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2023年12月の記事一覧

年を忘れました2023

年を忘れました2023

 忘年会を認めてもうし候。年を忘れる会と書いて忘年会。実際に年を忘れることは出来なかったが、話した内容は全て忘れた。会計もいくら払ったかどうかも全部忘れた。一応、それなりに金は残っているので壊滅的な酒の飲み方はしていないらしい。帰ってからむっさ吐いたけど。お陰で今は胃腸も快活です。カラダにピース。
 何をか話したことを忘れたのは、あまり大事な話をしなかったのであろうと予想がつく。誰かが「みんなで集

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納まる仕事、収束へ

納まる仕事、収束へ

 仕事が納まった。こんなに嬉しいことはない。あとの年月は酒を飲んで馬鹿なことを宣って、阿呆なことを拵えるだけの日々を過ごすつもりだ。手始めに眼の前に有る大関ワンカップを半分ほど飲み干してみる。ああ、美味い。快感のお陰でヤバいくらいに末端がピリピリし始めている。ピピピ。
 年末の酒は何故こんなにも美味いのだろうか。久しぶりに訪ねてきた酩酊に問うてみる。
 早い時間にやってきた酩酊は、顔が畳ぐらいに大

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コーマック・マッカーシーを教えてくれてありがとう、そして本来の自然について考える

コーマック・マッカーシーを教えてくれてありがとう、そして本来の自然について考える

 本日は仕事納めであったが、相変わらず社内ニートに勤しんでいる僕はなにかの仕事をすることもなくネットサーフィンの業務に心血を注いでいた。そのサーフィングで知ったのだが、コーマック・マッカーシーの翻訳が来年中には全て刊行されるらしい。なんちゅうことだ、未だ翻訳されたものは全部読んでいないとはいえこの知らせは本当にありがたい。まだまだ生きることは面白くなるっちゅうことですたい。
 それは横に置き、今は

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コミュニティに加わるということ

コミュニティに加わるということ

 友人から、年末にどこどこへ集合で何かの仕込みをするから手伝って欲しい。ここに来てくれ。と、依頼があった。何をするのかわからないことが多いし、もしかしたらイノシシと素手で格闘戦をするかもしれなと不安になってきた。さすがにイノシシと格闘することはないだろうとは言え、阿呆になるぐらいに酒を飲まされるのではないかともうヒヤヒヤとしている。おぉ、怖い。
 もちろん、誘われたことは嬉しい。ただで酒を飲める機

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メタバースに逃げるのだ

メタバースに逃げるのだ

 『メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」』という本を読んだ。本の内容自体には突っ込みどころの多い内容であった(あえてそういう意図にしているかもしれない)けど、前々から気になっていたメタバースについて知見を深めるいい機会になったと思う。メタバース、到達してみてえ。
 して、なぜメタバースに興味を持ったのかというと、肉体からの魂の解放とは何かと考えた事があるからである。
 いきなりスピッた

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『SANABI』で思った人工的な人格のこと

『SANABI』で思った人工的な人格のこと

 『SANABI』(サンナビ)というゲームをやったのだが、これがなかなか面白かった。日本でのローカライズが微妙なのか日本語訳がメチャクチャだったり、チェックポイント・に結構ダルさがあったり、設定に曖昧さが載っていたりしたけど、チェーンフックを使ってスタイリッシュにサイバーパンクな町並みを駆け抜ける爽快さが全てを置いてけ堀してくれた。全体を通して面白かった。オヌヌメです。
 して、やっぱり気になるの

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クリスマスだから物欲をマッハに持っていく

クリスマスだから物欲をマッハに持っていく

 人は何かにかこつけて欲望のままに動くことが多い。盆だから死ぬほど休んでやろとか、年末年始だから死ぬほど休んでやろとか、春先で暖かくなってきたから会社辞めたろとか。特定のイベントを理由に、ここぞとばかり欲望をマッハの気流に乗せて大盤振る舞いをする。もちろん、僕もそのうちの一人である。
 クリスマスだからなんか買ったろと思い立ち車を走らせていた。欲しいもの、何か欲しいもの、僕が欲しいものを探しに、欲

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勉強とは

勉強とは

 なにも疑わずそのまま鵜呑みにしていた事柄が有る。それは勉強についてだ。勉強、歳を重ねれば重ねるほどに、勉強に対してありがたみを感じ、果てにおいては、また勉強がしたいなぁとか考えたりする。これが不思議でならない。
 学生時代の勉強といえば、かなりつまらないものだった。国語に数学、理科社会と、思い出すだけでやりたくないものばかりが浮かび上がってくるし、真面目に聞くつもりもさらさら無かったことを思い出

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文章で飯食いたいねガハハのㇵ

文章で飯食いたいねガハハのㇵ

 物語を書いたらとりあえず何かしらの賞に応募している。この場で発表しても良いかなと思うけども、とりあへず編集のお眼鏡にかなって文章を書いてくれよ、と要請される方が嬉しいかもしれない、と思ってのことだ。嘘です、僕自身が書いた文章でチヤホヤされたいっす。ヘヘッ。
 それはさて置き、従姉妹の子に大変気に入られてしまった。しまったと書くのは、それなりに自身の時間を削減されて子どもの相手をしなければならない

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伊勢に行きましょううどんにしか用はないけれど

伊勢に行きましょううどんにしか用はないけれど

 カメラのSDカードを見直していたら大阪・茨城旅行の写真がそっくりそのまま残っていた。もう茨城に行って一ヶ月が過ぎていったし、大阪に至っては三ヶ月も経った。時が経つのは早い。ボーっとしていたら身体が塵と消えてしまうのもすぐである。おそろしい。
 昔は旅行に行く者は阿呆だと思っていた。旅行に行き観光地で金を消費する位なら、本や音楽などに資材を投入し自身のために磨きをかける鍛錬というなんたらかんたらを

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『入門 山頭火』について

『入門 山頭火』について

 自殺をしようと思ったことがある。つか、実行したことがある。今生きている生は虚偽であり、生きるに値しないと強く感じた際に生きている意味を感じることができなくなり実行した。記憶が正しければ、三十路の誕生日前後に実行した。何も成すことが出来ない三十路を迎えた心境はとても苦しかった。
 自らを殺すにしても苦しみを覚えずに終えたいと考えた僕は、焼酎を4リットル程を飲み干し、上下左右もわからない状態で野外で

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老後の暮らしではぬいぐるみと暮らしたい

老後の暮らしではぬいぐるみと暮らしたい

 老後はぬいぐるみに対して独り言をぶつける暮らしをしたい。できれば、ぬいぐるみはデカければデカいほど良い。具体的な例を申し上げる、どきゅーとの超特大ぬいぐるみぐらいの大きさが良い。

 そのぬいぐるみを居間に鎮座させ、酒を啜りながらその場で考えたことをウダウダと垂れ流し何も返答がない相手とともに独り言に沈殿していく。耄碌爺にしてはいい終わり方だなと思う。
 いきなり何を仰られているのだろうか僕は。

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『ザ ビデオ ゲーム ウィズ ノーネーム』を読んだ

『ザ ビデオ ゲーム ウィズ ノーネーム』を読んだ

 ゲームを語るには自分自身の人生を語る必要がある。それは何故か。ゲームを遊ぶことをゲーム体験と呼ぶことにほかならないからだ。
 体験とは自身の身を持ってなにか経験することを指す。勤務する前にその職場の仕事を体験するとか、外国で文化の違いを体験するとか、苦難を体験するとか。苦難という言葉は現実に即したもので使われることが多いが、それはゲームでも成り立つ。それは何故か。
 ゲームというのは、仮初ながら

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『ナ・バ・テア』と浪人時代

『ナ・バ・テア』と浪人時代

 心身で言うところの心が大変にどんよりしていた週間であったので酒は飲むは、坂本慎太郎のライブは何か行けないという曖昧な理由ですっぽかすわ、大変な時間だった。今日はなんだか調子が良くなり酒を飲まずに済んでいる。大変嬉しいことである。
 なんだか気分が良くなったついでに、本棚を整理したところ奥の奥そこから森博嗣の『ナ・バ・テア』が出てきた。友人に貸して回収したまでは良いが、長らく車に放置。長期間紫外線

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