OREC公式note

株式会社オーレックホールディングスの公式アカウントです。農家さんの食への想いや私たちの…

OREC公式note

株式会社オーレックホールディングスの公式アカウントです。農家さんの食への想いや私たちの食への想いなどをお届けしていきます。

マガジン

  • 食から日本を考えてみた。

    • 19本

    推進パートナーの皆さんがそれぞれの活動を自ら発信します。

  • つくりてを訪ねて

    OREC公式note編集部が、日本全国の農家さんのもとを訪問し、インタビューする企画です。

  • モノづくりの中のなか

    それぞれの分野で活躍するORECの仲間を紹介する企画です。

  • 農家めし

    農家さんがご家庭でよく食べる簡単料理のレシピをご紹介する企画です。

  • OREC green lab 福岡

    ORECのブランド発信拠点「OREC green lab 福岡」の取組や魅力をお届けします。

最近の記事

儲かる農業を実現!会社設立3年で売上1億2千万円を達成した若手農家

今回取材をさせていただいたのは、徳島県阿波市を拠点に青ネギを栽培している「アイ・エス・フーズ徳島」の代表取締役 酒井貴弘さん。アイ・エス・フーズ徳島で働く方の平均年齢はなんと35歳。近年日本農業界では、高齢化が進んでいますが、ここでは酒井さんをはじめ従業員の方に活気があり、今勢いのある会社です。今回は若くして会社を設立し、わずか3年で売上目標を達成した秘訣、また今後のビジョン等についてお話をお聞きしました。 農業はなりたくない職業No.1 「小さい頃から『農業は儲からない

    • 1300年前から続くお米を日本で唯一栽培する農家の想い

      皆さんは「弥生紫」という品種を知っていますか?実はこれ1300年前からあるお米の品種名なんです。そんな古くから続く伝統的なお米は、現在日本で唯一、徳島県の農家さんのみが栽培しています。 今回は弥生紫を栽培する農家・新居 義治さんに伝統米の魅力などを伺ってきました。 1300年前から変わらない味 新居さんが先祖代々栽培し続けているのは、弥生紫という品種。奈良県平城京の献上黒米として約1300年の歴史と伝統を受け継ぐお米で、もちもちと柔らかく食べやすいのが特徴の黒米です。

      • 就農準備のために全国80軒以上の農家訪問を実践!実現できた理想の農業とは?

        今回取材をしたのは、広島県東広島市の標高約250mに位置する中山間地で農業を営む森昭暢さん。約40品目の露地野菜や稲を自然農法で栽培しています。 森さんが就農した当時、広島県では有機農業の経営指標や技術指針が無かったそう。そのため、全国80軒以上の農家さんや農業法人などを訪問し、そこで実践されている農業を参考にしながら、試行錯誤を重ねて有機農業の仕組みを作りあげてきました。 そんな森さんに就農前の準備期間のお話や、土づくりの話などを伺ってきました。 将来の農や食を考えた

        • メインは飾れないけど、欠かせない野菜、きゅうりの話

          前半はもともと農業が大嫌いだったしなやんさんが、ある出来事をきっかけに、農業に対する価値観が180度変わり農業を始めたお話をご紹介しました。 後半ではしなやんさんが栽培している”きゅうり”についてご紹介します。実は農家さんの間では、きゅうり栽培は大変といわれているんです。そんな中、なぜ新規就農できゅうりを選んだのか。きゅうりに対するこだわりを聞いてきました。 あえて、栽培が大変と言われる「きゅうり」を選んだワケ 食卓で主役になることはないけれど、スーパーで見かけたらつい

        儲かる農業を実現!会社設立3年で売上1億2千万円を達成した若手農家

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        • 食から日本を考えてみた。
          19本
        • つくりてを訪ねて
          20本
        • モノづくりの中のなか
          3本
        • 農家めし
          1本
        • OREC green lab 福岡
          1本
        • OREC way
          1本

        記事

          田舎も農業も嫌いだった男性がきゅうり農家になった理由とは?

          皆さんは農業というと、どんなイメージを持っていますか? 「田舎、大変、儲からない」などのネガティブなイメージを持つ人もいれば、「かっこいい、なくてはならない存在」などポジティブなイメージを持つ人もいますよね。 今回取材したのは三重県で農業を営むしなやんさん。”しなやん”さんは本名ではなく、活動名。そんなしなやんさんは実家が兼業農家で、小さい頃から田舎や農業が嫌いだったそう。 しかし、現在は農業に対する価値観が180度変わり、地元できゅうり農家として働いています。一体なぜ、

          田舎も農業も嫌いだった男性がきゅうり農家になった理由とは?

          “刈れる”だけじゃなく“使いやすい”を10年間、願い続けた営業マンの話。

          ORECでは、これまでに約200種類以上の草刈機や管理機などを開発しています。犬を散歩するような感覚で斜面を草刈りすることができる「スパイダーモアー」、ゴーカートのような感覚で草刈りをすることができる「ラビットモアー」など。草刈機も場所によって様々なタイプがあります。 そんな多くの草刈機を開発してきたORECが、昨年11月に新発売した草刈機、"正逆ブルモアー HRS815"。 ブルモアーシリーズはハンマーナイフがついており、長い草を刈るのに適した製品です。このシリーズの1種

          “刈れる”だけじゃなく“使いやすい”を10年間、願い続けた営業マンの話。

          前編:絶対に美味しい「いちご」を食べたいので、いちご先生を質問攻めしてみた

          500円というワンコインでできる小さな贅沢。そうそれは、“いちご”。 赤く輝きながらも可愛らしく、まるで宝石のようないちごは 寒い今だからこそ楽しめる、冬が旬のフルーツ。 スーパーで見かけると、ついついカゴにいれてしまうこと、ありませんか? その時「美味しいいちごはどれだろう」と迷ったことも、ありませんか? 実が大きいもの?それとも小さいもの?粒がそろっている方が良い?赤さは? そんな悩みを解決すべく、絶対に美味しいいちごを選び、食べるためのノウハウを今回はいちご先生と

          前編:絶対に美味しい「いちご」を食べたいので、いちご先生を質問攻めしてみた

          後編:あまおう、とちおとめ、紅ほっぺ… 名前を知っているいちごの品種について気になったので、いちご先生へもっと質問攻めしてみた

          前編ではいちごの選び方、食べ方についてお話を伺いました。 いちごソムリエの宮崎さんおすすめの食べ方として出てきた「いちごの食べ比べ」のお話。たしかに、あまおう、とちおとめ、紅ほっぺ、などなど、食べ比べができるほどいちごの品種はたくさん存在しています。 詳しい特徴はわからないけれど、いちごの品種名をいくつか知ってはいる、という人も多いはず。 後編はそんないちごの品種について詳しく伺います。 後編も先生はこの方 とにかく甘いいちごは「章姫(あきひめ)」 スーパーでも色んな種

          後編:あまおう、とちおとめ、紅ほっぺ… 名前を知っているいちごの品種について気になったので、いちご先生へもっと質問攻めしてみた

          年間来場者数16万人の観光農園の秘密とは?!

          広島県の中北、標高500mの山間にある平田観光農園は、1年中果物狩りが楽しめる人気のスポットです。マツダスタジアム3個分の広大な園にブドウやリンゴなどさまざまな果物が実ります。  果物狩りといえば食べ放題が一般的ですが、こちらではチケット制の“ちょうど狩り”と名付けられた独自のシステムを10数年前から導入しています。また国産ドライフルーツ生産の先駆者でもあるなど、斬新な挑戦を続けている会社であることでも知られます。今回は“ちょうど狩り”の発案者でもある、加藤 瑞博さんに話を

          年間来場者数16万人の観光農園の秘密とは?!

          “稲作文化を守る”と決めた、お米農家が見据える目標

          栃木県の最北に位置する那須町は、酪農だけでなく米作りも盛んな地域。ここ那須町には、稲作に取り組みながら、農産物を使った加工品を販売する「6次産業」の分野で目覚ましい実績を残しているご夫婦がいます。お米専門ブランド 「稲作本店」を運営する、井上敬二朗さん・真梨子さんです。「稲作本店」を立ち上げてから現在にいたるまでのストーリー、稲作への思いなどをお話いただきました。 ハードワークに疲弊した就農1年目 2018年に真梨子さんの実家がある那須町に移住し、就農した井上さん夫妻。当

          “稲作文化を守る”と決めた、お米農家が見据える目標

          理科の先生を目指し進学した先で出会った農業機械の面白さ

          ORECは創業以来、74年間「世の中に役立つものを誰よりも先につくる」という精神のもと、ものづくりを行ってきました。 これまで、数々の業界初製品を生み出してきましたが、世の中に無いものをゼロから作り出すことは容易ではありません。 今回はORECの開発部では、どんな社員がどんな想いで働いているのかにクローズアップし、note編集担当が開発部のある女性社員に話を聞いてきました。 「食の安全・安心を支える」仕事 今回取材するのは、入社6年目の前田さん。機械の開発とは少し離れ

          理科の先生を目指し進学した先で出会った農業機械の面白さ

          農家とデザイナー、二足の草鞋による挑戦

          宮崎県清武町で農業を営む「ここく」。デザイナー出身で、現在は農家とデザイナーの二つの顔をもつ加藤さんに、農業を始めて見つけたことや、自身のデザインのテーマについてお話をうかがいました。 2つの立場から“おいしい・楽しい・うれしい”を届ける ー以前は広告業界で活躍していたとお聞きしました。就農のきっかけは? 偶然、スローフードの本を手にしたことです。仕事が忙しかったこともあり、それまでお寿司のガリが何でできてるかも知らないほど、食には関心がありませんでした。でもその本を読

          農家とデザイナー、二足の草鞋による挑戦

          収穫だけを楽しむ、いいとこどりの「シェアファーム」〈後編〉

          前職時代に家庭菜園を楽しみ、野菜を育てることに興味をもっていた早智さんと安心できる食べものに情熱を注いでいた朋美さん。二人は農業を支援するスクール主催のイベントで出会い、結婚。現在は研修先で学んだミニトマトとニンジンの栽培を主に農業を営むとともに、好みの野菜を収穫する会員制のシェアファームも盛り上がっています。 後編では果物狩りならぬ、野菜狩りのような?!このユニークな取り組みのお話から伺いました。 シェアファームって何ですか? ーシェアファームの概要について伺わせてくだ

          収穫だけを楽しむ、いいとこどりの「シェアファーム」〈後編〉

          食に興味のない夫と真反対の妻との出会いは、まさかの農業スクール〈前編〉

          前職時代に家庭菜園を楽しみ、野菜を育てることに興味をもっていた早智さんと、安心できる食べものに情熱を注いでいた朋美さん。二人は農業を支援するスクール主催のイベントで出会い、結婚。現在は研修先で学んだミニトマトとニンジンの栽培を主に農業を営んでいます。4年経った今、当初、5畝(約150坪)だった畑は、2町(約6,000坪)に広がりました。 農と食への興味関心はだいぶ違っているけど… ー出会いは農業関係のスクールとのことですが、そもそもお二人が農業に関心をもった時のことを話し

          食に興味のない夫と真反対の妻との出会いは、まさかの農業スクール〈前編〉

          合鴨農法の先駆者・古野隆雄さんが語る、これからの農業

          合鴨農法とは文字通り、水田で稲と合鴨を同時に育てる方法です。水田に放たれた合鴨はスイスイと泳ぎながら雑草や害虫を食べて育ち、やがて食肉となります。30数年に渡って失敗と成功を繰り返しながら独自の方法を確立させた、福岡県桂川町の古野隆雄さんにお話をお聞きしました。 古野隆雄さん  合鴨家族 古野農場 1950年、農家の長男として福岡県嘉穂郡桂川町に生まれる。 有吉佐和子著『複合汚染』をきっかけに完全無農薬有機栽培を始める。さまざまな水田の除草法に取り組んだ末、1988年から水

          合鴨農法の先駆者・古野隆雄さんが語る、これからの農業

          農業機械メーカーが挑戦する農機の電動化とは

          全世界で当たり前になってきている「SDGs」。 持続可能な社会づくりへの取り組みは、農業の分野も例外ではありません。 2021年に農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」は化学農薬・化学肥料の低減や、有機農業の拡大など、環境負荷を削減する取り組みを推奨しています。 また「みどりの食料システム法」が施行され、新たに短期目標として2030年までに、電動草刈機、自動操舵システムの導入を促しており、化石燃料使用量の削減を目指しています。 これを受けて、農業業界でも電動化や

          農業機械メーカーが挑戦する農機の電動化とは