娘がアサガオの水やりを一発で習慣化できた方法
娘の夏休みの宿題の１つに
アサガオの水やり
があります。
花や種の観察をして
絵を描くという
ミッションもあるので、
枯らすわけにはいきません。
でも、アサガオって、
毎日水をあげないと
枯れちゃうんですね。
おまけに、今年は連日猛暑日。
すぐにカラッカラになっちゃうので、
1日2回、朝と夕方に水を
やらないといけないんです。
担任の先生からは、事前に
「保護者の方にやっていただく
ことになるかもしれません」
と言われてはいましたが、
そこは、娘の宿題。
ぼくとしては、
アサガオの水やりは
自分でやってほしいわけです。
ところが、まあ、
やるわけないよね（笑）
朝は「眠い」「面倒だ」と
ゴネて、水やりをしようとしない。
だんだんイライラしてきて、
最終的には叱ってしまう。と。
で、娘は泣きながら
イヤイヤ水やりして
朝からみんな気分が悪い。。。
みたいな感じになるわけです。
夕方も当然やるわけがなくて、
結局、1日1回になってしまう。
さて、どうしたもんか。
ということで、
ぼくの脳内で、
アサガオ水やり対策会議が
始まりました。
習慣化を阻害する要因は２つ
アサガオの水やり自体は
そんなに難しいことでは
ありません。
じょうろに水を入れて
土にかけるだけ。
1分で終わります。
ということは、
行動を起こすまで
が面倒くさいわけです。
アサガオはバルコニーに
置いてあるのですが、
水を上げるためには
以下の工程が必要です。
バルコニーに行く
窓を開ける
サンダルを履く
水栓まで行く
じょうろに水をいれる
アサガオの所まで持っていく
アサガオに水をやる
じょうろをしまう
サンダルを脱ぐ
窓を閉める
羅列してみると、
けっこう面倒だよね。
ということがわかってきました。
また、朝はやることが多いんですね。
顔を洗う
着替える
ごはんを食べる
歯磨きをする
持ち物を準備する
アサガオに水をやる
やることが多くて、
選択肢が多いから、
娘からすると、
アサガオの水やりは
後回しになってしまうわけです。
どうやら、
水やりまでの工程が多い
水やり以外の選択肢が多い
この2つが
アサガオの水やりを
阻害している要因のようです。
解決策：置き場所を変える
要は、
バルコニーにあるから面倒
起床してすぐやろうとするから大変
なんだ、ということがわかってきました。
そこで、アサガオを玄関先に
置くことにしました。
結果から言うと、
これですべて解決しました。
どういうことか。
玄関に置くことで、
水やりをするタイミングが、
朝起きたらではなく、
学童に行くついで
に変わったんです。
出かけるついでに
水を上げるので、
アサガオに水をやるために
追加される工程は、これだけになります。
水栓まで行く
じょうろに水をいれる
アサガオの所まで持っていく
アサガオに水をやる
じょうろをしまう
バルコニーのときと比べると
半分になりました。
また、学童に行くついでなので、
ほかの選択肢がありません。
水をやるかやらないかの
2択になるわけです。
バルコニーで水をあげる
煩わしさから、一気に解放されました。
出かけるタイミングなので、
娘も、脳や身体が完全に
覚醒した状態になっている
というのも大きいですね。
寝起きのタイミングだと
どうしても億劫になってしまいますが、
出かけるタイミングであれば、
頭も身体も起きているので、
それほど面倒と感じない。と。
ちなみに、
玄関に置いたことで、
帰ってくるついでに、
夕方の水やりをすることも
できるようになりました。
これまで、朝1回の水やりも
ままならなかった娘ですが、
置き場所を買えただけで、
1日2回の水やりが、あっという間に
習慣になってしまいました。
新しいことを習慣化するには
新しいことを習慣化するには
簡単にする
選択肢を減らす
この2つがとても重要です。
簡単にするというのは、
行動を起こすまでの
ハードルを下げるということ。
娘のアサガオのように、
◯◯のついでに、というのは
とても有効な方法です。
選択肢を減らすというのは、
「いつ」「どこで」「何をするか」を
明確にするということ。
娘の場合は、
「出かけに」「玄関で」「水やりをする」
ということを明確化しました。
習慣化したい行動の
タイミングと場所を、
あらかじめ決めてしまうんです。
「風呂上がりに、テレビの前で、ストレッチする」
「就寝前に、布団の上で、瞑想する」
「昼ご飯を食べたあとに、会社の周りを、散歩する」
こんな感じですね。
何かのついでにやる
「いつ」「どこで」「何をするか」を明確にする
この2つ、めちゃくちゃ強力なので、
新しいことを始めても
なかなか習慣化できない人は
試してみてください^^
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