認知が広がりつつあるOOUI(オブジェクトベースUIデザイン)。Salesforceなど標準のデータベース構造を持っているプラットフォームだと、そもそも破綻が起きづらいのでOOUIを取り入れやすいです。開発まで見据えた画面設計の勉強にもなります。
今回はSalesforceを使って、OOUIを取り入れながら画面を考える方法を具体例を元にご紹介します。
Salesforceの標準オブジェクト
オブジェクト指向は難しい
みなさんは、UIデザインにおけるオブジェクト指向をご存知ですか?
オブジェクト指向の概念はシンプルなようで奥が深く、難しい本やガイドライン、ドキュメントを読んできちんと勉強しないと分かりづらいものです。
デザイナーの中で注目が集まっているように思いますが、デザインのバックグラウンドよりも、むしろエンジニアリングのバックグラウンドや素養がその理解には必要です。
参考
プレイドのデザイン・エンジニアリングチームにて、ソシオメディア上野さん、藤井さんを講師に招き、オブジェクトベースUIデザインのワークショップを実施いただきました。
内容について詳しくは触れられませんが、参加する前の課題意識と参加後の気付きを残しておきたいと思います。
なぜやったのか
プレイドが提供している「KARTE」では、機能として提供していることが多岐にわたり、いわゆる「タスクベース」にな
このnoteでは、弊社で開催されたワークショップにて感じたことや学んだことを新卒の目線からお伝えします。
ワークショップの概要
テーマは「正しい情報設計によるデザインプロセス」。複雑な情報を、分析、整理し、設計する考え方をワークショップを通して身につけるというものでした。講師はfreee株式会社の伊原力也さんをお招きしました。伊原さんはWebサービス、スマートフォンアプリの設計やインタラクショ
オブジェクトベースなUIデザインの考え方が近頃注目されてきています。デザイナーとしてこれと向き合うに当たって、私なりに解釈した事柄を記しておこうと思います。
オブジェクトベースのUIとは
UIデザインにオブジェクト指向の設計論を導入したものをオブジェクトベースのUI、Object-Oriented User Interfaces= OOUI などと呼ぶようです。オブジェクト指向UI、オブジェク
WEB+DB PRESS Vol.107掲載のオブジェクトベース設計によるUIデザイン改善を読んだ。デジタルなサービスのUIを設計していく上で、とても参考になる知見なのでまとめてみる。
オブジェクトベースUI設計とは
ユーザーがやること(タスク)の手順をそのまま画面に反映させるのではなく、ユーザーの関心対象(オブジェクト)を画面とデータに対応させながら考えていく手法。
オブジェクトベースUI
ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。
おかげさまで、現在結構大きめの改修案件を担当させてもらってます。
画面の数がかなり多いので、どうやって分類しようか考えています。
目次
オブジェクトベースのUI設計って?
商品→注文する=○、注文する→商品=✗
僕も危うくタスクベース脳になるところだった
①UIがわかりやすくなる
②ユーザーが好きな手順で目的を実現できる
③開発者がデ