今こそ伝えたい与謝野晶子の言葉

やわ肌の　熱き血汐(ちしお)に　ふれもせで
さびしからずや　道を説(と)く君　
与謝野晶子

(この私の柔ら

日本の国石-ヒスイ女神の美しさとは

糸魚川市のご当地キャラクター「ぬーな」は、「奴奈川姫」の姫キャラで、
出雲の「大国主」との日本最古のラブストーリーでも知られる。

特に『古事記』の「大国主」から「奴奈川姫」へのプロポーズは有名だ。
けれど、高志（越）国側の資料（『天津神社並奴奈川神社』
『西頸城郡郷土誌稿』『北安曇郡郷土誌稿』）の記録はこうだ。

奴奈川姫の結婚は上手くいかず、最終的に、大国主の元を逃れ、
故郷で「自殺」した。（

女性の霊性

糸魚川翡翠の旅より④

糸魚川市のご当地キャラクター「ぬーな」
のモチーフになった翡翠の女神、奴奈川姫。

「さかし女(め)」「くはし女(め)」

これは、『古事記』で、大国主命が、奴奈川姫への求婚時に用いた
「女性賛美」の言葉。

平安以降の古語の意味で、
「さかし=賢い」「くはし=美しい、麗しい」
って訳がされてることが多いみたいだけれど、
弥生時代の語感はちょっと違うらしい。

「さかし女」

翡翠の道　ー縄文の祈りー

糸魚川翡翠の旅より③

今から5000年くらい前の縄文時代中期に、
糸魚川周辺の人たちがヒスイの加工を始めた。

加工された糸魚川産のヒスイは、北は北海道、南は鹿児島まで、
日本全国から見つかっている。

縄文時代に、そんな「ヒスイの道」とも呼ぶべきネットワークが日本に張り巡らされていたなんて。

なぜだか、はっきりわからないらしい。
婚姻関係とか権力関係とか、交易とか。

だけど、「特別な思い」

地球のうねり

糸魚川翡翠の旅より②

地球(テラ)の深い深い溝ーフォッサマグナで生み出されるのが、
輝石のヒスイ。

そのでき方も、まだまだ分かってないことが多いみたいだけれど、
日本列島ができた時のプレートの高圧力とか低温度とか海水とか、
色んな不思議が重なって

地球(テラ)のうねりが、ナカで輝石を生み、
また、うねりで輝石をソトに出した。

地球(テラ)の
爆発でできたのが、ダイアモンドだとしたら
深い溝

地球の膣

糸魚川翡翠の旅より①

糸魚川市は、フォッサマグナの西の端に位置し、
ユネスコの世界ジオパーク(世界的に貴重な地理区域)にも指定されている。

フォッサマグナ(大きな溝)ー地球のプレートが動いてぶつかってる場所。
北アメリカ大陸とユーラシア大陸のプレートが
日本の真ん中でぶつかっている。

プレートを知ると、地球儀は、
社会科で習った国の集まりじゃなくて、
生きてる惑星テラに見えてくる。

私たち

石っこの目を借りると、
海岸は地球の宝石が打ち寄せ、
敷き詰められた特別な空間になる。

ミステリーハンターになりたいと思っていた小さな頃。
なんだかんだで、今でもそうかもしれない。
世界を自分の五感で発見するのはとてもわくわくする。

今日から糸魚川翡翠のミステリーをめぐる旅。
そのあとは学会発表。

探究して発見したことを
形にして伝えるのが好きなんだな。

太陽の塔めぐり

連休の万博記念公園は、朝から親子連れで賑わっていた。
こんな暑い中って思うけれど、芝生でサッカーをしたり、
木陰でおままごとをしたり、みんな楽しそう。
空はペンキを塗ったような青、蝉が華々しく鳴いている。

そして、この公園に来れば、誰しもその存在を意識せざるを得ない、

太陽の塔。

ギラギラとした光を浴びて、
今日は一層、エネルギッシュだ。

本来の目的とは違うけれど、この間のお不動さんから、

護摩焚き

日曜日に訪れた淡路島のお不動さん。
私たちはイベントの成功祈願をしに行った。

真言を唱えていると、
皆の言葉に合わせるように
火が燃え上がる。

顔は熱気に当てられ、
吸込む空気もとても熱くて、息苦しい。

燃え盛る火は、目も焼きつくすんじゃないかと思うほど、
赤く、白く迫ってくる。
空間全体が、火と真言のリズムで揺れる。

でも、ある瞬間、そのリズムに身体が馴染んでスーッと
軽くなったように感

ミツバチと生きたい

久しぶりに家でパソコンに向かって
仕事をしていたら、
開けた窓からハチが入ってきた。

私はミツバチは体に止まっても
全然平気だけれど、
入ってきたのはちょっと大きなハチだったから
少し慌てた。

でも、ハチにとっても、
悪気があって迷い込んだんじゃないし、
お互い困ったねぇといった時間だった。

幸い数分でちゃんと出て行ってくれたけれど、
こんなハプニングがなければ、
今、この町でハチと一緒に暮

性教育、その後。

性教育その後。
中学３年生に持ち上がった時、
卒業間近に、もう一度、
学年団で性教育にチャレンジした。

教材にしたのは、17.3 about a sex。
女子高生たちが本気でセックスと向き合う
全9話のAbemaTV限定ドラマだ。
https://youtu.be/ZDcZEQWD3tE

他にもやらなきゃいけないことが
山ほどあって、捻出できる時間は少ない。
週1の『道徳の時間』の4日分を当

聖なる性を教える

私が中学2年生を担当していた時、
学校で性教育を本格的にしたいという話をした。
学年団の先生の協力もあって、
まずは生徒へ「性に関するアンケート」をしようという話になった。

けれど、直前に管理職からストップが入った。
個人的でデリケートな問題を扱うことに、
周囲の同意が得られない、ということだった。
保護者の中からも懸念の声が出るだろう、と。

資料や学術的なエビデンスも用意して、実際に授業を実

本当の教育と福祉は、性の復権なくしてはありえない

本当の教育と福祉は、
性の解放と復権なくしてはありえない。
今、私が作ろうとしている二つのレーベル、
「ビックスポター エデュケーション」と
「ミホト クリエーション」。
それぞれ「教育」と「性」っていう全く違うジャンルだけど、私の中では強く繋がってる。
私が義務教育のど真ん中で、
子どもたちと一緒に感じたこと、
そして、自分の生、性を通して感じたこと、
これが、創造の源。

「みほと」と「ほづ」

ここ数年、学校でもプライベートでも、
性に関する発信をするようになって、
心震えた日本の古語。

「みほと」は、女性器のことで、
「ほづ」は精液のこと。

どちらもとても大切なものなのに、
何か後ろめたく汚いものを指すかのように
避けたり、嘲笑ったりしてしまっている。

その結果、私が出会った中学生の女子には、
「もうほんまにいや！なんで女子ばっか、、、」
と生理を呪ってる子がいるし、

普段は明

オリジナルレーベルをつくる

わぁ、こんなことも自分でできるの！？
って今、お世話になっているのがAdobeのソフトたち。
教員用のお得パックで一括購入して、あれこれと触ってみてる。

まだまだ全然使いこなせてないし、デザインのプロにお願いしようかなとも思ったけれど、時間をかけて、自分の想いやイメージを形に起こしていくのは、やっぱり思った以上に楽しい！！

この感じ、文化祭で子どもたちと映画（リアル『耳をすませば』）を撮った時