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聖なる性を教える

私が中学2年生を担当していた時、
学校で性教育を本格的にしたいという話をした。
学年団の先生の協力もあって、
まずは生徒へ「性に関するアンケート」をしようという話になった。

けれど、直前に管理職からストップが入った。
個人的でデリケートな問題を扱うことに、
周囲の同意が得られない、ということだった。
保護者の中からも懸念の声が出るだろう、と。

資料や学術的なエビデンスも用意して、実際に授業を実施する教員間の意思統一ができていても、それでも、学校が怖いのは、保護者なんだと思った。

だから、大人たちの意識が変わらないと、
子どもたちに伝える機会を作ることができない。
逆に言えば、大人の性への意識が変われば、学校も変われる。

幸運なことに、聖なる性を伝え、道を切り開いて来られた先達たちがいる。
その方々に導かれて、
気づけば、自分の生き方が変わっていた。

私だけじゃない。
沢山の人が同じ道を進んでいる。
先人や仲間との共同創造、これから楽しみだ。

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