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パリ日記

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パリに行く夢が現実になったその日からのこと 今はただひたすらに パリに逢いたい
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#フランス

新しい夢のはじまり

新しい夢のはじまり

ことばが頭の中に溢れてゆく。

掬い上げようとして画面に向かうと、さっきまで頭のなかでぐるぐるしていたはずなのに、パンッと弾けて消えてしまう。そんなとき少し、眉が下がる。

パリにいる間、ことばが追いつかなくて夢中でシャッターを切った。そのときの感情が記憶からこぼれ落ちてゆかぬよう、頭の中でことばにした。ことばを文字にしたくてもその時間がないことが、ひどくもどかしかった。

写真をもっと上手に撮れ

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東京とパリ

東京とパリ

東京でひとり暮らしをすることは、幼い頃から憧れていたことのうちの1つだった。

その気持ちは強く、大学入試のときの志望校模試で「日本でおすすめの場所は?」というお題の英作文が出た際には「東京です。東京は日本の首都であり、日本中から最新のものが集まります。人がたくさんいて、建物は背が高く、歩いているだけで驚かされます。とても魅力的で、楽しい街です。」と、幼稚園児のような回答をして、30点中28点を獲

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ガラスの靴は履いたままで

ガラスの靴は履いたままで

大学生のうちにパリに行くのが夢だった。

夢が叶い、その日々が過ぎ去ってしまってからの1週間、私は夢の国を抜け出せずにいた。

9月24日(日)

列車の到着と同時にホームにたどり着いてなんとか乗り込んだ成田エクスプレスで、スーツケースを特大荷物置場に置いて、席を探した。

予約者とブッキングして二度ほど席を移動したけれど、切符の確認にまわってきた車掌さんに事情を説明して席を押さえてもらって、窓際

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シンデレラの、魔法は解けた。

シンデレラの、魔法は解けた。

旅立ちの日の朝は、いつだって忙しい。

シャルル・ド・ゴール空港に向かう朝は早起きして、Champs-Élysées Clemenceauあたりを散歩しようと思っていたのに、荷物詰めが地獄すぎてそんな優雅なことをしている余裕は一切なかった。

その代わり、6:00に起きてまだ寝ているルームメイトの邪魔にならない程度に窓を開けて、パリに日がのぼっていく様を空の色が変わるたびにぼんやりと眺めた。

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夢の続きからみる景色

夢の続きからみる景色

パリに来てから 時間 を気にしなくなった。

日本にいるときは、夜遅くなれば親がうるさいから、どれだけ遅くなっても許してもらえるゼミの飲み会を除いて帰る時間が遅くならないかどうか、いつも怯えていた。

朝は乗る電車の時間に間に合うように起き、朝ごはんを食べ、化粧をし、家を出る。なんとしても乗りたい電車の時間に間に合うよう、間に合わなさそうなときは愛用のチャリをかっ飛ばし、歩くときは全力で走っていた

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パリの日々が濃すぎてnoteの記事は1週間前の気持ちを1週間かけて書いているような状況です。読めても書けてもいないのにフォローしたままでいてくださり、ありがとうございます🙇‍♂️

昨日訪れた夕から夜にかけてのモンマルトル・サクレクール寺院、格別でした。

憧れで終わらせなくて、よかった。

憧れで終わらせなくて、よかった。

パリに来て、もうすぐ2週間。

毎日、どこに行こう、何をしよう、何を買おう、しか考えていない。ここにきてからの1日は、日本の日常の1週間分くらいの濃さをしている。

話したいこと、伝えたいこと、知ってほしいことが、たくさんある。

だけどまずは、今しか書けないことを。

***

物心ついた頃から私の夢の国はディズニーランドではなく、パリだった。

パリはきっと、とにかくおしゃれで、華やかで、美し

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