ショートショート小説(2)「ドMと足攻め」
「さあ、早く嗅げよ!私の足。」
「は、はい。」
「ごめんなさい。許して下さい。もうしませんから許して下さい。反省します。」
「フッ、惨めだね、君。何?謝ったら許してもらえるとでも思ってんの?ねぇ?」
って言いながら素足で顔をグリグリして来る。
「うるせえな!性格ドブス!性格クソババア!!
美人で足が臭いだけが取り柄の腐れ脳味噌が!
そうだ!汚い水を好む、鮒やバスやブルーギル飼えや!てめえの臭過ぎる足やパンストを洗った水ならよ、そんな魚の餌が、製造出来るだろうから、
それで食費も浮くだろうよ。
鮒やブルーギルも、食べようと思えば食べれるらしいぜよ。
」
「あら、口だけは達者なのね。でもダメよ?そんな汚い言葉を使うなんて、ただでさえ汚くて臭い豚が、余計に惨めになっちゃう。もう1回最初から教育が必要なのかしら?まずはこの悪い口を治さなきゃね。」
と言いながら、口に足を突っ込んで苦しくさせながら、
「あら、どうしたのかしら?貴方、口がきけないの?」
そしてまた、「ごめんなさい。」の繰り返し。
「貴女の素敵さは、太陽、いや、アンドロメダの輝きの様です。
なので、今度は、ストッキング穿いて来て下さい。そしたら、宇宙の外部までもを知る事が出来、ブラックホールさえも越えられますね。身も心もホワイトホール。本当にごめんなさい。宇宙の女帝様。」
「ふふ、分かってくれて本当に良かったわ。仕方ないわね、ご褒美にストッキングを穿いてきてあげる。
ただその前に、貴方これどういうつもり?私の足が貴方の汚い唾液でベトベトじゃない。ちゃんと綺麗にしてくれるかしら?ストッキングはそれからね。」
「はい。本当にごめんなさい。」
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