユタヤでは博物館や寺院などを見学し、タイにも独特の深い歴史や文化があることを実感し、チェンマイやチェンライなどほかの都市も見て回ろうと思いました。
また、リゾート地のパタヤではのんびりとした空気の中でバカンス気分を味わいました。

その頃はまだFIREするという考えはありませんでしたが、将来引退したら、こういう場所で過ごすのも悪くはないなという思いが生まれました。
そして2011年以降、3大連休のほとんどと、4〜5日連休が取れる時にタイを訪れるようになり、現在まで57回も訪問しています。

海外移住について

2011年の初めてのタイ旅行以来、すっかりとタイの魅力にはまりました。
その後、2015年ころからFIREを目指すことになるのですが、FIREした後にタイに移住するということも真剣に考え、色々と情報収集しました。

FIRE後は収入が限られるため、物価が安いタイなど東南アジアに移住することも有力な選択肢となります。
タイはマレーシアやベトナム、フィリピンなどと並んで、日本人のリタイア後の移住者が多い国です。
バンコク、チェンマイには日本人移住者のコミュニティがあり、リゾート地のプーケットやパタヤも、日本人が住みやすい街として人気です。

しかし、現在のところ私はタイに移住するつもりはありません。

海外移住しない理由

1つ目の理由は、現在の極度の円安です。
初めて訪れた2011年は1ドル80円で、10,000円を両替すると4,000バーツになりました。
しかし、2024年の現在は1ドル160円前後となっており、10,000円が2,300バーツにしかなりません。
この10年ちょっとでタイの物価自体もかなり上昇しているので、初めてタイを訪問した時の感覚からすると、円換算した物価が2倍くらいに上がっているような感じです。
タイに限らず東南アジアの大半は、必ずしも安い国とは言い難くなってしまったようです。

2つ目の理由は、タイのどこに住むか決め難いからです。
タイの移住先の候補としては、バンコク、チェンマイ、パタヤ、プーケットといったところですが、どこも一長一短あり、長期で住むとなると決定的なポイントを見出しがたいです。
その辺の詳細については、また別の記事で書いてみたいと思います。

3つ目の理由は、両親の介護が必要になる可能性があることです。
私の両親は、2人ともまだ東北の実家で暮らしていて健在なのですが、既に70歳を超えているため、いつ介護が必要になるか分かりません。
私には兄と妹がいますが、兄は東京で働いており、妹も関東で3人の子育て中で、家事と育児に手がかかる時期です。
必然、誰かが両親の面倒を見なければならないとなると、FIREしている私ということになるわけですが、完全に海外移住してしまうと、それも困難になってしまいます。
そのようなわけで、現在のところ長期で海外旅行に行くことはありますが、拠点は日本に置いたままとなっています。

以上、タイはとても魅力的な国ですが、移住はしないという結論です。
しかし、将来的に円の価値がもう少し戻り、両親の介護など国内の問題がクリアになれば、本格的に海外移住することも考えてみたいと思っています。

そのため、私はFIRE後、タイ以外にもどこか良い移住先の候補は無いか探そうと思い、ベトナム、マレーシア、インドネシアなど東南アジアを中心に長期で旅行をしています。
その件についても、また別の記事で書いていきたいと思います。

タイ パタヤビーチの夕景

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