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ミツバチと生きたい
久しぶりに家でパソコンに向かって
仕事をしていたら、
開けた窓からハチが入ってきた。
私はミツバチは体に止まっても
全然平気だけれど、
入ってきたのはちょっと大きなハチだったから
少し慌てた。
でも、ハチにとっても、
悪気があって迷い込んだんじゃないし、
お互い困ったねぇといった時間だった。
幸い数分でちゃんと出て行ってくれたけれど、
こんなハプニングがなければ、
今、この町でハチと一緒に暮らしてるだなんて、
すっかり忘れてしまっていた。
6年くらい前にマーラ・スピヴァク博士のとても美しいTED動画
https://www.ted.com/.../marla_spivak_why_bees.../up-next...
で、ミツバチの減少が続いていることを知ってから、
ずっと、何か動ければと思っていた。
その後、すぐに大阪で都市養蜂をされている
「梅田ミツバチプロジェクト」
https://u-mitsubachi.com/
の存在を知って、四天王寺や梅田のヤンマービル屋上で
子どもたちと何度も養蜂体験をした。
にもかかわらず、ちょっとパソコンと向き合う時間が増えたと同時に、
彼らのことを忘れてしまっていただなんて。
「世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、
7割はハチが受粉を媒介している」
と国連環境計画(UNEP)アヒム事務局長が報告しているように、
ミツバチがいなくなれば、
人の食料の7~8割は生産できなくなる。
今はなかなか養蜂をすることは出来ないけれど、
自分の暮らしや、これからしようとすることが、
他の生き物に与える影響を忘れてはいけないことを
我が家にやってきたハチが思いださせてくれた。
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