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記事一覧
エモーショナルUIデザイン
はじめに2013年にスタートアップに参加したことをきっかけに、今までいくつかのデジタルプロダクトのUIデザインに携わってきました。2020年にTakramに参加してからは、さらに多様な事業のプロダクトに関わらせていただいています。この約10年間のあいだに世の中のUIデザインのノウハウは確立されてきており、既存のコンポーネントなどを組み合わせれば、きれいなUIが誰でも簡単に作れる時代になりました。そ
もっとみるMaterial Designの設計思想を探る
この記事は、2018年5月25日に開催された Google I/O Extended 2018 Shibuya での講演内容を文章に起こしたものです。当時はGoogle I/O 2018の直後、Material Designガイドラインがいくらかアップデートされ、Material Themingや柔軟な基盤の構築といった新たな考え方が明示されたばかりでした。この講演は、アップデートされた内容の背景
もっとみるオブジェクトベースなUIデザイン
WEB+DB PRESS Vol.107掲載のオブジェクトベース設計によるUIデザイン改善を読んだ。デジタルなサービスのUIを設計していく上で、とても参考になる知見なのでまとめてみる。
オブジェクトベースUI設計とはユーザーがやること(タスク)の手順をそのまま画面に反映させるのではなく、ユーザーの関心対象(オブジェクト)を画面とデータに対応させながら考えていく手法。
オブジェクトベースUI設計
オブジェクトベースなUI設計を学んだら視点がガラリと変わった話
同僚である@akira_motomuraにオススメされて、上野学(@manabuueno)さんのオブジェクト指向やOOUIに関する記事を読んでみたのですが、
個人的にサービスをつくる際の視点がガラリと変わったのでまとめてみたいと思います。
オブジェクトベースなUIとは?オブジェクトベースなUIとは、オブジェクト(ユーザの関心の対象物)を手がかりに操作設計されたユーザーインターフェースのことを言い
画像を並べる時に考えていること
こんにちは。minneでデザイナーをしております。sziaoreoです。
minneではデザインに作品画像を素材として使用させていただくことが多く、バナーなどでよく画像をグリッド状に並べます。
業務でそういったデザインを何度も作っているうちに、なんとなくこう考えると楽だな〜というマイルールができてきました。
この記事ではわたしが画像をグリッドで並べる時に考えていることを書いていきます。こういう
より良い体験を共にデザインしていくために、オブジェクトベースUIデザインを学んだ話
プレイドのデザイン・エンジニアリングチームにて、ソシオメディア上野さん、藤井さんを講師に招き、オブジェクトベースUIデザインのワークショップを実施いただきました。
内容について詳しくは触れられませんが、参加する前の課題意識と参加後の気付きを残しておきたいと思います。
なぜやったのかプレイドが提供している「KARTE」では、機能として提供していることが多岐にわたり、いわゆる「タスクベース」になって
UI改善のためにエンジニアに仕様を構造化してもらったら再設計がめちゃくちゃ捗った話
この記事はPLAID Advent Calendar 9日目の記事です
UI改善の前提理解、うまくできていますか?皆さんはこれまで着手してこなかった既存画面のデザイン改善をする時、どのように進めているでしょうか。
自分がプレイドで所属しているreBAISUというチームでは、タタキとして定義したスタイルガイドを旧来の画面に適用しながらUI改善する取り組みをしています。
取り組み方として、改善対
ドメインモデルからUIデザインとページレイアウトを設計した話
この記事は SmartHR Advent Calendar 2019 21日目の記事です。
こんにちは。デザイナーの@tyoys00です。
初めてAdvent Calendarに参加します。これで私も立派なIT人材です。
UIデザインってなんだろう?突然ですが、デザイナーのみなさんUIデザインしてますか?
してます?
では、UIデザインってなにをデザインすることなのでしょうか? UIデザ
「FELISSIMO RECRUITING 2021」リクルートサイトのつくりかた
Webサイトの制作方法を実例でご紹介する「Webサイトのつくりかた」シリーズの第三弾!ということで、今回は「FELISSIMO RECRUITING 2021」リクルートサイトのつくりかたをご紹介します。
01.概要
フェリシモは1965年創業の大手通販会社です。商品のほとんどがフェリシモオリジナルで、便利な日用品から一風変わったキャラクターグッズや手習いキットなど幅広くかつ数多くの商品を取り
UIデザインのカラーマネージメント環境を考える
モニターの発色性能と個体差DTPや映像の世界ではカラーマネージメント(Color Management)と呼ばれる工程が非常に重視されます。ざっくりいえば、モニターで見る「色」と、プリンタなどそのほかの装置から出力される「色」と、デジタルデータの「色」、それぞれを統一的に管理して、クリエイターが求めている「正しい色」というものを得るための仕組みです。『色なんてRGB値を合わせておけばズレることなん
もっとみるUIにおける自己帰属感と余韻について
Webサイトを作っています。山田啓太です。制作したWebサイトはポートフォリオサイトにまとめています。
この記事では具体的なUIを例に上げてそれぞれのUIを実装するときに僕が気をつけていることを書いていますが、その考えは渡邊恵太さんの著書、「融けるデザイン」の第1章〜第3章で語られている内容を非常に参考にしています。渡邉さんが独自の研究を通じて自己帰属感という単語に行き着くまでの過程も面白いので
文字のデザインが苦手なので、ちょこっと歴史を学んでみたはなし
はじめにみなさんフォント好きですか?デザインに上手く取り入れることできてますか?わたしはちょっと苦手でした。ウェブデザイナーになって会社で支給されたパソコンにはたくさんのフォントが入っているけど、どれを使えばいいのかわからない、形を覚えられない…という悩みがありました。
わからないなら勉強するしかない!ということで、本を読んだり書体デザイナーさんが登壇される勉強会に参加したりするようになりました