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恋の賞味期限は3年か?〜ばってん少女隊・春が来てureshiinoツアー〜
「ureshiino」のリリースから始まり、ツアーとリリイベが並走するureshiinoまみれの2024年の春は、りるあちゃんに恋に落ちてからちょうど3年が経った春である。
3年という年月は、「恋は3年が賞味期限」という俗説や「3年目の浮気」という曲のタイトルからの通り、恋愛感情の一区切りという印象が思い浮かんでしまう。
りるあちゃんを好きになって3年、ばってん少女隊をがっつり追いかけ始めてから
なまずになりたいお年頃〜ばってん少女隊ureshiinoツアー於名古屋〜
春です。春といえばばっしょーの春ツアーです。
息をするようにZepp Nagoya公演のチケットを買い、会社に行くよりも早起きをして新幹線に飛び乗ります。
この辺りで一度、お財布と見つめ合って「東京だけでもよかったような…」と一瞬思うのですが、名古屋公演が終わる頃には「春ツアーは複数箇所行くのが醍醐味だよな!」という興奮に完全に上書きされます。
春という季節が気まぐれな気持ちを起こさせるのでしょ
私とボーと朧げな境目と〜ボーはおそれている〜
アリ・アスター監督という存在を知らぬまま生きていきたかった一方で、彼の作品を一度見てしまうとそれ以降の人生で「彼の新作を見ない」という選択はもはやできなくなる。
己の意志判断を容易くも覆われてしまうこの感覚は、人生をそこそこ生きてきたもののおそらく初めて味わう類のものであり戸惑っている。
とはいえ、「上映時間179分」という表記に慄きつつも、約3時間を彼の世界に浸らせると決めたのは紛れもなく自分
さよなら、さよならあの初夏の日〜ukka・川瀬あやめ卒業公演〜
「推し」という言葉は便利で厄介だ。
「推し」という言葉は私たちの好意を分かりやすくしてくれた。応援したくて、姿を見ると嬉しくなって、胸がぎゅっとなって、でも恋情とはちょっと違う形。
ただ、「推し」という言葉でラベリングがされることで、「推し以外」という存在が同時に誕生してしまった。「好き」という言葉の上に「推しじゃないけど」という副音声がたまに聞こえる。推しじゃないから見なくていいの?推しという
2023年ますとばい!
伊集院光氏が深夜ラジオの中でやっている「ベストバイ」企画が好きだ。
リスナーから募った「今年いちばん買って良かったもの」を伊集院が紹介して実際に試してみる(大抵は食べてみる)企画である。
今年をふんわり振り返っていたら、それをリスペクトして書いてみたくなったので書かんとす。
ちなみにいちばん好きなコーナーは「空脳アワー」である。
りるあちゃん部門チロリアン×シナモロール
りるあちゃんの住まう地
きみ(たち)に何度だって恋をする〜ばってん少女隊年末公演「今宵はヒナタのジングルベル」〜
ばってん少女隊のライブは良質なミステリ小説のようである。
ライブ中に、私の中に突然書評家もどきが現れて、したり顔でそう語り出した。「OiSa」〜「わたし、恋始めたってよ!」の流れに恍惚としている最中だった。
ノックスの十戒というものがある。
推理小説を書く上でのルールとして提唱されているものであり、「犯人は物語の最初に登場していなければならない」「探偵は読者に提示していない手がかりで解決してはな
Part of your world〜unSea新体制の日〜
夏の重たい暑さの中行った無料定期ライブ。
ライブの終わりに12月のワンマンとその場での手売りチケットの発売開始が発表されて、遠路はるばる西永福まで来て良かったなあ、と思った。
(あとたまたま入った中華料理屋がめちゃうまだった。)
季節を1つ挟んで、仕事の繁忙期の影がひっそり忍び寄ってきた頃、2回目のワンマンで透明写真の3人が卒業して5人体制になることが発表された。
原宿RUIDOは初めて訪れたが
君たちはどう生きるか
やっとこさ見た。
宮崎駿氏の作品は「風立ちぬ」が好きで好きで好きすぎるがゆえ、あらすじは分からないし感想もふんわりしたものしか聞こえてこない中、「この作品で駿さんにがっかりしちゃったら嫌だなあ…」と何とも傲慢な気持ちを持ちながら足踏みしていた数ヶ月。
伊集院光氏がラジオで奥さまと一緒に鑑賞した際の話に触れ、「奥さんが「これは生前葬なの、人のお葬式に良いとか悪いとか言わないでしょ、そういうものなの」
おゝさか弾丸堪能記〜ばっしょー×アメフラ秋の緊急入隊式の巻〜
これやこの ばっしょーアメフラ入隊式 知るも知らぬも 逢坂の関
秋の入隊式の実施を知ったとき、AMEFURASSHIとの対バンと知りようやくアメフラをしっかり見れる!と思ったとき、同時になぜ大阪……という気持ちも襲ってきた。
とはいえこの機会を逃すとおそらくまた当分アメフラを見にいく機会が遠くなりそうなので、日帰り大阪チャレンジを決意してチケットを取ったのだった。
主にばっしょー×アメフラ対バ
真夏の夜のBATTEN音楽の日
今年の夏はやけにお台場に行く夏だった。
8月20日のお台場は、灼熱の太陽の下で屋外ライブでのリハーサル音や、お台場冒険王(多分)の喧騒が入り混じっていた。
BATTEN音楽の日は私たちの興奮をかき混ぜて2時間のライブも一瞬で終わってしまった気がする。
終演後の呆然とした気持ちと、何処かで上がった花火の後の火薬の香りと、気怠げな夜の暑さが相まって、さっきまでのライブは夢…?と思ってしまった。
年末に
Up where they meet all day „unSea“〜unSeaデビューの日〜
行かない後悔よりは行く後悔…と何度も唱えてかなり予防線を張った心持ちで赴いた「unSea」(アンシー)デビューライブ。
そんな自分の失礼な気持ちを蹴散らす勢いで、このライブはすごくすごくすごーーく良くて、悩みながらも行くことを決めたあの日の私をわしゃわしゃと頭をかき回して褒めたい気分だった。
よいライブは数多あるけれど、この新しいことが始まるとか、未知の世界に対する期待やわくわく感はなかなか稀有で