命のやり取り 死ぬか殺すかの出世戦争

もちろん会社内の話、意図せず人気なマガジン「悪意のビジネススキル」です。
この記事は「会社の中枢に食い込み搾取を狙う労働者のため」処世術です。なので副業や危うい起業に淡い期待などせず、本業というゲームをあらゆる手段を駆使して権力や高収入や裏金を手にし私服を肥やすための記事です。労働者、転職や就活を控えた方向けの内容になっております。闇を覗きたい人もどうぞ。

■出る杭は打たれる
出世を目指すうえで必ず衝突するのは同じ志を持ったライバルです。
ポストの数は限られていますから至極当然のことなのですが、ライバルが否応無しに公然の面前で宣戦布告をしてくることもあります。その時の対処法をお伝え出来ればと思います。

■宣戦布告無しの攻撃を受ける
オフィス内、または重役が参加している会議などで時々見かける光景、または身にかかる火の粉です。この場合は殺し合いに応じ必ず破滅させるまで殺すか、尻尾を巻いて開戦前に白旗を上げ属国となるかの究極の二者一択しかありません。特に後者を選択してしまった場合は仕事で結果的に勝利したとしても名誉は永遠に失うことになるのです。戦勝国として中枢で搾取を貪る特権階級に上がる権利は二度とないでしょう。

■大義を掲げ宣戦布告をし応戦の意を示す
本来は裏工作主体の、戦術家のあなたとしては望ましくない状況ですが
演技で結構ですから喜び勇み覚悟を決めて開戦に応じましょう。
好機を待っていたぐらいの演技が周囲への信頼と協力を得やすいです。
何故なら一般大衆は判官贔屓を好み、喧嘩を売られた側の逆転劇を望んでいるからです。特に特権階級は宣戦布告をする労働者を嫌う傾向が強いです。明日は我が身なのでしょう。

■中立な立場のジャッジはないと心得る
ジャッジする決裁者は切磋琢磨して微笑ましい程度のことか、シナジー効果とか適当な理由などで、前向きな社内での競争は美徳として中立の立場を形式上は取るはずですが、まずは落ち着いて目の前のライバルだけに注視して下さい。決裁者は戦況が傾いてきてから懐柔します。

■開戦 後手の戦略
冷静に現状の置かれている戦況を分析します。なぜ宣戦布告をしたのかです。情報戦ののスタートです。この記事は最悪の事態を想定していますが、今後の参考のため3つに分けます。

■ライバルのタイプ
A:用意周到に準備が整い勝利を確信した戦略家ゼネラリスト
B:準備を整えた自己顕示欲の強い正々堂々系スペシャリスト
C:実力を見誤っている単純な馬鹿

■過小評価はしない
裏工作のスペシャリストである個人事業主の皮を被ったあなたは宣戦布告などしません。よって最も警戒すべき相手はAの正統派ビジネスマンの戦略家です。Cは論外だとして、準備を整えていたBだったとしても記事にするまでもなくここまでのマガジンをご覧の方は勝てるはずです。Aであることを想定して下さい。じゃないと戦略家のゼネラリストが描いたシナリオで負けます。

■敵国に反乱分子や子飼いを潜めているか。
戦略家であれば当然こちらが不利であるという状況を把握した上でのことです。
あなたの強みも弱みも把握しているでしょう。社内の他部署や喫煙室でのロビー活動を行い協力者がどれぐらいいそうなのかを把握します。今まで投資として散財していた飲み代のコストの回収期間です。以前仕分けた人材「やる気のない有能」を活用します。念のため記事を貼り付けますね。

■優位性を把握し特化させる
売上げ、生産性、利益。この3のうちで何が有利になっているのかを把握して下さい。全部負けてる？そんなはずは有りません。その状態で有れば戦争状態すらなっていないはずです。しっかりと数字と向かい合って下さい。勝利条件は1個をその一点においては死守しさらに伸ばすこと。2つは必要有りません。一過性であっても「やる気のない有能」の瞬発力や、期限付きではあるが「やる気がある有能」に変化し飛躍的な伸び率を見せることが可能になります。

■勝利条件のシナリオを描く
あなた無しでは再現性が難しい、その特異性が与える会社へのメリットを最大限に知らしめる必要があるからです。そして残り2つが負けていても幾らでもロジカルにケチを付けてライバルの優位性を破壊していけます。

■ゼネラリストの破壊
戦略家が描く戦争はバランス型なので売上げ、生産性、利益のうち2つを取ってるから勝てると見込み宣戦布告してきたはずです。ゼネラリストはバランス型の安定した運営を行うホワイトカラー的存在です。彼等は頭のすげ替えの効く仕組み化による組織構造を構築出来たか否かで展開し、勝利を手繰り寄せていきます。あなたは瞬間的に引き上がった一点においてスペシャリスト型マネジメントによる結果としてゼネラリスト不要論や再現性の難易度の可否について展開させる必要があります。述べた記事も念のため貼り付けておきます。

■次回
長くなってきたので、次回は売上、生産性、利益の二つを取られた場合のケチの付け方と、取った一つにおいて最大限にアピールするプレゼン、それを確実な者にする具体的裏工作を記事にします。深い理解が必要なのでマガジン「悪意のビジネススキル」をご覧頂くことをオススメ致します。

ここまでご覧頂き有難うございました、何かは得たよって有りましたらスキお願いします。気概だけやっております故に励みのガソリンが欲しいのです。
これは私のリスペクトするフォロワーさん「おこめD」さんの記事にありがちな不遇な一兵卒が勝ち上がるためにオマージュとして使わせて頂いきました。貼り付けます。