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夢が叶う時と、その後。

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夢が叶う瞬間とは、最高の打ち上げ花火が上がった時に、似ている。🎆🌊 大きな喜びも一瞬なら、儚さも一瞬。 だから、そこでまた、更に上を行く、次なる更なる素晴らしい打ち上げ花火を開発… もっと読む
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ショートショート小説(2)「ドMと足攻め」

ショートショート小説(2)「ドMと足攻め」

「さあ、早く嗅げよ!私の足。」
「は、はい。」

「ごめんなさい。許して下さい。もうしませんから許して下さい。反省します。」
「フッ、惨めだね、君。何?謝ったら許してもらえるとでも思ってんの?ねぇ?」
って言いながら素足で顔をグリグリして来る。
「うるせえな!性格ドブス!性格クソババア!!
美人で足が臭いだけが取り柄の腐れ脳味噌が!
そうだ!汚い水を好む、鮒やバスやブルーギル飼えや!てめえの臭過ぎ

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他人からの見た目や評価は気にしなくて良い。

やはり、勤勉で思慮深い人や、文武両道で優秀な人や、貫禄で男らしい人や、真面目で理知的で優秀な人などは、
普段は口数が少ない分、
「陰キャラ」だの「暗い」だの「根暗」だのと言った、中傷的な事を言われたりするのが宿命か?

しかしそれでも、そう言う他人からの見た目や評価など気にしない事だ。
人は人、貴方は貴方。
どんな性格や性質であろうと、自分に一本筋を通しておけばいい事である。
他人の言う事などいち

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あらゆる新たな考えこそ、過去の繰り返し。

新しい考えも、やはり過去の繰り返しに過ぎないと。

そう言えば、
二千年以上前に、

<これぞ新しいと言ったところで、それはかつて過去にあり、未来にもある。何ら変わる事は無い。空しい事だ。全て空しい。>

と言った者がいるそうです。

「自分が言った内容は、既に二千年以上前の人も言っており、自分と同じ事を未来でも言う人がいて、それを自分独特の新しい発見、悟りだと思うだろう。」と予言していましたと。

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100%になる事が、男らしさや逞しさではない。

男らしさとは決して、100%強くなる事が男らしさではなく、完全無欠になる事ではない。

自分の中の弱い一面も受け入れてこそが、男らしさや逞しさでもあるだろう。

人間は誰にでも欠点はあり、誰でも弱さは抱えている。

どんな格闘王者でも臆病な一面はあり、
どんな大賢者や大学者、大哲学者、大評論家でも、抜けている所や欠点の一つや二つはある。

また、知識ばかりでなく知恵も身に付けよ、とは言うが、100

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「正義から倫理へ ~『正義』と言う日本語の墓場~」

悪と言う名の正義と、正義と言う名の悪。

果たしてどちらが正義か?
 勿論、曲がった事が大嫌いで正論をやたらとくどくど吐き捨てて却って周囲から煙たがられるのは、後者ではないか。
 主観によって断罪することは暴力である。独善的とも言う。
 それぞれの価値観を認め、受け入れた上で、その中でその価値観に沿わない行動に対して正論を言うことで、それが忠告、助言になる。
 私はまだ主観的な見方で善悪を判断する

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ガラスの靴。

ガラスの靴が見付かってからが、始まりである。

割れ易いガラスの靴を壊さないように、夫婦共に、そのガラスの靴を大切に守って行かなくてはならない。

昨今は、まさか?

昨今、どうも目が笑っていなくて悪態ばかりつくような人や、密かに荒んだ感じの人や、そっけない人、やたら気儘な人、捻くれたような人が多い気がするのですが、これは平和ボケもあれば、南海トラフとかでいつどうなるか分からないから、卑屈になったり好き勝手に生きようと考えている人が多いからなのでしょうかね?

またはただ私の思い込みでしょうか?
私の周辺環境がおかしいだけなのか?

不平不満を口に出さずに穏やか

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「独り飲み」(随筆風な小説)

 今日は、隣町にある行き付けの飲み屋に、一人で来ている。そう。マスターとママがとても気さくで、一人で浸るにもなかなか良い所でもあるのだ。
 以前は、何度か、誰かと来た事も勿論ある。職場の人や、昔ながらの友達、大学時代の友達などを誘って飲みに来た事もある。しかし今日は一人。そう、やはり時には一人で来たい時もある。別に友達や同僚が、都合悪いとかでもなく、今日は初めから一人で来るつもりだったので、誰にも

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「正義から倫理へ~正義と言う日本語の墓場~」(随筆)

「悪と言う名の正義」と「正義と言う名の悪」
果たしてどちらが正義か?
 勿論、曲がった事が大嫌いで正論をやたらとくどくど吐き捨てて却って周囲から煙たがられるのは、後者ではないか。
 主観によって断罪することは暴力である。独善的とも言う。
 それぞれの価値観を認め、受け入れた上で、その中でその価値観に沿わない行動に対して正論を言うことで、それが忠告、助言になる。
 私はまだ主観的な見方で善悪を判断す

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真昼の蛾(小説)

 河川敷にて。純子と言う十六歳の少女は、スーパーの袋を片手に、空き缶や空き瓶などを拾い集めている。日曜日の午前十一時頃であった。河川敷には、資源ごみなどが沢山落ちている。新聞紙とかも落ちているので、それも拾って袋に入れている。本日は程良い天気であり、今は五月の中頃になるので、そこそこ暑いが、純子は長袖の白ブラウスを着ていた。それから、青いハーフパンツに、サポート用の黒いハイソックスにスニーカーだ。

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夢があると言う事の幸せ(日記兼・随筆)

 夢と愛が、最高の壊れ物だと悟った時、新たに生まれるのが「勇気」だ。

 自分は、働きながら作家を目指している。学生の頃から小説を書くのが好きだったので、完成した作品はいつも出版社に投稿している。元々は漫画家を目指していたが、段々と絵を描くのが億劫になって来たのか、いつの間にか漫画は描かなくなっていた。漫画オタクを卒業した今では、まるで文学マニアのようでもあり、娯楽小説や古典、世界文学等を読み漁る

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