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記事一覧
#10 『日本酒を好きになる』
がんばれ能登。応援の気持ちを込めて能登の日本酒と九谷焼のぐい呑みを購入。優しくすっきりとした口当たりに舌は唸る。酔いしれた。
私はまだこの国が誇る日本酒の本質を語れない。それで手にした入門書。丁寧な解説は一頁捲るごとにどぶろくを濾して透きとおる日本酒のごとく、私の脳をクリアにする。(140)
#09 『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』
娘が仕事を辞め、大学院への挑戦を再始動させた。僅かな貯金、決断に不安もあっただろう。
私は後悔しない人生を選択し、金ではなく経験で投資するその勇気に目頭が熱くなった。
娘には「ゼロで死ぬ」を提唱するこの本で不安は消え自信に変わることを伝えたい。
父である私は感化された。父も負けられぬ。(140)
#08 『自転しながら公転する』
プロローグとエピローグの存在が、こんなにも物語を巧く引き締めるのか。著者のセンスを味わった。
登場人物たちの価値観が翻弄される公転の力。その力にのまれてたまるか、と強く生きる姿に勇気が湧いてくる。目の前の出来事を「運命」という言葉で片付けてはいけない。人生は自ら切り拓くものだから。(140)
#07 『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』
自分の食事を自分でつくる。その過程に「旬」と名乗る食材たちとの出会いがある。旬はその季節に食べてこそ最大の旨みを引き出す。この本はさらにその旨みの引き出し方を導く。
さて、人の「旬」とはいつなのか?人の「旨み」を引き出す術は?
その答えを探す活力は、おいしい野菜を食べて、見出したい。(140)
#06 『ワーク・シフト』
MBAの恩師が急逝した。これは恩師からの課題図書。2週間で「粗筋と所感」のプレゼンを課せられた。386頁に目が眩んだが、読み出すと驚愕の良書だった。コロナ禍前の出版本にして、今を語り当てる著者の創造力。未来の働き方を考える道標となった。恩師が与えてくれた読書時間に心から感謝する。(140)
#05 『「働き方」の教科書』
働き方というよりも、物事を考える術を私に与えてくれた本。時間軸のタテ、空間軸のヨコ、数字・ロジック・ファクトの算数。この思考こそが創造を色濃く確かなものに近づける。
若くしてこれを読み、今と同じ感覚を持てたかといえば、それも違う。その時々で感じるその言葉。人生のタイミングは面白い。(140)
#04 『道をひらく』
未来を切り拓く人材だと感じたら、配慮はするが遠慮なしに厳しく指導する。そうやって若者が育ち巣立っていく。
巣立つ時にはこの本を贈る。
仕事は悩み躓きもがくもの。
そんな時には藍色の表紙をめくればいい。多角な視点でヒントをくれる。読めば必ず道は拓ける。
良書はいくら時が経っても色褪せない。(140)
#02 『コーヒーの絵本』
コーヒー好きの私。読書のとき、著者が生み出す言葉たちは美味しいコーヒーによって、さらに研ぎ澄まされる。
この本は美味しいコーヒーとは何なのかを優しく諭してくれた。明快な解説とシンプルなイラストがコーヒーの旨みを引き立てる。
あぁ、コーヒーを淹れたいなと、あなたも思わずにはいられない。(140)
#01 『BLUE GIANT SUPREME 2』
映画化され、改めて手に取った。
第12話は、全て吹出しセリフが書かれていない。描かれた表情で、読み手にストーリーを与える。
その内容は主人公の旅立ちの場面だか、思う存分、セリフを自分の言葉で想像して楽しんで、そして涙した。
文字で場面を想像する書籍と違う漫画ならではの醍醐味を味わった。(140)
#00 「140字」の伝
読み終えた本。
私がカラダで感じたこの本の想い。
140字の短い言葉で紡ぎ、出会う人たちに伝えたい。
その言葉が本の魅力の伝播に役立ち、あなたの新たな視点を生み出す一助になりたい。
凝縮の140字。私は何を伝えることができるのか。よし、やってみようじゃないか。
この青い海からあなたに届け。(140)