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おゝさか弾丸堪能記〜ばっしょー×アメフラ秋の緊急入隊式の巻〜

これやこの ばっしょーアメフラ入隊式 知るも知らぬも 逢坂の関

秋の入隊式の実施を知ったとき、AMEFURASSHIとの対バンと知りようやくアメフラをしっかり見れる!と思ったとき、同時になぜ大阪……という気持ちも襲ってきた。
とはいえこの機会を逃すとおそらくまた当分アメフラを見にいく機会が遠くなりそうなので、日帰り大阪チャレンジを決意してチケットを取ったのだった。

主にばっしょー×アメフラ対バンの話

今までスタプラ系のフェスでは何度か見ていたAMEFURASSHI。
ずっと曲自体はふんわり追いかけていたが、今年6月の柚姫の部屋フェスで見た「Fly Out」のあまりのかっこよさに雷に打たれたような気持ちになり、そこからアメフラ…もう一度見たい…ハナチャン…との気持ちに翻弄されていた。(当時、丁度リリイベをやっていたが予定が合わず。。)

といったわけで、念願のアメフラがっつりライブ!
今まで見てきた中で、一番解像度が高くアメフラを見ることができた。
みかんさんnoteで予習して「Coffee」などを繰り返し聞いていたおかげで、曲のイントロで毎回「わかる…わかるぞ…!」とムスカ気分を味わえた。

▼予習note


1曲目で「Fly Out」が始まった瞬間に、みかんさんに言われた「アメフラ1曲目は99.99%Fly Out」というお言葉が思い起こされた。
久々に見た生の「Fly Out」はもうひたすらにかっこよい!
愛来とはなちゃんそれぞれの盛り上がり箇所、「We‘re ‘bout to fly out」の音に抜けるようなカタルシスがあり、他の曲にも通ずるところだが、ダンスがとにかく見ていて気持ちいい!
静も動も全くブレがなくて動きの一つ一つが力強い。もしかしてメンバー全員、身体の中に鉄板が入っている?というくらいバキバキで体幹の強さが伝わってきた。
ただ立っているだけでもあんなに美しいなんて何事…?

「One More Time」は「Coffee」の中で一番好きでぜひ生で聞きたかった曲なので、MCでの前振りで「盛り上がっていきましょう!いや、次の曲は盛り上がるとかではないんですけど〜」という愛来の言葉に、来るぞ…!とソワソワしてしまった。(他のメンバーに「曲が悪いみたいに言わないで!」と即座に突っ込まれていた笑)
ばっしょーの「虹の湊」は真夏の日差しの中の海を彷彿とさせる曲だと常々思う一方で、アメフラの「One More Time」は夏が過ぎ去る夕暮れの海みたいだなあと思っていたため、この2曲共が対比するように対バンで聞けたのは嬉しかった。
この曲の萌花さんの歌声が、スッと身体に沁み渡っていくようで本当に好き…。

後半の「Drama」あたりから、上手の舞台袖で見学するばっしょーメンバーが見え出して、しかもノリノリ(特に愛ちゃん)なのが気になって、アメフラ見たいのに舞台袖に目が行ってしまう〜と気もそぞろになってしまった。
…が、はなちゃんの終盤パートの「Yeah 見せてあげる私のdrama」が「こっちを見ろ!!!」と言わんばかりの力強さで、ハッとなった。すまん、はなちゃん。この時の朗々として且つ突き刺すような歌声に目が覚める思いだった。
「MICHI」ではイントロでメンバーカラーのボール(この日のために買ってもらったらしい)を出してきて、あんどこの鞠つきの真似を始めるメンバー。曲中の名前を叫ぶところでは、代わりにばっしょーの各曲の振りマネをしていたところに興奮した。
愛来「OiSa!」→ゆづ「おっしょい!」(ヘドバンの勢いと角度の深さがすごかった)→はなちゃん「(分からなかった…)」→萌花さん「(忘れた…)」という流れだったのでどなたかはなちゃんと萌花さんの記憶を下さい…。

最後の「DROP DROP」は、フェスで聞くたびに曲の前の声出し練習はどこで使うのだろう?と思っていたけど、今回周りがアメフラファンの人達に囲まれていたおかげでようやく分かった!対バンの醍醐味🙏
生で聞きたかった曲を全て詰め込んでくれたセトリで大満足な時間だった。(月並みファンタジーと雑踏の中ではそっと横に置きつつ。)


ばってん少女隊は、ちゃん瀬田とみゆちゃんがお休み。多分先にも後にもなかろう4人体制でのパフォーマンス。寂しい気持ちはもちろんあるものの、去年だったらきっとライブ自体取りやめになっていただろうな…とメンバーの成長っぷりをほんのり感じた。
先週たまらず渋谷1部にも急遽行ったのだが、結局大阪も4人体制になってしまったのがなんとも🥲早く元気になりますように。

女限エリアの後ろ側で見ていたのだが、なんと一番前にいたはなちゃん推しの方に女限最前を譲ってもらってしまった。優しすぎる…このお方に幸あれ…。
おかげで全身でりるあちゃんを浴びることができました。

曲中(「ジャン!ジャン!ジャン!」だったっけ)にアメフラの「Tounge Twister」を真似て早口言葉をするメンバー。りるあちゃんが噛み噛みになっていたの最高of最高だった。ご飯5杯くらいいける。
本人曰く「2つ目の時に間違えて3つ目の早口言葉を言ってしまってあーあ…😮‍💨となっちゃった」とのこと。かわいい。
下手側に来る度に、女限エリアにレスを撃ちまくるりるあちゃんはまるでちゃん瀬田が降臨したみたいだった。誰かが撃たれる度に女限エリアでは「かわいい…」「かわいいぃ…!」と悲鳴が上がりまくっていて至福だった。そうだよ、りるあちゃんはかぁわいいんだよ( ◜ᴗ◝)
「おっしょい!」では久々に煽りの後の「せーのっ!」がびしっとはまり、フフンッといった表情になったりるあちゃんは最高でした。

「MEGRRY GO ROUND」「さがしもの」あたりで今度は舞台袖にアメフラメンバーがやってきたのだが、特にMEGRRYでばっしょーメンバーが円になって回る時に、上手側に来たメンバーに強めにレスくれアピールをしていて笑ってしまった。(理子ちゃんが気づいた瞬間にすっごく笑っていた。)
最後のMCでゆづが「みんなからレスもらっちゃった〜」とドヤ顔で自慢していました。
渋谷でのTEAM SHACHIとの対バンでも、はしゃいでいるであろうSHACHIメンバーの手が舞台袖からはみ出しまくっていてほんのりホラーだったなあ…とふと思い出した。

コロナ禍の中で楽曲の方向性を見出したであろう2グループの対バンは、方向は違えど同じくらいのベクトルの強さを感じて大満足な時間だった。
次はぜひ曲コラボもお願いします…!

奪い合われて困るりるあちゃんと悪ノリの拍車がかかりまくるゆづはなが最高でした。ありがとう。 #ゆづはなから守れ


主にばっしょー入門の話

2部のばっしょー入門は、「ばりかたプライド」で始まり本編最後を「ばってん少女。」で締めるというなんともきれいな流れだった。
昨年の入隊式はアルバム「ふぁん」以降の曲でほぼ構成していた印象なので、「ふぁん」の境目なく全期間の曲で構成されるセトリが8周年ライブ以降のニュースタンダードになってきたなあ、としみじみ。
現メンバーでの音源がある曲はちゃん瀬田・みゆちゃんパートは音源を流し(天から降り注ぐ仕様)、それ以外の曲はちゃん瀬田パートはきいなちゃん、みゆちゃんパートはりるあちゃんが主に担当している様子だった。

2部は女限エリアがかなり空いていてもの寂しい気持ちがありつつも…理子ちゃん推しの人が多く三方を理子ちゃん推しに囲まれる中で、何かのタイミングで理子ちゃんから流れでガッツリレスをもらってしまい、私までいいんですか!?と慄いてしまった。
ちなみにりるあちゃんのレスは最近予知できるようになってきた。

「あんたがたどこさ〜甘口しょうゆ仕立て〜」はボールを使わないパフォーマンスで、tiktok仕様の振付かと思いきや、最後はメンバーがボールになって弾んで終わるという流れ。
その後のMCでこの振付へのツッコミを客席に聞き、「お前がボールか!」「跳ねるんかい!」みたいな答えに「ん〜、惜しい!」という問答を繰り返す。(正解は「(ボールに)なるんかい!」)
この辺りの緩さでおや?と思ったのだが、りるあちゃんがいつもの倍以上喋ったり、愛ちゃんの歯止めが効かなくなったり、その後のMCもいつものまとまり具合はどうした?と思うくらいにぐだぐだが続いた。
理子ちゃんがもはや止めることを諦めていたり、きいなちゃんが愛ちゃんりるあちゃんの奔放組にすっかり取り込まれていたりと、普段は見られないひどい(褒め言葉)フリートークを堪能できた。
理子ちゃん曰く、ちゃん瀬田とみゆちゃんがストッパーになっていたのか…とのこと。ずっと理子ちゃんがストッパーだと思っていたけど違ったのね。

その後も突然始まる理子ちゃんの「人間は誰しも幸せに〜」といった朗読のような曲フリとBGM(にしてはなかなか大きい声)として歌い踊る愛ちゃん、共鳴してほほほいを踊り出すりるあちゃん。そこから始まるまさかの「わたし、恋始めたってよ!」。イントロ中、笑いが収まらずにずっと顔を手で覆うきいなちゃんが印象的だった。ちゃんと歌が始まると同時に表情がスンッとなるのはさすがプロだね。
ラスト3曲の「御祭sawagi」の前にも同様の謎前フリがあり、愛ちゃんが「飛べそう〜」「転んだ〜」「仲間〜」「飛んだ〜」と歌いながら舞い踊り、徐々にりるあちゃん、きいなちゃんもその踊りに取り込まれていき、1人で前フリを頑張る理子ちゃんが大変健気だった。(そして理子ちゃんの前フリが全然頭に入ってこなかった…ごめんね…)

「わた恋」や「YOIMIYA」は多少フォーメーションを4人版に変えつつ対応していたが、特に「わた恋」は各メンバーの歌割りが顕著なので、2人の不在がより強く感じられてちょっと切なかったな…。

「和・華・蘭」は東京1部で見たときのあまりのりるあちゃんの麗しさっぷりに情緒が乱れに乱れたのだが、大阪ではそこまで心乱すことなく見ることができてホッとした…。とはいえ、艶やかな表情が徐々に出てくるようになってきてほんとうに…りるあちゃん…リルアチャン…。
大阪では背中を反った時の曲線美がとても美しかったです。
ところで私は女の子の1:9に分けて「し」の字に流した前髪が大大大好きなのだが、東京の時のりるあちゃんがまさしくその状態で、ああ…眩しすぎてもうりるあちゃんを直視できないかも…となっていた。が、その直後に髪の毛を切って前髪もストレートに戻ったため、延命措置を感じましたとさ。

参考資料:「し」の字に流した前髪(かわいい)

「OiSa」は8周年ライブから照明演出を変えているが、大道具などの装飾のないステージほど照明のかっこよさが映える気がする。
加えて今回は「YOIMIYA」と「乙女ノ手札」も照明のやり方を変えたのかな?
「YOIMIYA」は高速フラッシュのような照明でダンスがコマ送りのように見える演出になっていたり、「乙女ノ手札」は紫と赤、緑と赤、青と…みたいに2色の組み合わせで様々な照明を繰り出していくことで、どんどん世界に引っ張り込まれそうになった。そして一番最後は白ライトで照らすことで壁の無骨な配線が一気に顕になって現実に引き戻される感覚がたまらない…。
8周年ライブを境に照明が気になって気になって仕方がない。

「無敵のビーナス」も今年に入ってからやたらに気になってしまう。
今回みゆちゃんパートをりるあちゃんが受け負ったことにより、1番の「楽しいはずなのに涙がこぼれちゃう」と2番の「嬉しいはずなのに涙がこぼれちゃうよ」の両方をりるあちゃんが歌ったのだが、少女であることの儚さや美しさが存分に発揮されていてOh…尊い…となった。
そしてこの曲の、好きな子に恋バナを聞かされるみたいな気持ちになるところに自分は魅力を感じているのかもしれない、と思うなど。

アンコールの「Number Shot」では、愛ちゃんがちゃん瀬田の旗、りるあちゃんがみゆちゃんの旗を持って「6人」でのパフォーマンスを行なったことに胸がほっこりとなった。
愛ちゃんの旗が裏返ろうがたわもうがお構いなしにちゃん瀬田を振りまくる姿と、りるあちゃんの細やかに旗の調整をしたりみゆちゃんの顔にマイクを当ててみたり、手を激しく振る時は一旦みゆちゃんをステージに置いたりする姿の対比が愛おしかった。

4人でのライブだったが気持ちは6人で!という思いが節々に感じ取れて、温かいグループに育ったなあとしみじみする時間だった。
急遽4人構成に変えることはどう考えても大変だったであろうに、終始「次は6人でね〜」とにこにこいう姿に、ばっしょーの陽たる空気を感じ取れた。
(一方、ちらりと理子ちゃんが「今日、何だこんなもんか〜と思った人も、次は6人でのライブを見てほしい!」と言ったあたりに苦労が忍ばれつつ…)

今回初めて大阪日帰りチャレンジをしたけどまあ体力がきつかった…。りるあちゃんに狂うと決めた一年は、体力の限界を試す一年でもある。
今月末もまた大阪日帰りで行くんだなあ🦍🍃


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