- 運営しているクリエイター
2021年11月の記事一覧
拙くても自分の言葉を紡ぐ人は自分を見失わない#55
やれリフレクションだ、セルフコーチングだと言っているが、いわゆる内省に関心があるのは、自分が苦手だと感じているからだろう。その奥にあるのは、苦手を克服したいという気持ちだ。実は振り返ることが苦手だと思っているのである。コーチングの練習に付き合ってくれた方や話したことのある方はきっとそうは思わないだろう。そう、これは僕の認知の問題なのである。
苦手だと感じさせるものにはいくつか心当たりがある。例え
正しいままではいられない#53
パスピエの「正しいままでいられない」が好きだ。毎日聴いているわけではないけど、それでも定期的に聴き直したくなる曲だ。ただ、ここ数日に関して言えば、毎日聴いている。これは何を意味するのだろうか。
正しいままではいられない
知らない景色はまだ続くけど
言えない言葉は歌にして
今を抜け出す
私が私であるために
ただその日のために
タイトルでもあり歌詞でもある「正しいままではいられない」に勇気づけられ
裸を晒すような対話#52
安心感のある対話というのは、裸を見せるようなものだ。とあるワークショップの後にふとそんなことが湧いてきた。
初めて家族以外の人に裸を見せたのはいつだろうか。そう思い返してみると一つの瞬間を思い出す。その時は兎にも角にも恥ずかしかった。でも、見せてもいいと思える安心感と、この人なら受け入れてくれるという信頼感がそこにはあったように思う。
そのような質感のある対話は、ただ本音を話せば起こるわけで
悲劇の主人公ぶるのはもうやめようか#50
現在、朝の8時8分。いつもなら出勤している時間だが勤労感謝の日ということでゆっくり起きる。いつものように白湯を飲みながら、昨夜見た夢のことを思い出す。今日記を書いているのはそんなうたかたのような言葉を残しておくためだ。
自分の人生をどう捉えているか僕は自分の人生をどこか”悲劇”として捉えている気がする。途中どんな幸せなことがあったとしても結局は報われない、悲しい物語として終わると思い込んでいる。
ただ、普通に生きたかっただけ#48
時々、大好きな漫画「東京喰種:re」16巻のこのページを思い出すことがある。
東京喰種:re 16巻より
ネタバレになるのでこのシーンの詳細については控えるが、このシーンを思い出すのは今の自分の人生に対する不満足感からきているような気がする。
ただ「普通に生きたい」なんて思いながらも、十分すぎるくらい普通な生活を送っていることに冷静になれば気づく。普通に働いて、普通にご飯食べて、普通に楽しい
ひとりで生きようと思うのは、人と生きるのが恐いから#47
今日はあまり日記を書きたくない気分だ。きっと今の気分を言葉にしたくないからなのだろう。言い換えれば、過ごしたくない時間を送ったからなのかもしれない何がそう思わせているのか少し考えてみたい。
不満の正体やりたいことはたくさんあるし、それをやれるだけの環境もある。そして、現に色々と好き勝手やっている。ただ、どれもやりきれていない感覚がある。その中途半端さが不満を生んでいるかもしれない。もっと楽しい時
助けにならない思考#46
22時32分。今日も読みたかった本の存在を頭の片隅に感じながら、ただ時間を過ごす。それはただボ〜っとしていたい自分の欲求なのかもしれない。ただ、こういう時大抵気分が落ち込む傾向にあるので、言葉にすることによって少し考えてみたい。
そんなことを考えていると、以前取り組んだ認知行動療法の本を思い出す。
そこでは、自分に関する困難な問題を助長している思考や行動のパターンとして、いくつかの認知的バイア
発達理論を学びながら#44
昨年の6月に成人発達理論というものを知ってからその魅力に取り憑かれ、本格的な講座を受けているところだ。膨大とも思えるような講義動画と講義音声にワクワクする一方で途方に暮れそうになる時もある。
そんなことをいくら言ったところで仕方がないので、非常に疲れていたが一つだけ動画をみることにした。その中で「発達理論は自分の実務に則した目的・目標設定をしてから学ぶことが大切である」という言葉から少し考えたく
全て白紙にしたくなるとき#43
なんとなく全部放り投げたくなる時がたまにある。今がそうだ。もしかするとそれはとても自然なことで、多くの人がその一時的な感情に飲み込まれないよう踏ん張っているのかもしれない。あるいは、その時の感情が実は本当の願いからくるもので、ある種の解放のサインであるのかもしれない。
意味づけするのはいつだって自分だ。どんな意味もそこに見出すことができる。結局選ぶのはいつだって自分なのだ。
最近、自分のできな
よく頑張ったと自分に言えているか?#42
11月はあっという間のスピードで過ぎ去る。気がつけばもう三分の一が終わった。必死に生きた(仕事した)証に、今すぐにでも蕩けてしまうように眠気がある。そんな中でもなぜかこの日記を書いているから不思議だ。何を求めているかはもはやわからない。自分の今を残すためにただ書いている感じだ。それ以外の理由はない、というか眠過ぎて他に考えが浮かばない。そんな眠気の中で今感じていることをつらつらと今日も書こう。