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りるあちゃんは16歳

16歳。
高校2年生。
センチメンタル・ジャーニー。
りるあちゃんの今の年齢。

私はいつだってりるあちゃんに恋に落ちている。
恋の落ち方に大小はないけど、大か特大か爆大かはあるようだ。

⚡️

「あんたがたどこさ〜甘口しょうゆ仕立て〜」のリリイベが発表された時、今年の夏があんどこに、りるあちゃんに染まれることに胸が高鳴った。
恋に落ちる時の表現って「キュン」とか「ドキッ」だけど、りるあちゃんのそれは「ギューーン」や「ドーーンッ」である。圧倒的な強さで抵抗する間もなく陥落する。
りるあちゃんに恋に落ちるときの感覚は常々落雷のようだな、と思っているのだが、地元で冬によく鳴る「雪おこし」の雷が感覚としては近いことに最近気づいた。
空気がきんきんに冷え始めた、とある1日に雷がずっと鳴り響く日がある。音としては「ピシャッ……ドーーーンッ!!!」といった地面を這うような感じで、それが一晩の中で何度も続くから幼い頃はとてもとても怖かった。というか今も久々聞いたら絶対怖い。その雷が鳴ると近いうちに雪が降り始めるのだ。
あの季節や天候という一個人ではどうしようもない大きなもの、抗えない理不尽な力が連れてくる訪れ、というのが、りるあちゃんに恋する度に染みついた感覚として呼び起こされている。

真夏のあんどこリリイベは、半年ぶりくらいにりるあちゃんとお話しできる機会だった。
特典会で自分の順番になった時、りるあちゃんが開口一番「久しぶりです〜」と言ってくれた時、久々に、真正面から、爆大の雷をくらった。
私の脳みそは98%がりるあちゃんで占められているけれど、りるあちゃんにも私の存在が記録されているの???
りるあちゃんは画面の向こうの人だと思っていたのに、そのラインをりるあちゃんから飛び越えてきた気がした。
一度やってみたいな、と思っていた向かい合うポーズの2Sは、数秒という悠久の時間では耐えられなかった。私のお腹が。
この後少し寝込んだのだが、好きがキャパオーバーして体調を崩すなんて思ってもいなかった。
りるあちゃんは私の内臓も掌握しているんだね。

🇫🇷

ばっしょーがおフランスに行っていたときは、無事に帰ってくるかな、とずっとソワソワしていた。
帰国後のSHOWROOMで「どうしよっかな…」「えー、あのね…」と何度も躊躇ったのちにぽつぽつ語り出した話で、雑貨屋でおまけとしてもらったエッフェル塔キーホルダーを妹にあげたらすごく喜んでくれたけれど、それを見たお母さんが、りるあちゃんは自分用にマカロンもついたエッフェル塔キーホルダーを買ったことを指摘して「りるあは自分で選んだやつなのに、妹にはおまけのをあげるんだ」と言ったことに対して不満をこぼしたことがあった。
その時の言葉として、「わかるけどさあ、ママが言いたいこともわかるけどさあ。でも妹は喜んでくれてたんだからそれで終わりでよかったじゃん?」というりるあちゃん。
リアル等身大高校生〜〜〜〜〜!!!!!
このモヤモヤ感あったわ!りるあちゃんめっちゃ高校生だ!と悶えが止まらなかった。

初めてトークポートをした。
自宅にいながらりるあちゃんと話す行為が、仕事でのオンライン会議や遠方の友人とのオンライン通話の延長線のようで不思議な感覚だった。
と、りるあちゃんにいったら「おうちりるあですね!」と言われた。ああもうめちゃんこかわいいよお。

初めて一眼でりるあちゃんを撮った。
リリイベではついぞカメラを持っていかなかったが、その後の撮可があるフェスに衝動的に行った。
りるあちゃんを撮りたくてカメラを買ったけど、りるあちゃんを撮るのは怖かった。ブレブレの写真しか撮れなかったら、かわいく撮れなかったら、カメラが嫌になってしまいそうで。
でも、かわいいりるあちゃんは写真でもちゃんとかわいかった。
次なる目標は如何に魅力的なりるあちゃんを撮れるかである。

ステージ上のりるあちゃんは成長著しい一年だった。
15歳のりるあちゃんはまっすぐにキラキラしていた。
踊るのが楽しい!隊員さんが応援してくれるのが嬉しい!といった正の感情で溢れていて、それがりるあちゃんのキラキラの起因になっていたように思える。
16歳のりるあちゃんは感情表現の幅が広がって、キラキラのバリエーションが増えた。
8周年ライブではきゅるんとした切なげな表情が印象的で、笑顔じゃないりるあちゃんに魂が引っ張られた。秋の入隊式では「和・華・蘭」の曲中での表情に一気に麗しさが乗ってきて驚いた。「かわいい」に溢れていたはずのりるあちゃんは、いつのまにか「かわいい」だけでは収まらなくなってきたのだ…。
新しいりるあちゃんを見つける度に、私の心臓は懲りずにギューーンッとなる。
動悸、息切れ、救心。


SHOWROOMやインスタでみせる等身大な高校生のりるあちゃん(私も高校生の時に友達とオソロのTシャツ買ったなあ)とステージの上で私たちを魅了するりるあちゃん。
そのどちらの姿も見せてくれることに、やっぱりその稀有な共有へのありがたみを感じる。
今年もりるあちゃんの人生にちょっぴり参加させてくれて、接点を持たせてくれてありがとう。

そんなりるあちゃんは16歳。



🦊

…とここまで書いたのちに参戦したスタプラアイドルフェスで、新衣装のりるあちゃんに思いっきりドーーンッと大きな衝撃をくらってしまった。
狐のお耳に狐の尻尾…
ケモミミフェチの気は一切なかったはずなのに、ものすごい勢いで新しい扉が開いた。でんでらりゅーばでんでらりゅーば。

りるあちゃんはやっぱり偉大だね。


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