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2020年11月の記事一覧

9点【感想】官製ワーキングプアの女性たち あなたを支える人たちのリアル(竹信三恵子、戒能民江、瀬山紀子 編)

9点【感想】官製ワーキングプアの女性たち あなたを支える人たちのリアル(竹信三恵子、戒能民江、瀬山紀子 編)

児童虐待やDVや年金の相談・支援、図書館司書、保育士、学校給食調理員、女性関連施設の職員、非常勤教員等々、待遇は劣悪なまま、体よく「やりがい搾取」される女性非正規公務員たち。私たちの暮らしを直接支える人たちの生活がこのまま脅かされていていいのか? 現場からの切実な声を届け、いま何が必要なのかを考える。
(出版社HPより)

オススメ度 9/10(主観的な話も多いが、非正規公務員のリアルが知れたから

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9点【感想】経済的徴兵制をぶっ潰せ! 戦争と学生(雨宮処凛他)

9点【感想】経済的徴兵制をぶっ潰せ! 戦争と学生(雨宮処凛他)

とんでもなく高い学費.ヤミ金まがいの奨学金.稼ごうと思えばブラックバイト.勉強しようにも就活に追われ,教員の側の雇用も不安定.いま,大学・大学生が直面させられている切実な問題は,すべて連動している.その先に確実に待ち受けるのは,教育の崩壊と戦争ができる国だ.気鋭の論者たちが危機に際して発した,熱い抵抗の声.
(出版社HPより)

オススメ度 9/10(貧困が戦争を産む理由について知ることができるか

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8点【感想】小屋大全(西野弘章)

8点【感想】小屋大全(西野弘章)

工房やガレージ、菜園小屋など、趣味のための小屋はもちろん、子供部屋、隠れ家、果ては終の棲家まで。
セルフビルドで小屋を建てるための軸組み構法、ツーバイ構法、丸太組み構法を徹底解説!
自分の手でわが家を作りたい方、男の隠れ家的な小屋に憧れる方、DIYファン、手づくりハウスファンのみなさまに贈る小屋作りの為の必読の書。
(出版社HPより)

オススメ度 8/10 (素人でも実際に小屋が建てられる気がし

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10点【感想】THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本(ブレイディみかこ)

10点【感想】THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本(ブレイディみかこ)

やけくそのパワーで労働者階級が反乱を起こす英国から、わが祖国へ。20年ぶりに著者は日本に長期滞在する。保育園で見た緊縮の光景、労働者が労働者に罵声を浴びせる争議の現場、貧困が抜け落ちた人権課題、閉塞に穴が開く奇跡のような場所……。これが、今の日本だ。草の根の活動家たちを訪ね歩き、言葉を交わす。中流意識に覆われた「おとぎの国」を地べたから見つめたルポルタージュ。(出版社HP引用)

オススメ度 10

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10点【感想】プロ奢ラレヤーのあきらめ戦略(プロ奢ラレヤー)

10点【感想】プロ奢ラレヤーのあきらめ戦略(プロ奢ラレヤー)

「あきらめる」こそ最強コマンド!
お前を生きづらくさせるものから自分の身を守れ!
世の中に踊らされずに、しんどさとは無縁の
「自分だけの豊かさ」を手に入れろ!
しんどい生き方、もうやめませんか?
絶対に働かない彼は、なぜ生活に困らないのか――。
才能、スキル、何もいらない!
ただ「あきらめる」だけ。
どんな時代でも通用する生存戦略を大公表!!
(出版社HPより引用)

オススメ度 10/10 (自

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10点【感想】売上を減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放(中村朱美)

10点【感想】売上を減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放(中村朱美)

オススメ度 10/10(資本主義への反逆を実行している本のため)

(うりあげをへらそう。たどりついたのはぎょうせきしじょうしゅぎからのかいほう)

→出版社HP

各メディアで話題沸騰中の「佰食屋」店主、初の書き下ろし著書。

・ランチのみ、の国産牛ステーキ丼専門店
・どんなに売れても、1日100食限定
・営業、わずか3時間半
・インセンティブは、早く売り切れば早く帰れる
・飲食店なのに、残業ゼ

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8点【感想】どこでもいいからどこかへ行きたい(pha)

8点【感想】どこでもいいからどこかへ行きたい(pha)

オススメ度 8/10 (人生観を広げてくれるので)

 (どこでもいいからどこかへいきたい)

→出版社HP

家にいるのが嫌になったら、突発的に旅に出る。カプセルホテル、サウナ、ネットカフェ、泊まる場所はどこでもいい。時間のかかる高速バスと鈍行列車が好きだ。名物は食べない。景色も見ない。でも、場所が変われば、考え方が変わる。気持ちが変わる。大事なのは、日常から距離をとること。生き方をラクにする、

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8点【感想】気が遠くなる未来の宇宙のはなし(佐藤勝彦)

8点【感想】気が遠くなる未来の宇宙のはなし(佐藤勝彦)

オススメ度 8/10 (科学とは何かと気付かされたので)

 (きがとおくなるみらいののうちゅうのはなし)

→出版社HP

地球に超大陸出現?
銀河系とアンドロメダ銀河が衝突?
新たな「子ども宇宙」の誕生?
宇宙最後の「イベント」が起きる?

『眠れなくなる宇宙のはなし』シリーズ待望の第3弾です。地球、太陽、太陽系、銀河系、そして宇宙全体について、最新の学説に基づく「未来予想」を紹介。

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9点【感想】一歩先を行く文章力(田村仁)

9点【感想】一歩先を行く文章力(田村仁)

オススメ度 9/10 (考えて文章を書く癖ができそうなので)

 (いっぽさきをいくぶんしょうりょく)
→出版社HP

【著者】
 田村仁
 (たむらじん)

【出版社】
 明日香出版社

【読む前の独断と偏見によるジャンル】
 売れる本の書き方がわかる本

【読もうと思った理由】
 本を書きたくなったさかいに

【貸出日・購入日】
 2020/10/22貸出

【感想】

 文章は短文で書け!

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7点【感想】名前がわかる!フルーツ&ベジタブル図鑑

7点【感想】名前がわかる!フルーツ&ベジタブル図鑑

オススメ度 7/10 (面白いけど人を選ぶ本な気はする)

 
(なまえがわかる!ふるーつあんどべじたぶるずかん)
→出版社HP

今まで見慣れなかった新品種のくだものや野菜、輸入フルーツ、日本の伝統野菜1900種の名前や栄養、食べ方がわかる図鑑。

今まで見慣れなかった新品種のくだものや野菜、輸入フルーツがスーパーやデパートの売り場に並んでいませんか。逆に、昔は食べられていた日本の伝統野菜や地方

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8点【感想】へんな西洋絵画(山田五郎)

8点【感想】へんな西洋絵画(山田五郎)

オススメ度 8/10 (絵画の楽しみ方を教えてくれたので)

 (へんなせいようかいが)
→出版社HP

可愛くない子どもたち、どう見てもおかしな動物……
偉大な西洋画家たちが描いた“へんな絵”で、
笑って学ぶアート入門

誰もが知る傑作から、知る人ぞ知る名画まで、
選りすぐりの“へんな絵”120点を掲載。
美術評論家・山田五郎氏が、絵につっこみを入れながら、
どうして「へん」なのかを真面目に解説

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