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獲物の分け前。

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その日もしくは近日に買った本、CD、雑誌などの感想やそれから引っ張られたエピソード・トークなどを私流に語ります。
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#音盤日記

獲物の分け前〜ブレッド&バター『BREAD & BUTTER THE SINGLES -55th Anniversary All Time Best-』

獲物の分け前〜ブレッド&バター『BREAD & BUTTER THE SINGLES -55th Anniversary All Time Best-』

 入院前に入手してましたが、なんだかんだで退院してようやく聴くことができたわけなんです。
彼らは1969年デビューですから、今年2024年でデビュー55周年になるわけなんですねー。
ちなみにデビュー曲「傷だらけの軽井沢」は作詞が橋本淳さん、作曲&編曲が筒美京平さんによるものでして、岸部シローさんとのシローとブレッド&バターの活動を経てから、途中ブランクはあったものの55年間活動しているわけなんです

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獲物の分け前〜『16 SONGS OF HIROBUMI SUZUKI -DON‘T TRUST OVER 70』

獲物の分け前〜『16 SONGS OF HIROBUMI SUZUKI -DON‘T TRUST OVER 70』

 鈴木博文さんの古希記念トリビュート盤をようやく入手しました。
上京した際に某CDショップで見かけて、大好きなアーティストの作品が入ってるわけでしたから、この機会に買うしかないと判断しましたよ。
ムーンライダーズ〜メトロトロン・レコード、あ、水族館レーベルもか、周辺の方々の作品でしたから。
じゃ、行ってみよー。

・『16 SONGS OF HIROBUMI SUZUKI -DON‘T TRUST

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獲物の分け前〜中原一歩「小山田圭吾炎上の『嘘』」

獲物の分け前〜中原一歩「小山田圭吾炎上の『嘘』」

 数年前の東京五輪の時、かなり話題になった事柄を掘り下げた本なのですが、リアルタイムではあまり興味なかったんですよねー、私。
なぜこの本を読んでみようかと思ったのもちょっとはっきりしない部分もあるんですが、読み進めるうちになんとなくはわかってきました。
この本についての感想というよりは音楽雑誌や書籍についてどう考えているかが明らかになった感じなんですよねー。そんな感じです。
じゃ、行ってみよー。

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獲物の分け前〜ヒカシュー『ヒカシュー・スーパー2』

獲物の分け前〜ヒカシュー『ヒカシュー・スーパー2』

 ネット通販でCD買ったのが久しぶりに感じたのは入退院を経験したからなんでしょうね。
出品リストはかなり真面目にチェックしていますが、このところはなかなか欲しいものが出てなかったわけなんですよ。
そんな時、好きなバンドのCDを検索していたら、結構探していたこのCDを見つけたわけなのでした。しかもかなりお買い得価格で。
以前、新品で検索かけたら、品切になっていたので、即ポチっという感じでした。
じゃ

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獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年9月号」

獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年9月号」

 実は今月号は買わなくていいかな?と当初考えてました。
が、X(旧Twitter)で予告を見ていたら、何とブレッド&バターのインタビューが掲載されていることが判明。
その時点で購入することにし、某有名通販サイトで即注文したわけです。
ブレッド&バターのインタビューは特集となるまでには至らないまでも、彼らの歴史を振り返ったもので、かなり意味があるものでした。
そして、矢野誠さんの連載も南佳孝さんとの

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獲物の分け前〜『Alma(魂)〜南佳孝作品集』

獲物の分け前〜『Alma(魂)〜南佳孝作品集』

 南佳孝さんの名前を意識し始めたのは1979年の夏だったか、雑誌「ヤングフォーク」に林美雄さんの「パック・イン・ミュージック」の人気コーナーだった「ユアヒットしないパレード」で「モンロー・ウォーク」が人気。
まー、そんな感じの記事があって、林さんの「パック・イン・ミュージック」を聴いてみることにしたんですよ。
で、その時点では既に南佳孝さんの「モンロー・ウォーク」は話題になっていて、「ユアヒットし

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獲物の分け前〜近田春夫『星くず兄弟の伝説』予告編

獲物の分け前〜近田春夫『星くず兄弟の伝説』予告編

 搬送途中で郵便受けに入っていたのを目視して、いきなり担架から身体を起こして取り出したのはこれでした。
隊員さんが(私の)不審行動?とギョッとしたのは当然ですね。

 ちなみに近田さんのこのアルバムはオリジナル盤が1980年発売で、コロムビア移籍最初の作品です。
1990年に初CD化されて、その時の解説は川勝正幸さん。今回入手した盤にもその解説が使用されています。
じゃ、行ってみよー。

・近田春

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獲物の分け前〜佐野元春&ザ・コヨーテバンド『THE ESSENTIAL TRACKS 2005-2020』

獲物の分け前〜佐野元春&ザ・コヨーテバンド『THE ESSENTIAL TRACKS 2005-2020』

 佐野元春さんの音楽はかなり好きなんですが、昨年くらいからザ・コヨーテバンドとの楽曲がメチャクチャ気に入ってしまったんですよ。
特に一曲目に入っている「君が気高い孤独なら」のM.V.が某動画共有サイトで偶然流れてきて、こんなに自分というか、上手く立ち回れない人たちに届く曲なんだと思ったわけです。
まずそのM.V.のリンクを貼りますね。

 孤独さは否定されがちですし、気高いに繋がったとしてもおそら

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獲物の分け前〜ディスク百合おん監修 8cm CD MANIACS「短冊CD ディスクガイド」

獲物の分け前〜ディスク百合おん監修 8cm CD MANIACS「短冊CD ディスクガイド」

 昔から「ディスク・ガイドは好きじゃない」と公言している私ですが、これは迷わず注文しました。
何故かって?
えーと、私が初めてイベントを主催したのが1997年でして、その後しばらく沈黙を続けて、イベント主催を再開させたのが2004年だったかな?(既にあやふや、すみません)だったんですよ。
で、その時のテーマが「CDシングル・ア・ゴー・ゴー」というものだったんですよ。
CDシングルの面白いものを流す

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獲物の分け前〜東北新幹線『THRU TRAFFIC』

獲物の分け前〜東北新幹線『THRU TRAFFIC』

 サブスクを利用するようになって、配信されているアルバムや楽曲に関しては、定価以上なら無理して購入することは減ってしまったんですねー。
5月下旬に退院してから、山川恵津子さん関連のCDを聴いたり「ラグジュアリー歌謡」を読み返したりしていたんですが、ようやく入手できました。
鳴海寛さんと山川恵津子さんのユニット、東北新幹線のCDを,
コンディションが上々で送料込みで定価以下でしたから、かなりお買い得

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獲物の分け前〜越美晴『echo de MIHARU』

獲物の分け前〜越美晴『echo de MIHARU』

 引っ越しの際、紛失したり処分したCDが山のようにありまして、その中には必死に探しているCDには自分にとって大切な作品も複数あるのです。
探し始めてあっさりと見つかる作品やひたすら時間をかけてもなかなか見つからない作品もあったりするので困ったものです。

 ちなみにこれは時間がかかった作品ですね。
しかも入手して到着したのを見たら、何とこれは1993年に再発された盤なのでした。
じゃ、行ってみよー

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獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年8月号」

獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年8月号」

 「レコード・コレクターズ」はかなり買う頻度が高い雑誌ではありますが、定期購読はしていないんですよねー。ごめんなさい。
最近、スーパーに買い出しに行く時に最寄りの書店に寄らなくなってしまったというか、書店近くのスーパー自体に行く回数が減ってしまいました。

 なので、必要な時にはネット通販に頼ることになってしまいました。
最新号のメイン特集は「1984年を振り返る」というものですが、正直あまり興味

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獲物の分け前〜堀江美都子『ベスト・オブ・ベスト』

獲物の分け前〜堀江美都子『ベスト・オブ・ベスト』

 堀江美都子さんのCDは割と持っているのですが、実はオリジナル・ソング(アニメ・ソングと対比して、アニメ・ソング以外ということでこの表現を使います)ではないアニメ・ソングのベスト盤をCDで買ったりのは初めてなんです(但し、セルフカヴァー作品は除く)。自分でも意外な感じですね。
じゃ、行ってみよー。

・堀江美都子『ベスト・オブ・ベスト』(COCX-39014/コロムビア)

 デビューの「紅三四郎

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獲物の分け前〜1987年の「TECHII」2冊その1

獲物の分け前〜1987年の「TECHII」2冊その1

 某大手ネット通販でまとめ買いした雑誌が昨日到着して、昨夜から延々と読み返してます。
本命の雑誌は別にありまして、そちらはずっと探していた上にコンディションがメチャクチャよくて嬉しかったわけなんです。
が、コンディションがあまりよくないとあったこちらは期待してなかったこともありますが、実際手にしてみると嬉しいんですね。
ホントにコンディションはあまりよくないんですが。
じゃ、行ってみよー。

・「

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