諳-sora-|ていねいな暮らし1年生

ありのままの日常の、こころの動きをエッセイに。 自分サイズで、今を大切に生きていく。

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  • ていねいな暮らし1年生

    時間や、お金がなくても、自分のありのままのサイズでていねいな暮らしをしていきたい。 そんなわたしの、日々の気づきや学びをまとめたマガジンです。

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固定された記事

ていねいな暮らし1年生

ていねいな暮らしって、いいなぁ。 毎日の一瞬一瞬を大切に、ありのままの自分として暮らす。 やっぱり、身の回りの小さなしあわせを見つけられることって、すごく素敵だと…

やっぱり、人は食べたものでできている

人は食べたものによってできている、とよく言われる。 自分が食べたものがエネルギーになったり、体の部品になったりしていることは、頭では理解している。 だけど、今目…

仲間がいた

昨日、一人暮らしの失敗を恐れすぎていたことについて考えていた。 「寂しいってつらいよね…」 と、考え事をしながら職場に向かっていると、朝早いこともあって、たくさ…

一人暮らしも1年生

初めての一人暮らしは、不安だらけ。 仕事と家事の両立はできるのだろうか。毎日1人だと寂しいのかなぁ。まず買わないといけないのは、あれとそれと…。お金は足りるのかな…

わたしの食事論

衣・食・住、の中だったら、食がいちばん大事。 しかも、かなり大差をつけて。 食べることが好き、という理由で大学の学部も決めたし、最近は家の近くのお店を調べては「行…

はじめに、わたしについて

最初に、簡単に自己紹介をしようと思います。 この春、大学を卒業して働き始めた22歳。 関東から関西まで引っ越しをして、一人暮らしも始めました。 真面目な性格ゆえに(…

今を楽しむのが、苦手

前のおはなし 今を楽しんでいる人は輝いて見える。 それに対してわたしは、今を楽しむのが苦手。 たとえば音楽ライブの最中でも、「将来の思い出になるように、ちゃんと覚…

過去の自分を超えられないと思った、けど

前のおはなし↓ あの頃はよかったなあと、思うときがある。 わたしにとってのあの頃は高校時代。部活に打ち込んでいた頃。 運動部で、ひとつの目標に向かってがむしゃら…

クリスマスの後悔

毎年家族でチキンやケーキを食べるのが、クリスマスのお決まりだ。 ただ、わたしは近々実家から出ることが決まっており、今年は家族で過ごす最後のクリスマスかもしれなか…

実は近くに

数か月後に引っ越しを控えている私は、最近思い出の品を整理している。 そのとき、小学校のときの友人からの手紙を見つけ、考えさせられたことがある。 小学生のとき、仲…

ふと立ち止まってしまった

心の中の悪魔が語りかける。 「こうすれば、もっと儲かるよ」。 その声を聞いて、私はふと立ち止まってしまった。 「ギフトエコノミー」についての本を読んだのは、一か月…

コーヒーを味わいつくす

コーヒーを味わいつくす。 ここ数か月くらいだろうか、朝の時間にコーヒーを飲むようになった。 バタバタした朝は、1日の焦りや疲れにつながるから、朝こそ落ち着いてスタ…

ふわふわしていてもいいじゃない

「今」に注目して生きることは大切だけれど、将来に思いをはせるのもワクワクする素敵な時間。 とは言いながら、将来のことを考えて不安になってしまうのも事実。 だけど、…

プラスチック・フリー生活

プラスチック・フリー生活。 プラスチックは人体にとっても、環境にとっても良くないといわれているけれど、それに対しての自分の考えをまとめようと思う。 そもそも、最…

自分の力で生きていく

わたしはただの消費者でしかなく、いつ壊れてもおかしくないような脆いシステムに依存している。 コロナ禍を経て、自分の生活を振り返ると、ときどきそんな消費者としての…

おひさまのような彼女

友人に、おひさまのような素敵な人がいる。 彼女のような生き方をしたいと、いつも憧れている。 笑顔が輝いていて、正直で素直。 裏表がなくてどんなときも「自分」として…

ていねいな暮らし1年生

ていねいな暮らし1年生

ていねいな暮らしって、いいなぁ。
毎日の一瞬一瞬を大切に、ありのままの自分として暮らす。
やっぱり、身の回りの小さなしあわせを見つけられることって、すごく素敵だと思うんです。

でも、心配性で不安になりがちなわたしは、
「ていねいな暮らしは、お金や時間に余裕がある人しかできないよね」
と、卑屈になってしまうんです。
オーガニックのお野菜や綿は高価。
家電製品に頼らない家事は時間がかかる。

だけど

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やっぱり、人は食べたものでできている

やっぱり、人は食べたものでできている

人は食べたものによってできている、とよく言われる。
自分が食べたものがエネルギーになったり、体の部品になったりしていることは、頭では理解している。

だけど、今目の前にある食べ物が具体的にどうなるのか、いまいち実感がわかない。

それはやっぱり、食べ物には良い意味でも悪い意味でも、即効性が無いからだろう。
今日野菜や果物をたくさん食べたからといって、明日調子が良くなるわけではない。
インスタント食

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仲間がいた

仲間がいた

昨日、一人暮らしの失敗を恐れすぎていたことについて考えていた。

「寂しいってつらいよね…」
と、考え事をしながら職場に向かっていると、朝早いこともあって、たくさんの鳥が鳴いたり遊んだりしている。
引っ越してきてから思っているけど、この町は鳥が多い。
瑠璃色の鳥、でぶっちょの茶色い鳥。
見たことのない種類のものがたくさん。
彼らも、この町で生きているんだよなぁ。

疲れていると、だんだん自分一人で

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一人暮らしも1年生

一人暮らしも1年生

初めての一人暮らしは、不安だらけ。
仕事と家事の両立はできるのだろうか。毎日1人だと寂しいのかなぁ。まず買わないといけないのは、あれとそれと…。お金は足りるのかな。

わからないことだらけだったわたしは、インターネットに頼った。
「虫の侵入を防ぐためにはこうすると良い」
「寂しくなったときはコレがおすすめ!」
「引っ越してすぐにやるべきことは…」

これらの情報はためになったし、自分のやるべきこと

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わたしの食事論

わたしの食事論

衣・食・住、の中だったら、食がいちばん大事。
しかも、かなり大差をつけて。
食べることが好き、という理由で大学の学部も決めたし、最近は家の近くのお店を調べては「行きたいお店リスト」にまとめている。

だけど、毎日の家での食事となると、凝ったものは作るのも大変だし、毎日それを食べたいわけでもないような。
だからわたしは、ほとんどの食事が具だくさんお味噌汁と玄米ご飯なのです。

朝起きたら、鍋にお水と

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はじめに、わたしについて

はじめに、わたしについて

最初に、簡単に自己紹介をしようと思います。

この春、大学を卒業して働き始めた22歳。
関東から関西まで引っ越しをして、一人暮らしも始めました。

真面目な性格ゆえに(自分で言うのもなんですが…)、良かったこともあれば、完璧を目指して苦しくなることも多くて。
そんなときに「世界はほしいモノにあふれてる」というテレビの番組を観て、
「好きなことを仕事にして生きることができるんだ!
しかも、みんなとて

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今を楽しむのが、苦手

今を楽しむのが、苦手

前のおはなし

今を楽しんでいる人は輝いて見える。
それに対してわたしは、今を楽しむのが苦手。
たとえば音楽ライブの最中でも、「将来の思い出になるように、ちゃんと覚えて楽しまないと」と余計なことを考えて意識的に楽しもうとしている。(文章にすると恥ずかしいかぎり。もっと単純に楽しめればいいのに。)

でも今を楽しむことが苦手なのには理由があって。
そもそも今を楽しんだ経験が足りないのだと思う。

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過去の自分を超えられないと思った、けど

過去の自分を超えられないと思った、けど

前のおはなし↓

あの頃はよかったなあと、思うときがある。
わたしにとってのあの頃は高校時代。部活に打ち込んでいた頃。

運動部で、ひとつの目標に向かってがむしゃらに頑張った日々。
プレーが上手くなり、練習の分だけ自分の成長が感じられたし、つらいことも仲間と一緒に乗り越えた。
毎日大変だったけど、それもいい思い出。
あの充実して、キラキラした日々に戻りたい。

ときどき、今の自分と高校時代の自分を

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クリスマスの後悔

クリスマスの後悔

毎年家族でチキンやケーキを食べるのが、クリスマスのお決まりだ。
ただ、わたしは近々実家から出ることが決まっており、今年は家族で過ごす最後のクリスマスかもしれなかった。

しかし、わたしはそのことを特に意識しておらず、いつもどおり過ごしてしまった。
食事後、母が何気なく「今回が最後のパーティーだったかもね」と言った時、「たしかにそうだった!」と気づいた。
ひとつひとつの料理や会話をかみしめて過ごせば

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実は近くに

実は近くに

数か月後に引っ越しを控えている私は、最近思い出の品を整理している。
そのとき、小学校のときの友人からの手紙を見つけ、考えさせられたことがある。

小学生のとき、仲の良かった友達として名前はあがるけれど、「親友」と思ってはいなかったくらいの友人がいる。(失礼だけれど、今の思いを正直に書きたい。)

彼女は小学校の途中で遠くに引っ越してしまったので、私達は手紙のやりとりをしていたようだ。
その手紙を読

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ふと立ち止まってしまった

ふと立ち止まってしまった

心の中の悪魔が語りかける。
「こうすれば、もっと儲かるよ」。
その声を聞いて、私はふと立ち止まってしまった。

「ギフトエコノミー」についての本を読んだのは、一か月ほど前のことだった。
ギフトエコノミーとは、お金を介さずにモノや技術をやり取りし、ゆずりあう社会のこと。「世界には、全ての人に行きわたる十分な量のモノがある」という考えのもと、ちょっとお隣さんに道具を借りたり、たくさんとれた作物をゆずっ

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コーヒーを味わいつくす

コーヒーを味わいつくす

コーヒーを味わいつくす。
ここ数か月くらいだろうか、朝の時間にコーヒーを飲むようになった。

バタバタした朝は、1日の焦りや疲れにつながるから、朝こそ落ち着いてスタートしたい。
朝の時間を大切にしている人はとても幸せそうで、満ち足りて見える。
1日のはじまりを気持ちよく。朝の習慣は、その日のエネルギーチャージになりそうだ。

いろいろ思って、朝にコーヒーを淹れるようになった。
紅茶、緑茶、チャイの

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ふわふわしていてもいいじゃない

ふわふわしていてもいいじゃない

「今」に注目して生きることは大切だけれど、将来に思いをはせるのもワクワクする素敵な時間。
とは言いながら、将来のことを考えて不安になってしまうのも事実。
だけど、自分の思いを言葉にしてみることで、将来への不安をポジティブに変換していけるはず。

わたしは、好きなこと・得意なことを仕事にしたいと思っている。
理想は、自分の好きなことをして、結果としてそれにお金がついてくるようなくらし。
興味のあるこ

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プラスチック・フリー生活

プラスチック・フリー生活

プラスチック・フリー生活。
プラスチックは人体にとっても、環境にとっても良くないといわれているけれど、それに対しての自分の考えをまとめようと思う。

そもそも、最近「プラスチック・フリー生活」という本を読んだから、今の関心はプラスチック問題や環境問題にあるのだが、その前はサステイナブル、エシカルなどなどに興味があった(どれもつながってはいるけれど)。
服部雄一郎さん、麻子さんが書かれた「サステイナ

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自分の力で生きていく

自分の力で生きていく

わたしはただの消費者でしかなく、いつ壊れてもおかしくないような脆いシステムに依存している。

コロナ禍を経て、自分の生活を振り返ると、ときどきそんな消費者としての暮らしに恐怖を感じる。
電気が止まったり、インターネットが使えなくなったりしたら、いったいどうしたらいいんだろう。

生きることについて、深く考えずに今日まで来た。
だから、資本主義とかAIとか、いろんな大きなものの恩恵を、流れてくるぶん

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おひさまのような彼女

おひさまのような彼女

友人に、おひさまのような素敵な人がいる。
彼女のような生き方をしたいと、いつも憧れている。

笑顔が輝いていて、正直で素直。
裏表がなくてどんなときも「自分」として生きる。
プラスの感情だけじゃなくて、負の感情にも正直だから、とっても人間らしくて応援したくなる。
彼女がしあわせだと、周りもみんなしあわせになる。
だけど信念があって、自分の感覚に正直。その信念は、個性となって、光っている。
悩むこと

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