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中小企業がファンを増やすためのnote活用法について調査しました!

はじめまして!8月より、内定者インターンをしている三國 太陽みくに たいようです。

この写真は初めてバックパッカーとしてタイに行ったときのものです。ゲストハウスで仲良くなったインド人の大学生に写真を撮ってもらいました!(荷物は写真に映ってるリュックだけでした💦)

インターン先は「公式note編集部」。しかし僕自身、企業の情報発信やnoteについては超初心者。。まずは、地方、中小企業さまがどのようにnoteを活用しているのか、数多くのnoteを拝見し、勉強させていただきました!

この記事は、

  • noteを始めたいけれど、何を発信すればいいのかわからない

  • 広報や採用目的でnoteを使うことを検討している

  • noteの活用がうまい地方、中小企業を参考にしたい

そんな悩みを解決したいと思い、執筆しました。

たくさんの素敵なnoteをみつけたのですが、ほんの一部をご紹介していきます!

noteを活用して企業のファンつくる

noteは、クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。(引用:noteの特徴、使い方、機能紹介

ぜひ知っておきたいnoteの特徴3つ

noteには書ききれないほど様々な機能がありますが、特に「企業がファンを増やすために」という点で活用できる3つの特徴をピックアップしてみました。

  • Twitterアカウントとの連携機能

  • フォロー機能

  • ECサイトとの連携機能

▍Twitterアカウントとの連携機能
noteはTwitterアカウントと連携させると、できることが増えます。例えば、noteクリエイターページにTwitterアイコンが表示されるので、noteを読んでくれた人がTwitterアカウントに遷移していいなと思ってもらえればフォローに繋がり、ファンを増やすことができます。

また、読者がnoteをTwitterでシェアしたときにTwitterユーザー名が表示されるので、読者の感想やメンションに気付きやすくなったり、Twitterに通知が届くようになったりします。

ほかにも、相性がいい理由があります。それは、noteの欠点である拡散力をTwitterと併用することで補えるからです。Twitterのリツイート機能で、拡散されればまたさらに拡散される可能性もあり、良質な内容のnoteであればファンを増やすことができます。noteを始める際にTwitterアカウントの開設は必須です!(*参照:Twitterアカウントを連携する

note社のイベントでも、詳しく説明してくださっていました!

▍フォロー機能
noteアカウントをフォローすると、タイムラインのトップページに、フォローしたnoteアカウントの投稿が表示されるようになります。さらにnoteでは、アカウントのフォローだけでなく、マガジンごとのフォローやカテゴリのフォローも可能です。ファンづくりにおいては、かなり重要な機能だと思います!

▍ECサイトとの連携機能
noteはECプラットフォームと連携し、note上でECの商品を表示できる機能「note for shopping」を提供しています。さらに「ストア」機能を使うと、ECサイトで販売している商品をnote上で一覧表示できます。ファンを増やすだけではなく、販促目的でも使うことができそうです!

画像引用元:note記事内でのEC表示機能に、新たに6つのECプラットフォームがパートナーに参画し、合計11サービスになりました

ソウルドアウトではnoteをフル活用!note proセールスパートナーに認定!


ソウルドアウトでは、2021年8月から公式noteを立ち上げ情報発信を続けてきました。その実績がnote社より認められ、先日「note proセールスパートナー」に認定されました✨

ソウルドアウトのnote活用法を紹介すると、
▍目的

  • “地方、中小・ベンチャー企業のデジタルマーケティング領域の支援といえば「ソウルドアウト」”という状態の確立

    • 会社の独自性や社員の個性の発信

    • 支援活動を通して得たナレッジとノウハウの発信

▍具体的な発信内容

  • デジタルメディア、広告の運用事例&Tips

  • デジタルメディア、広告の最新アップデート情報

  • 事業会社さんやパートナーさんとのディスカッションレポート

  • 社内エバンジェリストインタビュー

  • イベントレポート

▍結果

  • 社員指名で問い合わせをいただいたり、

  • ウェブメディアさんから寄稿依頼をいただいたり、

  • note社のイベントで取り上げていただいたり、(ありがとうございます!)

  • SEOで上位を獲得したり。

また私自身、ソウルドアウトの選考中に公式noteを企業研究として読んでいました。特に、昨年、公式note編集部で内定者インターンを行なっていたはるひさ@Haruhisa__K)さんの『卒note』は、内定者インターンを始める際の判断材料になりました。


それではここからは、noteを活用して企業や商品・サービスのファンを増やしている企業さま5社を紹介させていただきます!参考になりそうなポイントや、私が紹介したいと思った理由を書いているのでnote開設の際に参考になれば幸いです。

それでは順番にみていきましょう!

参考にしたい企業をご紹介

IKEUCHI ORGANIC 公式note

IKEUCHI ORGANIC 株式会社
設立:1969年2月11日
本社:愛媛県今治市
事業内容:オーガニックテキスタイルの企画・製造・販売

▍発信内容
商品に込めた想いやこだわり、タオルを長く愛用するためのケアの方法など、ユーザーが商品に触れるきっかけになる記事や、社内イベントのレポート、経営層や社員の声IKEUCHI ORGANICさんを応援している企業へのインタビュー記事など。

▍結果
ECサイトへのアクセスや売上の増加。企業の認知度アップ、採用の応募人数の増加など、ブランディングへ寄与。店舗の来店や法人問い合わせも増加したようです。
(*参照:開設から2年。 イケウチ公式noteの運営の裏側をおすそ分け|IKEUCHI ORGANIC 公式notenoteをECで活用し、ファンを生み出すコンテンツを発信しよう!オウンドメディアとどう違う?記事の書き方や意外な利点を解説

*私が参考にしたいと思った記事

数年前からサウナが流行り、テレビやYouTubeでも話題に上がることが多くなってきました。そんなサウナに欠かせないアイテムが「サウナタオル」です。IKEUCHI ORGANICさんでは、いち早く流行をキャッチしサウナタオルを製作され、商品の裏側をnoteで発信されています。世の中の話題と繋げてコンテンツを企画すれば、新しいお客さまに関心をもってもらえるきっかけになりそうです!

#sio 公式

sio株式会社
設立:2018年7月
本社:東京都渋谷区
事業内容:レストラン運営

▍発信内容
sioさんで提供しているレシピを家庭でも作れるように公開している記事(#おうちでsio)や、働くスタッフへのインタビュー(sioのつくりかた)では、sioの考えを言語化して共有

▍結果
sioさんの思いを伝えるコンテンツを発信することで共感を呼び、ファンが増え、ブランディングに繋がっていると考えられます。「#おうちでsio」のレシピをまとめた本が出版されるほど話題になりました!

*私が参考にしたいと思った記事

sioさんでは「幸せの分母を増やすこと」を大切にしており、オーナーの鳥羽周作さんはコロナ禍のステイホーム期間中にも自宅でsioの味を楽しんでほしいとの思いから、noteでレシピの発信を始めました。「#おうちでsio」の中では唐揚げのレシピで最も「♡」数が多くなっています。私自身、料理が好きでよく「#おうちでsio」を参考にしていました。皆さんにもぜひ見ていただきたいです!

OREC公式note

株式会社OREC
創業:1948年10月
本社:福岡県八女郡
事業内容:緑地管理機、農業機械製造販売

▍発信内容
ORECさんは「農業の魅力を発信したい!」という思いから、農家さんの隠れたストーリーや、農業のお役立ち情報、ORECのコンセプトや価値観、ORECで働く社員などについて発信されています。

▍結果
Twitterのフォロワー数はなんと1.8万人!noteでの情報発信は、確実にファンの獲得に繋がっていると考えられます。自社が伝えたいことではなく、読者が知りたいことを発信し、共感が広がっています。農家さんと密に関わるORECさんだからこそ知っている内容が書かれているnoteはどれも魅力的です!

*私が参考にしたいと思った記事

「農家さんの隠れたストーリー」を紹介する記事(つくりてを訪ねて)が非常に印象的でした。ORECさんの取り組みや想いを知ることができ、私自身、農業に対するイメージが変わりました!ここで紹介されている農家さんの商品は、ECサイト「コダワリノワ」で販売されているものもあります。最後まで記事を読んだ読者がECサイトに遷移することができます。ファンの獲得から売上に繋げられるかもしれません!

わざわざ

株式会社 わざわざ
設立:2017年
本社:長野県東御市
事業内容:パン菓子製造業、実店舗・ECサイト運営、オリジナル商品企画販売

▍発信内容
わざわざさんのアカウントは大きく2つの柱で構成されています。

代表の平田さんが開業時から欠かさず毎日綴ってきた文章(平田さんの考え)を、厳選して編集し、noteに掲載している「わざわざ傑作選」。そして、生活にまつわるあらゆる指針となる記事や、生活のヒントになるような記事を発信している「わざわざの読み物」があります。

▍結果
決して大きくはないお店のnoteではありますが、フォロワーや記事の「スキ」数が多く、共感の輪が広がっているようです。

また、わざわざさんのnoteでは、各記事から商品のECサイトに遷移することができます。記事を読んで理解を深めた読者が購買意欲の高い状態ですぐに買えるようになっているのです。日用品の売れ行きも良く、2021年は「わざわざザンシンバッグ」という商品は年間およそ2,400個も売れたそうで、販促にも寄与しているといえそうです。(*参考:わざわざ 年間売れ筋ランキング

*私が参考にしたいと思った記事

わざわざさんでは、どの記事も自社の世界観にマッチしたきれいな写真が使われています。枚数もかなり多いです。アイスコーヒーに関する記事では、夏の季節にぴったりで、涼し気で冷たさも伝わってくる写真が使用されており、縦や横の写真を上手く使い分けていることがわかります。

また、記事を読みやすくする仕掛けとして、写真とテキストをバランスよく配置することや、Twitterのリンクを埋め込むことなども参考にできそうなポイントです!

▍おまけ:コンテンツの内容によって、情報発信の場を使い分ける
わざわざさんでは、情報発信のやり方を一つに固執せず、時代の流れやユーザーの関心事に合わせて柔軟に変化させてきました。noteを始めた理由は、経営・マネジメントに関するコンテンツの発信の場として活用するためだそうです。

FacebookやInstagramでは、お店の雰囲気や商品についての投稿ではユーザーからの反応はいいのですが、経営・マネジメントに関する投稿はあまり反応が返ってこないそう。情報発信の場にいるユーザー属性を理解した上で、コンテンツの内容を変えることが重要です。

番外編:コーポレートサイトとして活用

株式会社FoundingBase

株式会社FoundingBase
設立:2014年2月
本社:東京都世田谷区
事業内容:関係人口創出事業、観光事業、一次産業支援事業、その他 

番外編は、会社のコーポレートサイトをnoteで代用している斬新な例です!

▍メリット
①ユーザーとの継続的な関係を作れる

「特徴」でも紹介しましたが、SNSと同様、noteにはフォロー機能があります。フォローしてくれたユーザーには何度も見てもらえるようになります。

②ユーザーが知りたいコンテンツ(価値のあるコンテンツ)を作り出せる
noteでは、読んで気に入った記事に「♡(スキ)」をつけることができます。さらに、アクセス状況を見て、ユーザーがどのような情報を求めているのかを分析できます。こういったデータを参考にすれば、価値あるコンテンツの作成に活かせそうです。

③サイトに来てもらいやすい
・SEOに強い
コーポレートサイトを新たに作成すると、サイトへの集客のために広告を配信するなど、ユーザーに来てもらうためには時間がかかると思います。しかし「note.com」のドメインパワーは強いため、コンテンツの内容によっては検索の上位に上がる可能性もあります。

・noteのコミュニティで読まれる
月間6,300万人(*2020年5月時点)のアクティブユーザーがいるため、ハッシュタグや関連記事から流入してきたユーザーに読まれる可能性があります。

*こちらの記事を参考にしました。ありがとうございます!

*こちらも、参考にさせていただいたnoteアカウントです。ありがとうございます!

ファンを増やすこと、ファンと繋がることを第一の目的において、コーポレートサイトをnoteで代用してみてもいいかもしれません。まだまだ事例は少ないですが、読者との距離が近いnoteをコーポレートサイトとする企業は増えそうです!

さいごに:自社の強みを発信してファンを増やす

今回、企業がファンを増やすためのnote活用について調査しました!

ファンを増やすためには、自社の強みに絞り、オリジナリティのあるコンテンツを作って発信していくことが大切だと感じました。

*参考事例として取り上げさせていただいた皆さま、本当にありがとうございました!
IKEUCHI ORGANIC 公式note さま
#sio 公式 さま
OREC公式note さま
わざわざ さま
株式会社FoundingBase さま
魅力的な記事が多く、とても参考になりました。

今回、私は内定者インターンとして初めて記事を執筆しました。私自身、文章を書くことが大の苦手でとても心配でしたが、編集長のみやたけさんに何度も助けていただき無事書き上げることができました。

引き続きよろしくお願いいたします!

【執筆:三國 太陽/編集:みやたけ(@udon_miyatake)】

*これからnoteを活用していきたい企業の方は、ぜひソウルドアウトへお気軽にお問い合わせください!

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